かねてから、イスラムの断食明け大祭・レバランのようすを見に行きたいと思っていた。
みんながお互いに思いやり贈り物をし合うという日。心を清らかに正しくして神に祈る日。
そう考えると、キリスト教のクリスマスもそういう日だ。
断食中に怒ったり大声を出したりしないというのは、仏教の彼岸の期間や四十九日の期間と似ている。
私は一つの宗教を熱烈に信仰しているのではないけれど、人が敬虔になり自らをかえりみて祈りを捧げるということに、最近興味を持っている。
で、レバランが今年、7月17日。
そしてバリ・ヒンドゥーのお盆みたいなものが7月15日から始まり7月25日に終わる。その前半の大事な日である7月14日、15日、16日を、昨年見損なったから、今度は見たいと思っていた。
バリで7月14~16を過ごして、17日にジャワに行くなんて、きっと無謀だろう。なにしろレバラン前後は民族大移動でそんじょそこらじゃない渋滞、ホテルは満杯で大変なことになるらしい。そもそも17日にジャワに着いても遅すぎる。前日から見なきゃ。いや、断食中のようすも経験したいから、4日ぐらい前には行きたい。
今年はどっちかを取るしかない。どっちにも行けないような予感もちょっとするが。
レバランに行くとしたらちょっと前から行かないと、目的地に行きつくことすらできないのではないかと心配だ。まあ、旅なんだから、それも見物と体験の一つとすればいいけれど。
世界がきなくさいのも気になる。
あちこちで勃発する自爆テロ。
ロシアまで、どさくさにまぎれていろいろやろうっていうのか……?
第3次世界大戦? それが冗談ではなくなるような空気が流れている。地球をつかさどる大きな神様みたいなものが怒り狂ってでもいるのだろうか。
Photo/ガルンガンの期間中の、屋敷の中の祈りの場所 バリ島ペジェン Pejeng, Bali, Indonesia(2014年)
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