不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Il Giardino d'Iris

2005-05-15 15:30:29 | まち歩き
フィレンツェを見下ろす有名な展望。
ミケランジェロ広場。
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この広場の付近に「アヤメ庭園」があるはず。
10年暮らしていて一回も行ったことがない。
ここ数日、天気もいいせいもあってどうしてもそこへ行きたい。

実は金曜日に一回チャレンジ。
結局見つけられず(爆)
同じくミケランジェロ広場の下にある「バラ園」に行った。
バラ園には日光浴を楽しむ人日がごろごろ。
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眺めもいい。
なので、これはこれで気に入った。
しかし、目的を果たすまでは夜も眠れない(笑)。

リベンジをかけた日曜日(そんなたいしたものじゃない)。
よぉく確認してみたら
ミケランジェロ広場の張り出しの東側にあるらしいことが判明。
(因みにバラ園は北西側)
ということで、東側から歩いて上ってせめて行くことに。
ありました。
g_iris14
ひっそりとした入口(笑)
キャンプ場とミケランジェロ広場の間に広がる庭園。

050515_1522.jpg

5月が季節とはいえ、ここ数日の暑さで
満開を過ぎている感のある花々。
でもきれい。
ただしオリーブの木々の間に咲いているのは
アヤメばっかりなので
そう長く堪能していても飽きます(笑)。
g_iris10
なんかイベントがあれば楽しいのに。

この庭園の構想は1954年に生まれたもので
毎年行われるアヤメ国際コンクールのために
設営されたのが始まり。
実際今年も5月20日までは
この国際コンクールとの兼ね合いで
無料入場できるようになっています。
フィレンツェは紋章にIrisをかたどっていることもあり
(白地に赤のアヤメの花マーク)
ここにあるのが当然といえば当然の庭園。

設営当初の担当建築家はG.Zettiで1957年5月に完成。
1954年から1957年の間に世界各国の生産者から
たくさんの種類が寄贈・贈呈され
現在も相当数の花種が咲き誇っています。

1967年に庭園の下方に小さな池が新たに設営され
日本とルイジアナからの水生種のコーナーが作られました。
日本の花菖蒲は
もうこの時期に花をつけていなかったので、見られず。.
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アヤメの種類って結構あるのですね。
しかもこの庭園にあるのは
どれも国際コンクールで受賞できるような
「つわもの」ばかり。
見応えはあります。

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花に囲まれて
いい香りの日曜日。

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ドメイン取得後改装中



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おお~~。 (leo)
2005-05-15 21:44:38
おお~~。
とうとう見つけましたか!!
見ると行きたくなるぅ。
返信する
>leoさま (albero4)
2005-05-16 01:04:21
>leoさま
きれいだったよ。
結構広いので、全部は見ていないんだけどね。
アイリスばっかりだと飽きちゃう(笑)。
返信する
こんないいとこあったのですねぇ。 (kiyomina)
2005-05-17 03:19:33
こんないいとこあったのですねぇ。
フィレンツェって意外と広いからねぇ。
そうそう、うちの妹は果てしなく広かった「ボーボリ庭園」のことを「ボーボリ山」と呼びます。
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