秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

草食種の書 ポポ

2024-01-19 22:56:48 | 草食種





ポポ
Popo
草食種
長鼻目 奇鼻上科 ポポ科
全長約757.2cm
全高約389.9cm
足裏のサイズ約50.7cm
(雄)
全長約605.8cm
全高約311.9cm
足裏のサイズ約40.6cm
(雌)
全長約334.3cm
全高約194.9cm
足裏のサイズ約25.4cm
(幼体)
・狩猟地
現大陸…雪山、凍土、氷海、寒冷群島
新大陸…渡りの凍て地
・概要、特徴
寒冷な地域に棲息する大型の草食獣。
長い体毛と反り返った大きな牙が特徴で、雄の方が雌より大きくなる傾向がある。
寒さを完全に防ぐ長い毛皮に全身が覆われており、体温の低下を防いでいる他、体毛の油分が雪を弾く。

鼻は下顎まで伸び、鼻腔は下向きに空いている。
・生態
パックと呼ばれる家族単位の小さな群れを作り、寒冷地を餌となる植物を求めて移動しながら生活する。
性質は温厚かつ臆病で警戒心は強く、大型のモンスターが周囲にいると周囲を見渡したり立ち上がって警戒する様子を見せる。
その習性を利用し、ポポが警戒する様子を見て、近くに大型モンスターが接近していることを知る術とするハンターも少なくないという。
実際に肉食モンスター等の危険が迫ると群れの仲間と共に逃げようとする事が多いが、場合によっては自分や子どもに危害を加える者に対して反撃を仕掛けて隙を作り、雌や子供を逃がそうとする勇猛さも持っている。
大きな体躯は小型の肉食モンスターにとっても驚異であり、子供を狙おうものなら親が牙を振るって反撃に出ることもあるため、攻撃的なブランゴも彼らを襲うことは殆どなく、むしろ距離を置いて行動する

それでも大型の肉食モンスター、とくに轟竜ティガレックスや氷牙竜ベリオロスが好んで本種を捕食することはよく知られており、ポポの生息域ではそうした大型飛竜に捕食されたとみられる死骸が見つかることも多い。




巨獣ガムートとは相利共生の関係であることが近年の研究で明らかになっており、子育て中のガムートは子どもをポポの群れに紛れ込ませることで肉食の小型モンスターから守ってもらう代わり、轟竜の襲撃時にはガムートがポポの群を守るという。
・食性
草食性。
・危険度、戦闘能力
臆病で大人しい性質から、積極的に襲いかかってくることは無い。しかし、危害を加えられればその限りではなく、大型の雄であれば牙を振るって家族を護ろうとする。





・利用
寒冷地域の村や街ではアプトノス同様に荷物の運搬などに使われる家畜として親しまれ、耕作といった農業への貢献も大きい。また、ポポに荷車を牽引させる行商人やキャラバンも珍しくない。
肉は栄養価が高く味も良く、更に価格も手頃なため親しまれている。
とくに舌はポポノタンと呼ばれ、健康にも良いとして人気の食材である。
・ソース
MH3G
MH4G
MHXX
復刻ハンター大全 pg.103.262

DIVE TO MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNE モンスターハンターワールド:アイスボーン 公式設定資料集pg.282.283



