不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Da non perdere

2005-08-20 02:44:49 | 日記・エッセイ・コラム
Honda Sweet Mission
フィレンツェをリサーチした一週間。
ラジオ番組の収録って楽しかったです。
私は自分の声があまり好きじゃないの。
朝からこんな声を聞いていただいた皆様に大感謝。
あちこちから「早口」というコメントをいただきました。
本人は普通に喋っているつもりですが
焦っていたのかも?!
短い時間に大量の情報を
言葉で発するのは難しいことですね。
いろんな意味で勉強になりました。
いい経験だったなぁ。

で、この番組コーナーからプレゼント。
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会付属薬局のポプリ。
これすごくいい香りです。
一度使ったら絶対忘れられない香り。
結構値段もはりますが、長持ちするので
私も好きで使っています。
このポプリを芳香剤として置いているブランドショップも
フィレンツェには結構あるので、
そういうお店に入った瞬間に
「あのポプリ!」とすぐにわかるくらいオリジナル。

このポプリにジローラモさんたちのメッセージがついて
60名様にプレゼント
これは逃す手はないですよ。

ちなみにフィレンツェの本店は8月21日まで夏季休業中。
残念ながら今週中はフィレンツェで購入できません。

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Ballare e ballare

2005-08-19 02:25:00 | 日記・エッセイ・コラム
Honda Sweet Mission
今週はフィレンツェをリサーチ!
上記番組サイトのMission&Reportsから
レポートの確認ができます。
ラジオ番組コーナー連動ブログ
ジローラモさんの不思議な日本語が愉快!

番組連動ブログとはまったく別に
私がこっちで勝手に個人的に連動させています。
放送一日目:ジェラートの話
放送二日目:ウェディングの流行
放送三日目:野外映画館
放送四日目:フェスティヴァル・バール2005

Honda Sweet Mission、フィレンツェからの最後のレポート。
放送5日目は熱いダンス・ヴェントレについて。

私はリズム感がない上、
ステップというものがちゃんと覚えられない。
ラジオ体操だって覚えるのに一苦労なのだ。
だから複雑なダンスなんて最初から諦めている。

そんな私がこのテーマでラジオでお話しするとは…。


イタリア人は食べるのも歌うのも踊るのも大好き。

友人に誘われると本当にたまぁに出かけるディスコ。
イタリア人の若者がうやうやいますが、
中に結構な年配の方々もいて驚きます。
がんがんの音楽に合わせてみんなが同じような振り付けで
揃って踊っている景色を客観的に観察していると
「小学校の体育の授業」を思い出します。
強制的に同じ動きをさせられているような・・・。
実際は日本の小学生と違って
踊るイタリア人は積極的に同じ動きをしているわけですが。
でも、なんか体育の授業な感じがするのは
みんながあまりに健康的だからなのかしら?

みんなどこでそんな振り付けを覚えるのかなぁと思うのですが
もちろん最初はビデオクリップで見たり、ディスコでナマで見たり。
そうして動物的勘でどんどん学習していくわけですね。

ジムやダンススクールもどんどん増えていて、人気。
ユーロ導入後、物価激変が起きたイタリア。
いろんなところで節約している人が多いわりに
ジムやダンススクールへの投資は
惜しまないという人もかなりいます。
そういうところできちんと習う人は
さすがにうっとりするようなきれいなフォームで踊っています。

でもお金をかけずにダンスを習得する方法もあり。
自宅でみんなで踊って教えあう。これに尽きます。
それぞれが夜な夜なディスコに通っているので
少しづつ覚えてきては音合わせしながら
ステップや手の動きをあぁでもないこうでもない・・・。
真夜中まで大賑わいのパーティーではよくある光景。
そうやってみんな我流でも
ある程度「様になるステップ」を習得して
ディスコで披露するわけですね。

先週、フェッラゴースト(8月15日:聖母被昇天祭)の前日。
うちの中庭をはさんで向こう側の一室がやたら賑やかでした。
休み前だったので、きっとパーティーしているのだろうなぁと
特別不快にも思わず流れてくる音楽を聴いていたのでした。
私がベッドに入った時間でもかなりの盛り上がり方。
大音量のダンスミュージックが中庭に反響していましたが
それでも気にせず眠りに落ち…。
明け方4時半過ぎ。
おやじの大きな怒鳴り声で覚醒。
なんだろうと思って聞いていると、
そのダンスミュージックのボリュームを落とせといっている。
しかし盛り上がりまくりの若者は聞く耳もたず。
(たぶんおやじの叫び声なんて聞こえなかったのだろうな)

まぁいいじゃん。
夏の休日前くらい騒がせてあげたらと思う私。
というか、
その大音量のダンスミュージックがBGMでも眠れた私の
安眠妨害したおやじの声のほうが私には迷惑だわっ。

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Festivalbar 2005

2005-08-18 01:36:00 | 日記・エッセイ・コラム
Honda Sweet Mission
今週はフィレンツェをリサーチ!
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ジローラモさんの不思議な日本語が愉快!

