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まさか日本でカルチャーショックを!

日本で技術者→中国広東省にて日本語教師→日本で技術者復帰→技術者+?
旧題名:まさか私が日本語教師に!(NO.3)

言語の比較や対照でストレス解消~

2013-05-15 22:46:27 | (中国語以外の)外国語
日本で中国語の勉強を始めたのは1992年であった。
それから2年で初級の半分ぐらいは習ったか。

当時諸事情により、21時半ぐらいに帰ってきて、風呂に入り、晩ごはんを食べ、少し勉強したら、既に24時過ぎ。
夜1時頃寝て、5時40分には起きる生活。
(ちなみに日本語教育勉強中の時は帰宅すれば23時半・・・。)
(まあ、当然以前の建設業や派遣社員で工場の品質管理をしている時代に仕事でもっと遅いことはざらにあったのだが・・・。)

その特殊な生活を送っていた92年から96年の間は、夜寝る前の30分ぐらいウイスキーや焼酎のロックをすすりながら、書店や古本屋で購入した台湾や香港の雑誌を眺めるのが、一番のストレス解消であった。

そしてどうもその時の台湾、香港の写真が見に焼き付いているらしい。
(私が中国への赴任に広東省を選んだのは、香港の文化に近いからである。)

広東省に来てから、私の趣味のひとつに「中国語南方方言の比較」が増えた。

元々日本にいる時から、広東語はけっこう勉強したし“閩南語”にも手をつけたことがあった。
そして当地に来れば、日本では聴くのが難しい客家語も聞くことができる。

(別に中国語に限らず、けっこう様々な言語に手を出している。)
(であるから、比較言語学や対照言語学への興味は高い。)

ただし、別に学者になりたくて比較しているわけではない。


最近はなぜか以前に比べて多くの客家語のドラマなどを視聴することができるようになった。
(客家語吹き替えのものを含む。)
(ただし多くは台湾のものであり、広東省梅州市のものは少ない。)
(ちなみに当地からダイレクトで台湾のテレビのサイトなどに飛ぶことは難しい。)
(また、客家語も場所によりけっこう違ったりする。しかし、私の交友関係からいえば、台湾客家電視台のドラマは広東省梅州市の方だけでなく、広東省北部のある地方の客家の方も、ほとんど同じだと言っていたことがある。)

だが、反面“閩南語”のドラマは入手しにくい。
歌ならまだしも・・・。

(現在潮州語までは手を出していない。)

それはともかく、ただ比べているだけで気持ちが落ち着く。


しかし、中国語普通話ならまだしも、他の中国語方言は話せない。
今や広東語話者と話していても、自然に口から普通話が飛び出す私・・・。


こちらの言語を比較していて同時に拾うことができるのは、やはり文化である。

台湾だけでなく、広東省や福建省であっても、場所によってはどことなく日本に似た風習があり、懐かしささえ感じる。

そして、これらの中国語南方方言と一緒に韓国語を比較してみると、これがまた楽しい~!

趣味など自分が楽しめればいいのである。
それを真剣にやろうとすれば、趣味ではなくなり、苦痛が生まれるかもしれない。
そして趣味など他の方のためにするものでもない。
見栄でするものでもない。

比較言語学や対照言語学まで発展させずに、ただ比較や対照をしているだけで私は満足。いいストレス解消法なのである。




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日本語と朝鮮語、韓国語の間

2013-04-29 23:59:21 | (中国語以外の)外国語
場所:西洋人も集まるおしゃれな飲み屋
状況:誕生日パーティー
参加者:中国人(漢民族)2人、中国人(朝鮮族)6人、日本人1人


朝鮮語母語話者で韓国語も日本語も高級通訳レベル並みに扱うことのできる中国の方に日本語で聞かれた。
「この(今 店で流れている)歌の名前はなんでしたっけ?」

私は答えた。
「(イーグルスの)ホテル・カリフォルニア」

「えっ!?」

“Hotel California”

「あぁ~ (納得!)」

ある意味、私よりもいろいろな日本語を知っているのだが、言語が朝鮮語と中国語モードになっている時に、急に日本語に切り替え、日本語で答えを聞いたので、戸惑ったようだ。

