色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<08.Aug 2010 Sun>

2010-08-08 | 富良野・美瑛

富田ファーム

今日はスバルでオイル交換などの簡単な整備をしてもらったあと
時間があったので、富田ファームへ


この混んでる時期にわざわざと思ったのですが、
行ってみると、普段は閉めている店も全部開いていて、
なんと2時間近く、ぶらぶらと楽しく過ごしてしまいました。

カフェで豆サラダなど、軽食を食べました。
隣の父娘の親子が、展望のよいカウンター席に座っていました。
父親が席をはずしたときに、別の家族連れが来ました。
先の父親は、「そこ、とってるんです。」と言うと、
後から来た家族連れの父親は、
「だったら、わかるようにしておけよ」と
ぼそっと文句を言いました。

先の父親は、小さな声で娘に、「ちゃんと言わなきゃダメでしょ。」と言いきかせていました。
でも、その席は、私が使っていて、商品が出来たので取りに行った隙に取られちゃった場所でした。
わかるようにしていなかったのだから、仕方ないと思います。

また、その父親は2人で車中泊で旅行でもしているのか、
「毎日、ラーメンとおにぎりだけだよね。パパが何十年も前に来た時はね・・・」
と、昔話をずっとしています。
頭に鉢巻をして、少し長髪の、一眼レフ首から下げた、いかにも・・・、って感じのお父さんです。
その間、娘さんは何も飲まず、何も食べず、あまり喋らず、
父親は小さな声で昔話を続けながらラベンダーカルピスを飲んでいました。
優しい父親なのだと思いますが、それで娘さんにとっていいのかなあ・・・。
余計なお世話なので、心の中だけで、ぼそっと、
ちょっと違うような気がするなあ。


ラベンダーの花は終わってしまっていますが、その他のいろんな花が咲いています。

夜は大好きな山の温泉でした。

どこに座ろうかと考えながら、ほんの数分、岩の上に座っていると、じっと見ている女性がいました。
移動すると、その場所に座ったので、席が空くのを待っていたのかな?
早くどいてくれないかなあ、という視線だったのかもしれません。

先生らしき女性が、露天風呂で生徒に話をしていました。
穏やかな声でお話を続けていて、生徒さんは周りを取り囲んで話を聞いています。
でも、それが結構、長時間になっていて・・・、その湯船は占領状態。
また、話が終わったあと、残った一人の生徒が、
「何を話しているのか、よく聴こえなかった。」と。
場所が場所なので、大きな声で話をされても困るんですけどね。

自分では気づかないうちに、ある人にとっては迷惑だと思われるような事をしている場合もあると思います。
人は、同じものを見ても感じ方はそれぞれで、気分にも左右されるでしょうし、信頼関係や立場によって
同じ事をしても、捉え方は大きく異なります。

だから何かを始めようとするとき、全ての人に納得してもらわなきゃ、なんて頑張りすぎないで良いと思います。
文句を言う人は、何をしたって文句を言います。
そんな時は、勉強勉強、と反面教師にして、自分は人を思いやれる人になれるよう、そちらを頑張りましょう。
少しであれば「迷惑だわ」と思うような人が周囲にいても、やっぱり自分が正しいと信じる道を
進むのが良いように思えます。
そうでないと、前に進めませんよね。
コメント
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