RE０５０の雑感を書き残してみる。

皆さん、こんばんは。

もはやユーザー間で語り尽くされた感のあるタイヤですが、程なく装着するタイヤ及びＰＳ２と比較するために雑感を書き残しておこうと思います。

ＢＳが渾身の作と謳うハイグリップ・タイヤ。
３セット目となったこのタイヤはどうだったのでしょうか。
今回も項目別に見ていきましょう。

注：以下は個人的な感想であり、私はただのクルマ好きです。
ご覧の方が必ずしもこの感想文通りの印象を持たれるとは限りません。

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＜評価＞（１０点満点方式）

○ドライ・グリップ：１０

謳い文句通りの素晴らしいグリップ力です。
特筆する点は、それが冷寒時でも実現できる点。
どこでもオンザレール感覚でピタッと回っていける感覚があります。
以前の記事でＰＳ２のグリップを９点と評価しましたが、それはタイヤが温まって最高のパフォーマンスを発揮出来たときのものです。
従って、よほど無茶をやらない限りとっちらかったりしません。
私のようなヘタクソには、より安全に走ることのできるツールでした。

○ウェット・グリップ：１０

一般的にはスポーツタイヤはウェットが苦手とされています。
ですが、このタイヤはここの性能が秀逸なのです。
土砂降りの高速だろうが、コーナー途中の水溜りだろうが、何の不安もなく走り抜けることができました。
そして、この印象はボーズ一歩手前まで持つことが出来たのです。
実際に走ってみてＰＳ２との差を感じたのは、この項目だと思います。

○ロード・ノイズ：７

個人的な嗜好として、グリップがあればその他は多少犠牲になっても良いと思っています。
コンフォート性能やドライブ環境をより重視するのであれば、評価をマイナス１として考えても良いでしょう。
ＰＳ２を履いていた時よりも同乗者との会話のヴォリュームレベルが上がったのは確かです。
雨天時の水切り音はそれほどでもありませんが、高速巡航時はやや耳につく高周波の音が気になりました。

○コンフォート性能：７

はっきりと硬い乗り心地だと感じ取れます。
重量が嵩んでいるというのは本当なのでしょうか。
懐の深いアルピナのサスでさえ、時にややバタつき気味に感じられることがあります。
クーペということもあり、私自身はあまりリアシートに乗ることがないのですが、同乗者から「前より乗り心地悪くなったね」と言われた事がありました。
その辺を気にされる方はよく考える必要があると思われます。
また、乗り心地の劣化具合は５部山で何とか我慢できる範囲といったところでしょうか。
その後はドシンバタンといった感じです。
ただ、不思議なもので・・・この状態で１００キロも走ると慣れてしまいます。
人間の適応能力って凄いですね。（笑）

○耐摩耗性：６

聞くところによると、このタイヤは保ちが良いということらしいのですが。
私の場合は１３０００キロ弱で交換と相成りました。
峠ばかりアホみたいに走っているからいけないのでしょうか。
よし、これからは高速も峠もチンタラ走るぞ！

・・・・・・ゴメンナサイ嘘つきました。（涙）

○コストパフォーマンス：７．５

国産タイヤではいっとう高いプライス・タグをつけているＢＳ。
しかし性能の素晴らしさを鑑みれば、この値段は納得できるものだと言えるでしょう。（絶対的には高価なのは間違いありませんが）
蛇足ですが、高速や街中での使用が多い方であれば当然ライフも長いでしょうし、もう少しコストパフォーマンスが良いと思われます。

総合評価：７．９２

以上６項目の平均値です。
驚いたことにＰＳ２よりも平均値では劣ってしまいました。
個人的には彼のタイヤよりも断然好印象なのですが・・・。
これで価格が１０％程安価であれば、ガラッと違う結果となったことでしょう。

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思っていたよりも評価点に繋がらなかった０５０。
主に乗り心地等の運転環境での失点が多かったように思います。
私もそうですが、主に一人で走る方であればこれらの点は考慮しなくてもよくなるのでＰＳ２との立場は入れ替わるでしょう。
自分の使用環境や嗜好に合うのであれば、一度は試してみるのも良いと思います。
正直、原油価格高騰による値上がりがなければ次もこのタイヤにしていたでしょう。

次のタイヤは週末届きます。
どんなフィーリングなのか、楽しみでなりません。
いずれにせよ、より楽しいドライビングであることを願うものです。。