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山田和史「さんだあず」がM-1グランプリ準決勝進出でNHKを退職させられたことについて

2005-12-15 00:43:00 | つぶやき

NHKの職員が退職してお笑いの活動に入るらしい。

こちらのニュースです。

自分はこの番組についてもNHKをやめた山田という人についても全く知らないのだが、芸能活動と仕事を両立させていた人が民間企業に20年ぐらい前にいたはずでそれと比べてNHKはちょっと厳しすぎるような気がしたのであえて書きたい。

このニュースでまずよく分からないののはどうもこの人は「M-1グランプリ」というお笑いのオーディションみたいな番組にでたらしいが、これが民放の番組であるらしいことだ。そして以下のくだりは特に疑問に感じる。

上層部からは「NHK職員として準決勝に出ることは許されない。もし出るなら、処分の対象になる」とくぎを刺されたが、「それならば…」と準決勝出場をとった。

この人はM-1グランプリは第一回から出ていたらしいのだが、どうも準決勝に出ることは許されないとかかれているところをみると、それまでは黙認していたということであろうか。

いわゆる服務規程などでよその局の番組に出演することなどに関して規定はなかったのだろうか。

もっともそれが宣伝になることもあるだろうから、許可を得ればいいということなのかもしれない。

しかしいずれにせよ今まではあまり目くじらを立てられてはいなかったようであるところをみると、もしかしたらそんないいとこまでは行かないだろうから大目にみようということだったのかもしれない。

でもこれは勝ち進んでいけば準決勝に出たり優勝する可能性もあるわけだから今まで民放の番組に参加することを大目に見ていて準決勝に出るならやめてもらわなければ困ると言うのもなんだかおかしな話に思えてならない。

この人はどうも受信料の話題もネタにしていたらしいのでそういったことも関係あるのかも知れないが、いずれにせよ今まで仕事をしながら漫才も頑張ってきたのだから、ちょっとNHKも厳しすぎるような気もする。

少なくとも最終的な結果を見るまでは退職を迫るようなことはしないでむしろ応援するぐらいのことをしたらNHKのイメージアップにつながったのではないか。

もしいい結果が出て、漫才の活動に本腰を入れるとしても、できればせめて1年ぐらい休職扱いにしてどうも駄目だったらまた戻れるぐらいの措置をしてほしいものだと思う。

これを留学などと比較するのは次元が違うかもしれないが、NHKの職員でも採用されてから留学して学位を取得している人もたしかいたはずだ。

それは記者の人で国際関係の分野の人が何人かそういう人がいたと思うのだが、漫才の活動にしてもきっと仕事に役立つはずだしもうちょっと違う対応がNHKにできなかったのかと残念だ。