バリ島にて。ガルンガンの期間中、あちこちの村で、闘鶏をするために集まっている男たちを見ました。みんなかなりゆるーい感じで、ニワトリかかえて時間をつぶしています。
夕暮れ時になるとみんな集まっているのだけど、中には真昼間にやっているところもありました。
すべて、男だけです。男女不共同参画です。いいです、別に。
こういう、何かをゆるーく待つ、というような時の過ごし方って、気候のいい地方ならではという気がします。
寒い時にはとても待ってなどいられないし、寒い国の夏だったら、働くのに忙しくて、のんびりしている気分的余裕など、そうなさそうです。
ずっと前に奄美地方の島に行ったとき、海辺の集落の家々の前に、海の眺められるベンチがあって、夕方になると人が出てきてそこでビールを飲んでいた。南国&海辺っていいな、と思った。あの光景、忘れられない。
ゆるゆるした男たちの背後で、籠のニワトリたちは最期の時を待っています。
Photo/バリ島ペジェン Pejeng, Bali, Indonesia(2014年)
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