秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

草食種の書 首鳴竜 リモセトス

2024-01-17 13:40:57 | 草食種










「首鳴竜」
リモセトス
Larinoth
草食種
竜盤目 奇首亜目 首鳴竜上科 リモセトス科
全長約2151.9cm
・狩猟地
古代林
・概要、特徴
古代林にのみ生息が確認されている草食種モンスター。
緑褐色の体色と長大な首と棍棒状の尻尾、そして草食種の中では最大級の巨躯が特徴。
長い首を立たせ、頭を持ち上げた体勢を基本としているため、体高に関しては並みいる大型モンスターをも大きく上回る。
頭頂部にあるコブは発声器官であり、鳴き声をこの中で反響させることで広範囲に響かせ、仲間とコミュニケーションを取る。
このことから、ギルドからは「首鳴竜(くびなりりゅう)」と通称される。
・生態
巨体を維持するために食欲は旺盛で、常に飲食する姿が確認されている。
基本的には温厚だが、食事の邪魔をされたり群れを脅かす者には容赦せず、敵と看做せば群れ全体が攻撃にうって出る場合もある。
悪臭を激しく嫌い、こやし玉をぶつけられると怒り荒ぶる様子が確認されている。
大型モンスターに匹敵する巨躯を誇る草食竜だが、古代林に生息するディノバルドを初めとした強大な肉食モンスターには主要な獲物として狙われており、捕食されたリモセトスの死骸は島のあちこちで見掛けることができる。





・食性
草食性。
特に古代木の実や深睡蓮の根が好物で、長い首はどんなに高い位置に実る古代木の実にも届く。
・危険度、戦闘能力
基本的には大人しいため、危険度は極めて低いが、仲間を傷付けられたり食事の邪魔をされれば、巨体を活かした体当たりや踏み付け、棍棒のような尻尾を振り回して排撃を仕掛けてくる。






・利用
リモセトスの好物である古代木の実は食材としての価値があるが、高い位置に実るために人間が自力で採集するのは困難であり、ハンターの間では本種がこれを食べようとした瞬間に攻撃し、驚いて落としたそれを回収する手法が確立されている。
また、リモセトスそのものの肉も食用になり、特に背肉は美味な食材として知られる。
剥ぎ取れる皮も武器の素材としての需要があり、発声器官を用いた狩猟笛や革を用いた大剣、変わったところでは仮面舞踏会様に作られた被り物などの素材に利用される。
・ソース
モンスターハンターXX
https://mhcrown.com/ranking/size/all/



草食種の書 ケストドン

2024-01-17 13:35:03 | 草食種







ケストドン
Kestodon
草食種
竜盤目 獣脚亜目 板角竜上科 ケストドン科
全長約524.41cm
・狩猟地
現大陸…砂原、城塞高地
新大陸…古代樹の森、大蟻塚の荒地、導きの地
・概要、特徴
草食種に分類されてはいるが、分類学的には獣竜種のモンスターが該当する「獣脚亜目」に属し、特にバフバロに近縁である。
身体はゴツゴツとした質感硬い甲殻で覆われており、額を覆うように形成された頭殻が最大の特徴。
硬い頭殻は性別によって形状が異なり、見分けるのは容易である。
雌の頭殻は丸みを帯びた頭頂部から耳の上方に二つほど甲殻が伸びたような形状で、雄の頭殻は大きく鋭角的な部分が多く、首まで折り重なるように連なっている。
また、雌個体の平素における姿勢での体高はハンターの胸元程度だが、雄はハンターの背丈を超える体高の個体が多く、雄の方が雌より体格に恵まれる傾向がある。
また、雄は体色が茶褐色なのに対して雌は黄土色である。
尻尾は先端が広がった形をしている。
・生態
群れで生活し、危機察知能力に長けた雌と、体格に恵まれた攻撃的な雄で役割分担をして外敵から身を守る。
雄は群れの防衛を担当し、発達した頭殻を武器に外敵に突進攻撃を行う。その間、雌は距離を置いて威嚇音を立てて外敵を威圧する。
なお、この頭殻の大きさは雌へのアピールポイントでもあり、より大きな頭殻を持つ雄ほど雌に好まれやすい。
また、雌は樹木に頭突きをすることで木の実を落とし、群れの仲間に餌を提供することでも知られる。
嘴の奥には臼歯が並び、木の実を磨り潰して食する。
稀にではあるが、突進の衝撃で気絶する事もあるという。
・食性
草食性。木の実を好んで食べる。






・危険度、戦闘能力
性質は大人しく、近づきすぎなければ外敵と看做されることは少ないが、突進の威力はハンターを吹き飛ばすほどであり、彼らが近くにいる時は刺激しないよう注意は必要である。

