重松清さんの本です。
学校の図書館から借りてきて読みました。
んー、
重松さんの本は
30代後半、40代になってまた読みたいと
いつも思わせてくれる。
主人公の男性とその家族、会社での位置、今後・いままでの人生
といったことが含まれているんだよね。
さて、この「カシオペアの丘で」
という今年発行された本は
トシ、シュン、ミッチョ、ユウちゃんの4人の
幼馴染がカシオペアの丘で再会する話。
4人の中で紅一点のミッチョを
3人は好きだった。
それぞれの人生模様が丁寧に書かれていて
ずっしりじーんとくる本です。
中でもおよはシュンが息子に対して
「(親の前で泣ける子というのは幸せなのかもしれない)」と
思うシーンがあるのですが
これに同感しました。
どっぷり素直に甘えられる関係があることは
すごく幸せなことだと思う。
いじめで自殺してく子どもというのは
多分、親の前では泣けないのではないでしょうか
先日読んだ河本さんの「一人二役」でも書かれていましたが
彼は母親が離婚して以来、強く生きてきた様子が伺え
どっぷりと泣けることはできなかったんだろうなぁ。
と思った。
ちなみに
オヨが記憶にある中で
一番最近、親の前でどっぷり泣いたことは
5月の就職活動で面接に落ちたとき。
駄々をこねわんわん泣いたね。
後日、オヨパに
「あんまりお母さんを困らせるんじゃないぞ」と
諭されたのでした笑