19blues

働くアラフォー別居婚女子の日常

ちょっと語り口調が違うんですが

2006年08月16日 | ボランティア
 
 今日のボランティアは畳屋ママが用事で来れなく
 行ってみたらオヨひとり。
 
 
 
 
 初診受付の近くで案内をしているオヨ。
 
 
 ※初診受付…看護士2名(途中から院長もくる)が待機し、
          どこの科に行ったらいいのか分からない患者さんの
          対応を行っている。
 





 この初診受付の看護士さんは本当に大変そうで
 必要最低限の優しさ。 
 
 
 きっと
 ”今日こそは笑顔で”って思っても
 いつの間にか忙殺されてるのだと思う。 
 
 
 だからそんな彼女らの
 網からもれた患者さんはオヨが救う。 
 
 
                 
 これはボランティアしかできないことだと思う。 
 
 
 
 
  
 
 
 さて、息子と母親が来た。
 母親は足が固まっていて視力も弱く車椅子に乗っている。
 
 
 
 その息子に母親のトイレの補助をして欲しいと頼まれた。 
 その息子は「女じゃないから分からない」という。 
 
 
 
 なんという息子だと思った。
 それで介護をした気になっているのか。
 いつもは奥さんに任せっぱなしの気がした。
 
 
 
 オヨも分かるはずがないが、
 なんとか体を持ち上げ便器に移動させる。 
 
 
 
  
 ここで思ったことは、
 私たちが当たり前のようにできること、通じることも
 高齢者にとってはそうではないということだ。
  
 
 オヨは核家族なのでそういったことに今更気付く。
 
 
  
 
 
 たとえば、用をたし終わってズボンをあげ
 車椅子に座らせようとする、
 そのときに
 
 
 これから車椅子に移動しますから
 まずは右足を前に少し動かしてくださいね。 
 
 
 
 という動作の説明を詳細にしないと通じないのだ。 
 20歳になって初めて知った経験である。
 

  
 
 
 10分ほどの出来事だったが
 自分ひとりでは大変であった。 
 
 
 やっぱり誰かの優しさってみんな欲しいよ。