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私がこっちで勝手に個人的に連動させています。
放送一日目:ジェラートの話
放送二日目:ウェディングの流行
放送三日目:野外映画館


そして放送四日目。
とうとう本人登場でフェスティヴァル・バール2005の話。


夏のイタリアの音楽シーン。
バカンス先でも閑散とした街の中でも
きっとみんなが聞いている楽曲は同じ。

ラジオからも同じ曲がエンドレス状態で流れてくる。
興味がなくてもどうしてもサビの部分は覚えてしまって
ついつい鼻歌うたっちゃたり。

アーティストのほうでも
冬のサンレモ音楽祭か
夏のフェスティヴァルバールの時期に合わせて
楽曲の制作をしているような雰囲気を感じさせる。
この時期に売り出して
フェスティヴァルバールのコンピレーションに入れてしまえば
ヒットは8割がた保障されたようなもの。

夏の夜を熱く焦がすような
オムニバスの野外ライブが敢行され
ライブ会場となる都市やその近辺に住む人は
すっごく安い価格でチケットを手に入れて
ライブ演奏を堪能できるのも魅力。
今年の会場は
Torino(トリノ)、Viterbo(ヴィテルボ)、
Arezzo(アレッツォ)、Verona(ヴェローナ)。

数年前フィレンツェにフェスティヴァルバールが来たときには
友人とサンタ・クローチェ広場まで見に出かけた。
座席指定のない、こういう催し物にありがちな
「ちびっ子は人の頭しか見えない」状況で
あまり楽しめなかったような記憶が・・・。
でもイタリア人の熱狂ぶりを観るのも面白いかなぁと。
みんな完璧に歌詞を覚えてて熱唱!
アーティスト本人より熱唱!
すごいな、イタリア。


今年の夏の私の中のヒット曲。
右の楽曲タイトルにリンクのあるものは視聴可。
Nek - Lascia che io sia 思わず携帯着メロに設定
Simone - Quando sei ragazzo
Le Vibrazioni - Angelica
Simone Cristicchi - Vorrei cantare come Biagio
Laura Pausini - Come se non fosse mai stato amore
Elisa - Una poesia anche per te
Anggun - Undress me
Daddy Yankee - Gasolina
L'Aura - Radio Star


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L'eta della Maturita'

2005-08-18 00:03:00 | 日記・エッセイ・コラム
「不惑の吉川」
40歳のバースディ。

この人がこの日に生まれずにいたら
私がイタリアに来ることもなかったでしょう。

やりたいことも
なりたい自分も見定まっていなかったあの頃。
ただ、行きたい場所だけは決まっていた。

それで、そんなのでいいのかもと最近は思う。

「世界中の誰よりもきっと何もかもなっちゃいないけど」
それでも毎日自分らしく生きていけるなら。
等身大の自分のペースで生きることは
とってもカッコいいのだと
教えてくれたのも、やっぱりこの人だった。



無敵の吉川
不惑の吉川

こんな素敵な40歳なら
年を重ねるのもいやじゃない。

k2_08182005
*写真はオフィシャルサイトより拝借

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Cinema Sotto le Stelle

2005-08-17 02:31:43 | 日記・エッセイ・コラム
Honda Sweet Mission
今週はフィレンツェをリサーチ!
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放送二日目:ウェディングの流行


放送三日目は私の親友可愛いジュエリーアーティストのレポートで
野外映画館の巻!


フィレンツェ郊外に近年立て続けにできた
大型シネコンを除いては
街中の映画館はどこもかしこも「夏季休業」!
8月末にならないとみんな戻ってきません。
イタリア中がこの調子なので
夏に公開の映画も秋に回されちゃったりします。


しかし野外映画館という強い味方が!

ヴァカンスに行かず、街に残る人々の憩いの場。
星空の下、天然クーラーで観ることができるので
野外映画館はこの上なく快適。
イタリアは日中の日差しが強いのですごく暑いけれど
いったん日が落ちるとすっと涼気がやってくる。
だから外に居ると肌寒いほどなので。
今年は蚊も少ないし、快適快適。

一年分の映画のなかから大当たりしたものを選りすぐって
日替わりで上映するので、見逃した映画をじっくり観たり
一回ロードショーで観たけれど、
再度感動したいなんてときにはもってこい。
それに8月半ば過ぎには
秋冬公開の映画の先行上映もあるのでお得。

フィレンツェにはあちこちに野外映画館があって
それぞれ違うプログラムで上映しているので
観たい映画と自分の都合を簡単に合わせることができます。
ただ上映開始時刻は21:30。
ちょっと長い映画だと真夜中越えてしまうので、
遠くの野外映画館だと帰りのバスがなくなります。

昨年は中央駅のすぐ裏手に会場があったので
毎日のように通うつもりで映画定期券まで買った私。
今年はその会場がオープンしなかったので
ちょっと足を伸ばして、アルノ川向こうにある
山のふもとの木々に囲まれた会場へ通ってます。
こっちは通しの定期券のような割引がないのでちょっと残念。
でも我が家からなら歩いていけるし
帰りのバスの心配は要らない。

その会場はChiardiluna(月明かり)なんて洒落た名前ですが
スクリーン向かって右手が鬱蒼と木の茂る山。

暗闇苦手な心臓小さい私には怖いのです。

先日はそんなシチュエーションで
ホラーものなんか見てしまい最悪。
観た映画はThe Amityville Horror
通常の劇場で見たらさほど怖くないはず・・・。
コメントは控えておきます。思い出したくないので。
B級ホラーだと思います。落ち着いて考えると。

そして昨夜はNella Mente del Serial Killer - Mindhunters
このサスペンスものも
通常ロードショーで観たら、そんなに怖くないはず・・・。
なんとなく途中で犯人に当たりがつくので
期待していたよりは出来悪し。
でも結構複雑でした。

こういうタイプの作品に関してはすごい臨場感と
過剰な特殊効果が期待できるのも野外映画館ならでは。

野外だけにワンコも入場可。
おとなしく飼い主の膝の上もしくはいすの下で一緒に映画鑑賞。
オープンエリアだからタバコも吸い放題だし
併設のバールで買い込んだアイス食べたりビール飲んだり。
自分の家のリビングに居るようにくつろぐイタリア人。
そういう雰囲気も夏の夜の楽しいひと時に
欠かせないスパイスかも。


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