簡単に言えば、日本語と韓国語では英語外来語の発音とアクセントが変わってくることがある。



また、本日携帯電話でのチャットソフト“微信”使用時に私の名前をハングル文字で登録している朝鮮族の方にツッコんだ。
普通は発音だけを聞いていればその通りに記すであろう。
それで考えれば、彼の表記は正しい。

だが、日本と韓国の間では音の表記に約束がある。
私は私で韓国語での自分の名前の表記も譲らない。

ある意味私はそういうことに厳しすぎるかもしれない。
というより、人の名前は間違えてはいけない。

そして将来中国語と韓国語と日本語との通訳を行うことになるであろう彼にとって、日本と韓国の間のその手の約束を知ってもらわなければならない。

それは日本語教師だからではなく、言葉の教師としての自分勝手な判断・・・。




と、ある意味嫌味な日本語教師の多言語学習者がここにいる・・・・・・。



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外来語

2013-04-18 14:10:06 | (中国語以外の)外国語
先ほど、昨晩韓国KBSで放映された“IRIS 2”第19話を見た。
今晩放映されるであろう第20話が待ち遠しい。

明日の朝当地の映像サイトに(合法的に)アップされていたら、仕事をそっちのけで授業の前までに見てしまいたい心境である。
(こんないいかげんな先生ですみません・・・。)

その中国語字幕を見て気がついたのだが、やはり中国の方も韓国語の中の外来語には弱いらしい。

私たち日本語母語話者も韓国語の英語からの外来語を聞いて瞬時にわかる場合と、わからない場合がある。

だが、そこはやはり普段外来語も使っている私たちなので、中国の方よりはまだわかるように感じている。

まあ、当地の外国ドラマの中国語字幕の場合、意訳ではなくわざと違うように表記する時もあるので、一概に中国の方が韓国語の英語外来語に弱いとは言えないのだが。

ちなみに中国の日本語学習者もカタカナの言葉に弱い。
それはやはり英語読みとの発音やアクセントの違いも大きいのだが、たいていの中国の方は商品名に英語が書いてあっても、ほとんど気にしていない場合が多い。

例えば「スプライト」や“Sprite”と言って、それが“雪碧”のことだとわかる方は多くない。
(当然缶やボトルに漢字だけでなく、英語表示も記してある。)

であるので、初級の途中や中級の初めでそれらの言葉を導入しておくのだが、すぐに忘れる。
仕方なく折に触れてその話題に触れるのだが、それでも忘れる学生は多い。

これは仕方がない。

そして私たちであっても同じこと。
生活に関係がないこと、注意していないこと、興味がないことは覚えにくいのだから。




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語学の才能がないのかも・・・

2013-04-14 23:09:37 | (中国語以外の)外国語
最近多言語学習の記事はあまり記していない。
にほんブログ村の多言語学習カテゴリーは10%の設置だが、けっこう上位に入り込むことがある。

これは申し訳ないこと。
思い切ってそのカテゴリーから撤去したほうが撤退したほうがいいのかもしれない・・・と思いながら、関連記事を記しているおっちゃんがここにいる・・・。

私は英語が得意ではない。
それ以前にあまり好きではない。

ただ、語学教師であり、日本語を英語で調べたり、趣味の世界のことを英語のサイトで調べることもある。

そうは言っても、日本語能力試験で言えばN3程度の英語。
実際にはN4程度に落ちているに違いない。

ただ、高校が実業高校であり、勉強しなくても普通の成績は取れたのがいけない。
人より遅れてもぐりこんだ大学の外国語で苦労した。
といっても、私の場合英語は第二外国語。
そういうわけで、大学は第一外国語の中国語だけで卒業・・・。
英語は一年生で取得する英語の単位の半分しか取得していない・・・。

まあ、そういうこともあり、まだ社会人大学生をしているときから、独学で勉強し出した。
会社を辞めて、日本語教師の勉強を始めてからは英字新聞も購読していた。
そして中国に来るまでには一応大学非専攻の一般教養の英語力程度にはしたつもりである。

しかし、現状は・・・話せない・・・。
書けばスペルミス・・・・・・。
一ページも書けば、間違いだらけ・・・・・・・・・。

そんな私であるのだが、中国生活でバスに乗っている時など、英語思考になることがある。
そんな時にバスが停留所に停まらずに通り去ろうとした場合に、“I get off !”と出かかり、慌てて中国語普通話で“有下!”とか広東語で“有落!”と言うことになる。

