今CSで放送されている、スペインの歴史時代ドラマ「イサベル」、なかなかいいと思う。
好きで、毎回見ている。
カメラのまわし方がいいし、風景の撮り方も美術的である。美しい。
内容もいい。
歴史ドラマなので、王室世継ぎ争いや、それに伴う臣下の権利闘争、他国との争いもあるが、中国・韓国もののようにギャㅡギャㅡ喚かず静かなものである。
いうなれば、物語全体が「静」のトㅡンでできているのである。
「イサベル」の前に放送されていた、トルコの歴史時代ドラマ「オスマン帝国外伝」もよかった。
やはり、カメラのまわし方がいいし、風景の撮り方も美術的である。美しい。
内容もいい。
こちらも、皇帝の臣下たちの権利をめぐる争い、後宮での后たち、そして、それぞれの女官たちの争い、他国との関係が描かれているが、やはり、中国・韓国もののようにギャㅡギャㅡ喚かず静かである。
さらにもう一つ、中国韓国ものとの大きな違いがある。
それは、後宮の争いの中で生きる、それぞれの后たちの心中の切なさが、見ているこちら側に伝わってくるのである。
この部分(心中の切なさが、見ているこちら側に伝わってくる)は、日本の歴史ドラマ(武家政治であっても)にも共通する。
これは、中国韓国の歴史ドラマには無いものである。
「オスマン帝国外伝」のシㅡズン2を早く見たい。(ワクワク
中国韓国の歴史時代ドラマは、もうウンザリだ!
見ていても全然、こちらの胸に来ない!
嫌な気分になるだけだ!
「天地人」までのNHK大河ドラマは、本当に良い。
なにより、見ていて落ち着く。
「そう、これが日本なんだ。」
昭和40年代(子供の頃)から大河を見ている者の目はごまかせない。今の大河は朝鮮化している。