・利用
草食種と看做されるモンスターとしては珍しく、肉が利用されることは皆無に等しいが、硬い甲殻は武具の素材として利用される。
・ソース
MHR:S
DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLD モンスターハンター:ワールド 公式設定資料集pg.390.391



草食種の書 草食竜 リノプロス

2024-01-17 13:09:20 | 草食種






「草食竜」
リノプロス
Rhenoplos
草食種
鳥盤目 周飾頭亜目 リノプロス科
全長約536.3cm
全高約196.5cm
脚裏のサイズ約49.6cm
・狩猟地
砂原、旧砂漠、溶岩洞、火山、地底洞窟、地底火山、天空山、未知の樹海、古代林など
・概要、特徴
現大陸の温暖な地域や乾燥帯を中心に棲息する小型の草食竜。
棍棒状の尻尾と鼻先の尖った角、4つの突起があるフリルが特徴。
硬い甲殻に身を包み、特に頭部の甲殻は剥ぎ取る事すら難しいほど。
反面、腹部は甲殻に覆われておらず急所となっている。
・生態
縄張り意識が非常に強く、他の個体と縄張りを巡って衝突する事もある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1655354282961686528?t=25X4XGMQWEE0F6BNhb_Z3A&s=19


その性質から誤って縄張りに踏み込んで襲撃される一般人も少なくない他、防壁に突進して破壊してしまうなどの被害も報告されている。
そのため、草食種にしては珍しく討伐依頼が提示される事もある。



視力が弱い代わりに聴覚に優れ、縄張りに何者かが接近すると尻尾を持ち上げて振り回すことで威嚇を行う。
それでも侵入者が去らなければ、その物音を敏感に聞き取り、音が聞こえた方向へ向けて突進する。
しかし、前述のように視力が弱く、高い突進力故に急ブレーキを掛けられないためか、岩や大木に激突して気絶することもある。
地中を掘り進む能力も持ち、危険を感じると地中へ潜ることで身を隠す。
天敵はアグナコトルで、地中から柔らかな腹を嘴で貫かれて捕食されてしまう。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1609863523655614469?s=19
また、いくら堅牢な甲殻を持つとはいえ、ティガレックスの牙と顎の前には無力である。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1595321175328329728?s=19
・食性
草食性。
・危険度、戦闘能力
突進は武装したハンターを吹き飛ばすほどの威力を持ち、また積極的に攻撃を仕掛けてくるため危険。リノプロスが威嚇を始めたらすぐにその場から逃げるのが賢明だろう。






・利用

他の草食竜同様、肉は食用になる。
卵は美味で、アプケロスと同じく美食家から人気がある。
本種の卵は比較的小さく軽いものの、卵泥棒は徹底的な排撃に遭うこととなるため、盗むのは容易ではない。
また、本種の素材を用いた装備は潜砂用装備としても用いられ、砂の海に潜り鉱脈や水脈を探索、多くの資源を砂の街にもたらしてきた。
他にも、小型種随一の強度を誇る甲殻は武具素材として需要がある。
・ソース
MH3G
MH4G
MHXX
復刻ハンター大全pg.262



草食種の書 垂皮竜 ズワロポス

2024-01-17 13:00:12 | 草食種





「垂皮竜」
ズワロポス
Slagtoth
草食種
鳥盤目 鎚尾亜目 地竜下目 垂皮竜上科 ロポス科
全長約910.26cm
・狩猟地
水没林、原生林、未知の樹海、火山、地底火山、溶岩洞、遺群嶺など
・概要、特徴
水没林や火山など、現大陸の温暖な地に生息する草食竜で、大きく弛んだ皮膚が最大の特徴。
草食種の中では大型であり、雄の方がやや大きい傾向がある。
水没林や原生林では緑、火山地帯では赤茶色、といった具合に棲息する環境に応じて皮膚の色が異なり、保護色となっている。
特徴的な垂れ下がった皮膚から「垂皮竜」と通称され、この皮膚には栄養分を蓄える他、外敵の爪牙から身を守る役割もある。

・生態
数頭の群れで行動し、水辺を中心とした縄張りを作ることが多い。
縄張り意識は強く、特に雄は大型飛竜が接近してもその場を離れようとしないことすらある。
しかし、鈍重なためにジュラトドスやリオレイア、ガララアジャラなど、多くのモンスターに捕食されてしまう他、分厚い皮もイーオスやフロギィの毒の前には無力である。
・食性
草食性。
・危険度、戦闘能力
アプケロスほど攻撃的ではないものの、縄張りに居座る侵入者にはのしかかりや体当たりで攻撃を仕掛ける事も多い。動き自体は鈍重なため、理由もなければ離れるのが無難。




