例年この時期になると咲く黄色い花。
どの種類も黄色というのも趣がある。
だが、日本に咲いていてはいけない花たち。
最初にその存在を知ったのは7年ぐらい前であろうか。
当時私が借りていた駐車場付近にも咲いていた。
母親に教えられて知った花。
5年前に名古屋のかなり有名な公園でかなり咲いていた。
きれいであるが、どことなく寂しさも感じる花。
当時父親の体調がかなり悪くなりつつある状態であったこと、しばらく泊りはもちろん、おちおち日帰りの遠出もしてはいられないという覚悟を持ち始めていた。
さて、今年は本当にあちらこちらで見かけている。
それこそ最初は堤防や幹線道路ぐらいでしかみなかったのだが・・・。
(盛土で使われた土に種が含まれていたのであろう。)
今年は様々な花が早めに咲いているにもかかわらず、その花たちはいつもと変わらない開花時期であることが不思議である。
2年前であった。
私は仕事で河川の堤防付近に来ていた。
平日がお休みであろう親子連れが「きれいだね」とせっせとお花を摘んでいた。
その楽しい思い出を「この花を摘んではいけないんですよ」という声で壊すことはできなかった。
親子連れにも花にも何の罪もない。
(当然だが、根絶やしを目的に摘むことはある。もちろん許可がいるけれども。)
さて、今年も5年前ぐらいに心を刺激する黄色い幾つかの種類の花たち。
その花の美しさと何となく感じる儚げさが心を刺激する。
若干精神的に参っているせいもあるのかと思う。
仕事で追われていること、個人的なこと。
やることはいっぱいあるけれども、今年は自分が楽しいことに力を入れて過ごすべきかと思い始めている。