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Syl.Com.

名も無きねこに

ありがとうございます

2025-07-21 19:32:25 | わたし
記事で皆さんに声をかけるのは、何だか気恥ずかしいのですが、
コメントを下さる方々はもちろん、ブログを読んでくださっている方々に、
お礼の気持ちを伝えたいです。
支えてくださってありがとうございます。

わたしも何かの形で、いつか誰かを支えられればと思います。
ありがとうございます。
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忘れないうちに書き留めておきたい

2025-07-21 17:39:46 | わたし
深夜02:30を回ったころだったか、当直の看護師さんがわたしを起こしに来た。
呼吸が停止していて、もうダメな状態だと言われて、
クスリで寝ていたわたしも、一発で目が覚めた。

呼吸が止まっていても心臓が動いているんで、話しかければまだ通じます、
と言われてあれやこれや母に話しかけながらブログに記録を残しつつ、兄に電話した。

伝わっていたのか知る術はないが、手を握って話しかける時間があっただけ、
ありがたかったと思う。
兄はスマホの音声通話を母に聞かせてやってくれというので、母の耳元にスピーカーを当てた。

もう十二時間以上前の出来事だけれども、ついさっきだったようにも、
何日か前だったようにも思える。

わたしがわたしの感覚を取り戻せるか分からない。
今日はもう少ししたら眠った方が良さそうだ。

もう母はいない。どこにもいない。
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穴を埋められるのか分からないけれど、

2025-07-21 16:54:26 | わたし
実のところ、学生の頃からまともに読んだことのある哲学書は、
ライプニッツの『単子論』とカントの『判断力批判』くらいしかない。
いや、カミュの『シジフォスの神話』は何度か読んだけれども。

轟孝夫の『ハイデガー「存在と時間」入門』(講談社新書 2017) は
くさす向きもあるようだが、原著の『存在と時間』に取り掛かる好い手がかりだと思う。
これをあと一二回読んで、『存在と時間』を年内に読み終えようかと、
母の付き添いをしながら漠然と思っていた。

手話講座に戻るより、個人的な研究に打ち込む方がわたしにはいいかもしれない。
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ひとりきり

2025-07-21 11:53:10 | わたし
「髪の毛をもらうね」と母にひとこと断って、
皆が来る前に遺髪を一房切り取り、小瓶に詰めた。

六時半には下の兄が到着して、連れ合いさんも一緒に来てくれた。
葬儀会社に行くのにバイクで着いていくのは無理そうなので、
いったん自宅にバイクを置きに帰り、兄の車で病院に向けて出発したところ、
姉から連絡が入って、病院最寄り駅まで拾いに行くことになった。

姉を伴って病室に戻り、しばらくした所でドクターが死亡診断をしに来た。
瞳孔の収縮も無く、聴診器で呼吸の無い事も確認した。
心電図では02:44分に母の心臓は停止したそうだ。

間もなく上の兄が着き、午前九時前には兄弟全員が病室に揃った。
皆母の死に顔を見て、きれいで安らかだといっていた。

病院側の要望で葬儀社さんには09:30に病室に来てもらい、
母の遺体を乗せて葬儀社の車が病院を出た。
最後は看護師さん三人が見送ってくれた。
わたしは遠くから「ありがとうございました」と大声でお礼を言った。

葬儀の手続きは上の兄が一手に引き受けることになり、葬儀社の車に同乗していった。
下の兄と連れ合いさん、姉とわたしの四人は兄の車に乗り、
ファミレスで少しの間会食して、最寄り駅で姉をおろした。

不在配達の郵便物の受け取りが葬儀に重なってしまうとまずいので、
兄が郵便局の本局に連れて行ってくれることになった。
わたし一人で目的地までたどり着けるか、兄も気を遣ってくれたのだろう。
こんなことでホッとしているなんて、母が死んだというのに、
わたしは本当に気が小さい。エゴイストだ。

郵便物を無事受け取って兄に自宅まで送ってもらった。
ポストには先日注文した、今は亡き我が師の著作が届いていた。

わたしひとりきりになり、これから先何をしていいのか途方に暮れている。

昨夜寝る前に前歯のブリッジが取れてしまったので、
とりあえず明日は朝一で近所の歯科に着けてもらいに行く。
明後日は母の除籍などの手続きがある。上の兄と一緒に役所へ行く。

だが、その後はどうしたらいいのだろう。
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2025-07-21 05:36:49 | わたし
母が死んだというのに空腹を感じて 病院 前のコンビニでバームクーヘンを買って病室で食べた。
味もしっかりわかる。母の死がそれほどこたえてないということか。
まるきり 薄情だな。
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ひとり

2025-07-21 05:02:37 | わたし
さらにMichael Sweet のAlways There for Youと
ヘイリー ウェステンラ のアメイジンググレイス、
秋川雅史の千の風になって、
Vinnie Moore の She's only sleeping を母と聴いた。
ひとりだけの小さな音楽葬だ。
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セゴビアの演奏で

2025-07-21 04:43:31 | わたし
母が生前好きだった スペイン風 舞曲 第 5 番 を母の亡骸と一緒に聴いた。
私がもし ギターを続けていたら弾いてあげられたのにな。
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病室に戻ってきた

2025-07-21 04:19:54 | わたし
寝袋などを持って一旦家に帰った。
荷物を置いて髭を剃って戻ってきた。

今 母の亡骸の脇でコーヒーを飲んでいる。
不思議と悲しいという感情が湧いてこない。
長い間 母が徐々に死に行くのを見つめていたせいだろうと思う。

母のものなのか少し すえた匂いがする。
母の髪を一部切って 瓶に詰めた。 
遺髪だ。

兄たちが来るまでここで母の亡骸の隣にいようと思う。
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2時48分

2025-07-21 02:49:27 | わたし
看護師さんに一緒に モニターを確認してほしいと言われた。
心拍 呼吸とも0になっていた。
母は亡くなった
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呼吸が止まった

2025-07-21 02:43:54 | わたし
呼吸は完全に止まった。
心拍が20まで 弱まっている。耳は聞こえてるだろうということなので最後に話しかけている。
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