・利用
他の草食竜と同じく、肉は食用になる。
皮膚から採れる油「垂皮油」には高い保湿性や薬効成分があり、医学関係や美容目的で珍重される。
また、水辺を中心に棲息するためにその皮は高い防水性・耐熱性をもち、傘や合羽など雨具の素材として利用される。
さらに、前述の通り栄養分を豊富に含むことから一部の地域では食用としての価値も見出されている。
家畜として利用している村も存在はするが、アプトノスやポポほど一般的ではない。
ソース
MH3G
MH4G
MHXX
モンスターハンター:ギルドの伝説https://youtu.be/YZ_HmSyG-U4?si=GZSWSGSwcICnZRYn



草食種の書 草食竜 アプケロス

2024-01-17 12:51:02 | 草食種








「草食竜」
アプケロス
Apceros
草食種
鳥盤目 鎚尾亜目 地竜下目 ケロス科
全長約963cm
全高約339cm
脚裏のサイズ約74cm
・狩猟地
現大陸…砂漠、旧砂漠、火山、未知の樹海(砂地エリア)など
新大陸…大蟻塚の荒地、導きの地
・概要、特徴
草食竜としては異色とも言える、世界中の乾燥帯や火山に棲息域を広げる褐色の体躯の草食竜。
側面に大きな突起を備えた甲羅で覆われた頭部と背中、鋭利な棘が複数付いた棍棒のような尻尾が特徴で、体格は草食種としてはやや大柄。
アプトノスとは比較的近縁の種である。
灼熱の乾燥した地域に生息するために水分を逃がしにくい構造の硬質化した皮膚をもち、特に背中の甲羅はある程度鍛えられた武器でなければ弾き返すほど。その反面、腹部は比較的柔らかく急所となっている。

目の周りにはラクダの睫毛のように発達した長い鱗がある。
・生態
数頭の群れで生活し、餌となる植物の多いオアシスの畔を縄張りにしていることが多い。
餌が少なく天敵の多い過酷な環境に生息しているため縄張り意識が強く、侵入者には積極的な排撃を行う。
小型の肉食竜程度なら体当たりの一撃で吹き飛ばしてしまうほどのパワーを持ち、棘のある尻尾の攻撃は肉食竜や飛竜のみならず、不用意に近づけばハンターに対しても猛威を振るう。

これは餌が少なく外敵も多い過酷な環境下で生き抜く彼らにとっては不可欠な性質である。


餌の少ない場所で産んだ卵だけに、それに迫る危機には敏感に反応する。縄張りに産卵するための巣を作ると、親は卵を命に変えてでも死守しようとするのだ。巣への侵入者はもちろん、巣の周囲を通りがかっただけの外敵すら容赦なく排撃する。
生まれて間もない幼体でもすぐに成体とほぼ同じ大きさに育ち、強烈な体当たりで小型の肉食竜を蹴散らすようになる。
とはいえ、強大な大型モンスターからは一方的に捕食されてしまう事も多く、群れから引き離されれば毒で狩りを行うゲネポスやイーオスの群れにもあえなく捕食されてしまう。

火山や砂漠ではそうして命を落としたアプケロスの死骸を見かける事も珍しくなく、生態系を支える存在であることが窺える。
新大陸の個体群においては、群れに危機が迫ると、3頭で輪を作り、重心を落とし、背中を盾にする形で天敵から身を守ろうとする。これを防御陣系と呼ぶ。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/968698202886234113?t=W_Lv2kxlgcX0qnx5yzmCjg&s=19
この体勢の群れの守りは非常に強固で、大型モンスターの突進攻撃をも余裕を持って耐え凌ぐことができ、かのイビルジョーすら捕食を諦めてしまうことがあるほど。
・食性
草食性。
・危険度、戦闘能力
前述の通り縄張り意識が強く、敵とみなすと頭突きやトゲのついた尻尾を振って襲いかかり、執拗に攻撃を仕掛けてくる。尻尾や巨体から繰り出される突進は決して侮れない殺傷能力を持つが、動き自体は鈍重であるため、特に理由もなければ逃げるのが無難である。



・利用
肉や卵は大変に美味な高級食材として知られ、特に卵は美食家からの需要も多い。しかし、アプケロスの巣を襲うことは決して容易ではなく、卵を奪う仕事には自然と巨額の報酬が付いて動くようになる。
また、近年になってから、アプケロスの内臓には薬効成分があることが認められ、こちらも需要が高まっている。
また、堅固な骨も素材としての需要がある。
他には、防御陣系の際にアプケロスの陰に隠れることで大型モンスターから難を逃れたという調査員も少なくないという。
・ソース
復刻ハンター大全pg.54.102
モンスターハンター4G
モンスターハンターXX
DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLD モンスターハンター:ワールド 公式設定資料集pg.390.391