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「トワイライトゾーン/超次元の体験」を見ました(ネタバレ)

2013-09-17 11:00:33 | 映画

最近、ミステリーゾーンの本+DVDが出てCMなどもやっています。そんなミステリーゾーン(英語ではトワイライトゾーン)の中でもオムニバス形式で映画化された話が秀逸。思わずDVDを購入してしまいました。

第1話:TIME OUT(ジョン・ランディス監督)

ジョン・ランディス監督というとマイケルジャクソンのスリラーが有名ですね。

ビックモロー(COMBAT!のサンダース軍曹)がビルコナーという人種差別主義者を主演。偏見の塊で、自分の出世できないことなどをすべてユダヤ人や黒人のせいだと酒場で仲間に愚痴を言う。周りの人からも「やめろ」と怒られていた彼は気分を害して酒場を一歩出ると、そこはナチスドイツの街角。彼はユダヤ人だとしナチに追いつめられる=差別される側に。最後彼はつかまって、収容所に連れて行かれる列車の中。そこから、外を見ると現実世界にいるさっきまで一緒に飲んでいる仲間が店から出てきた。「助けて」というがそれは聞こえない。。本作品はいろいろいわくつきで、最後が若干尻切れトンボなのは、ヘリコプターの事故でビックモローや子役の子たちが死亡してしまう事故が起こってしまったため。ビックモローは本作品をきっかけにまた再起しようとしていたというから残念。。

第2話:KICK THE CAN(スティーブン・スピルバーグ監督)

老人ホームに住んでいる生きる希望も楽しみもない老人たちが、真夜中の缶けりで、子供の姿に戻り、ダンスしたり木に登ったり。ただ、彼らは子供に戻りたいのではなくて、子供のときのような、心(喜び、笑い、遊び、、)を取り戻したかっただけ。それを思い出し、翌日からいきいきと老人ホームでの生活を営む、ちょっとあったかい話。スピルバーグらしいかな。

第3話:IT'S A GOOD LIFE(ジョー・ダンテ監督)

教師ヘレンが偶然会った子供アンソニーは変わった子。家に行くと、家族も奇妙。アンソニーがすべてをコントロールしているような。実は、アンソニーは思ったことを現実にしてしまえる超能力少年。家族と思われていた人たちも実はアンソニーが家族として連れてきた人たち。実はアンソニーもかわいそうな子。自分を理解してくれる人がいなくて、わがままに勝手に力を使っている。ヘレンはその力をコントロールしていこうと諭し、二人は一緒に旅立っていく。

第4話:NIGHT MARE AT 20,000 FEET(ジョージ・ミラー監督)

飛行機の中。バレンタイン氏は、飛行機が苦手な男性で、雷雨の悪天候の中の飛行は不安で落着けない様子。そんな彼は窓の外に異様なものを見る。人(怪物?)がいて、飛行機のエンジンを壊しにかかっている。バレンタイン氏は絶叫しみんなにいうが、信じないし、みんなが外を見たときは何もいない。そもそも、2万フィートで人が生きているわけもなし。。が、再度見るとまた・・!!飛行機は悪天候で大きく揺れて酸素ボンベがすべりだしてきた。バレンタイン氏はそれを取り上げ窓を割り、保安官の拳銃でその怪物を撃ち始め、滑走路が見えてきたところで怪物は大空に去って行った。。地上に降りると、バレンタイン氏は精神異常として救急車に乗せられる。一方、飛行機を見た整備士は機体を見て驚く。雷のせいだけとは思えない、傷や破壊が無数にあり、いったい何が起こっていたのかといぶかしむ。。。

この話は最高に面白い。ミステリーゾーンらしい。どうもTV放映されたミステリーゾーンのオリジナルをもとに映画化したものらしい。秀逸な作品。

1983年の作品とういことですが、時間の流れを感じさせない現在見ても面白い超時空の作品。一見です。

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