補足:当地のバスは降りる所しかブザーがないため、一律料金で車掌がいない場合はまだ走っている途中で後方の降り口に移動することになる。
だが、混んでいて身動きが取れない場合は・・・。
(降り口にいても、ブザーを押さないと反応しない運転手もいるのだが、それならば日本やマカオのように各所にブザーをつけるべきである。)
(バスを走らす目的を間違えている・・・。)

しかし、問題は慌てて中国語に切り替える時に発音も声調も崩れること・・・。
実は昨日もそんな状態になった・・・・・・。

おそらく周りの乗客は「急に奇声を発したおじさんがおかしな中国語で『降ります!』と怒鳴っている・・・」と思っているであろう。

そんなチョー短いフレーズでも、とっさに言い直そうとすると、上手く言えないのだから、これを中国語の恩師が読んだら「いったいお前は何年中国に住んでいるんだい!!」と叫ぶであろう・・・。

(なぜ英語で言うのを避けているかと言えば、外国人だと知られたくないだけではない。時に西洋人が何か文句を言う時にわざと英語で言う時がある。その気持ちは私もわかる。だが、時にかなり高飛車・傲慢に聞こえることがある。私はそんなみっともないことはしたくないと思ったからである。)

実はこれ、韓国語思考の時も同じこと。
ただ幸い、私の韓国語は日本語よりは中国語とつながっているので、英語思考の時よりはまだまし。

ちなみに韓国語は初級の半分程度であり、普通に考えたら思考だとか、夢で話すこととても不思議なこと。
それなのに、時に韓国語思考の時があったり、韓国語の夢を見ることがある。
(おそらく不足分は抽象言語でカバーしていると思われる。)

だが、英語思考の時に中国語に切り替える時以上に注意していることがある。
それは中国語思考の時、とっさに日本語に切り替える時。
これは日本語教師として大問題・・・。
(かなり怪しい中国語を操っているくせに・・・。)

まあ、授業中はほとんど日本語だけで教えているので、まだいい。

ただ、その日本語の授業中でも、学生が発した中国語式日本語を瞬時に中国語で分析した直後などは日本語が崩れやすい。
そういうわけで、その場合はかなり注意して日本語を話すことにしている・・・・・。
(日本に戻って日本語をリハビリすべきかも・・・・・・。)
[普段は日本語能力試験N1(旧1級)程度までの日本語しか使っていないのも大きな原因・・・。]

ここまで記して感じる。
もしかしたら、私に語学の才能はないのかも・・・と。



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韓国語の辞書

2013-03-29 12:45:10 | (中国語以外の)外国語
韓国語学習。

辞書は当地で買ったコンパクトな“漢韓・韓漢詞典”と日本で買った『ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典』を使っている。
これは以前存在した『まさか私が多言語学習を!』の読者様であれば記憶があるかもしれない。

ただ、最近はそれだけでなくDSで“TOUCH DICTIONARY”も使っている。

どうでもいいことだが、私が中国でDSを買ったのは07年。
主に学習用ソフトを使っており、ゲームと言えば『逆転裁判』ぐらいなもの。

そのDSで『漢字そのまま DS楽引辞典』も使っているのだが、これは日本語教師の私にも充分役に立つもの。
その中の『明鏡国語辞典』だけではなく、『ジーニアス英和辞典』『ジーニアス和英辞典』も日本語を考えるうえでかなり有効だと感じる。

中国ではその“楽引辞典”の韓国語版と称されることが多い“TOUCH DICTIONARY”。

私がDSを買った時はその“TOUCH DICTIONARY”を手に入れることは簡単であった。
ただ、当時の私は韓国語に手をつけられるような状態ではなかったので・・・。

そして2011年晩秋に始めた韓国語学習。
その時に懸命に探したのだが、手に入らなかった。

ところが先日いとも簡単に入手できた。

(スマホ用の漢韓・韓漢詞典を探すという手もあるのだが、私にとってスマホは辞書ではないので。)
(古い考えですか・・・・・・。)


ちなみにこのDSにはフリーの日中・中日辞典も入れてある。

まあ、中国語と英語については、電子辞書の使用が多いのだが。




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