草食種の書 モス

2024-01-19 22:45:10 | 草食種





モス
Mosswine
草食種
偶蹄目 モス科
全長約114cm
全高約132cm
脚の大きさ約25cm
・狩猟地
現大陸…森丘、密林、沼地など
新大陸…古代樹の森、大蟻塚の荒地、瘴気の谷
・概要、特徴
名の由来通り、体表に菌類が繁殖し、生息地の特色を示す苔を生やした背中と長い鼻、皿のように角質化して石のヘルメット状になった額が特徴のブタの一種。ヒヅメを持つ草食モンスターである。
その硬い額をぐるりと囲うように突起があり、兜を被っているように見える。
・生態
優れた嗅覚で地面を嗅ぎまわり、草地を徘徊して常に餌となるキノコを探している。
特に栄養価が非常に高く、滋養強壮剤としても使われるアオキノコが大好物で、キノコの匂いを嗅ぎつけるとそこへ向かって猛スピードで走り出し、貴重なキノコを発見すると喜んでいるような仕草をする。そのため、キノコを採集する際にはモスが手掛かりの一つとなるだろう。
それほど大規模な群れは作らず、単独または2~3頭程の小さなグループで行動することが多いが、新大陸で確認されている個体は多くが単独で行動している。
苔生した背中にキノコが繁殖させている場合もあるが、これを同種の間で食べたりする様子は目撃されていない。
個体にもよるが、肉食竜が同じエリアにいても逃げ出さないことすらあり、周囲の存在には無関心な大人しい性格。
しかし、一度危害を加えられたり危険を感じると穴を掘ってその場から退避したり、個体によっては角質化してヘルメット状になった頭部を武器に突進して反撃を仕掛けてくる。


・食性
茸食性。
・危険度、戦闘能力
性質は温和だが、生命を脅かす存在に対しては果敢に突進し、前脚で地面を蹴るのが突進の合図である。
他のモンスターと比較すれば攻撃力は低いが、ハンターでもない一般人にとっては脅威になり得る。


・利用
肉は食用になり、特に脚の部分が美味。モスポークは多くの料理店で人気の食材であるし、モスジャーキーは狩場へ赴くハンター達の食料としてギルドストアで販売されている。
また、苔で覆われた皮はモスを模した防具の素材として利用される。
・ソース

MH3G

MH4G

MHXX

モンスターハンター モンスター生態全書vol①
復刻ハンター大全 pg.53.102
DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLD モンスターハンター:ワールド 公式設定資料集pg.393



草食種の書 麗羊獣 メルクー

2024-01-19 22:38:37 | 草食種




「麗羊獣」
メルクー
Gowngoat
草食種
偶蹄目 メルクー科
・狩猟地
城塞高地
・概要、特徴
城塞高地に生息する大きく膨らんだような尻尾が特徴的な草食獣で、通称「麗羊獣」。
雲羊鹿ムーファとは系統的に近縁で、姉妹群にあたる。
背側が乳白色、腹側が黒色の分厚い毛皮を、額や脚には甲殻のように分厚く隆起した皮膚を持つ。

・生態
眠る際には巨大な尻尾を身体に巻き付けるようにすることで体全体を丸め、岩石に擬態するような様子が報告されている。
また、一部の学者は生まれて間もない幼体を尻尾で隠して守るのではないかとも考えている。
・食性
草食性。
・危険度、戦闘能力
性格は大人しく、攻撃しても抵抗するより逃げることを最優先する臆病な性質であることから、危険度は極めて低い。

・利用
毛皮は防具に編み込むことで防刃性を高められる優れた素材として知られ、素材として高い人気を誇る他、毛玉の触り心地は天にも昇ると評されるほど。
狩猟すれば、食用に適した生肉の他、武具素材として利用できるほど強度の高い骨も得られる場合がある。
・ソース
MHR:S



草食種の書 雲羊鹿 ムーファ

2024-01-19 22:31:30 | 草食種


「雲羊鹿」
ムーファ
Moofah
草食種
偶蹄目 ムーファ科
全長約251.95cm
・狩猟地
孤島
・概要、特徴
全身の白い雲のようなもこもことした体毛から、「雲羊鹿」と通称される小型の草食獣。目を殆ど覆い隠すほどに伸びた体毛と、雌雄で形の異なる捻れた角が特徴。

・生態
性格は大人しく、野生の個体でも人間を見るなり威嚇したりする事は殆ど皆無。
特に幼獣は優しく撫でてやるとすぐさま人に懐くため、自宅で愛玩用として飼う人やハンターもいる。

・食性
草食性。
・危険度、戦闘能力
こちらから攻撃を仕掛ければ抵抗として突進してくることこそあれど、基本的には大人しく臆病な性質であることから、危険度は極めて低い。

・利用
ベルナ村では多くの個体が家畜として飼育され、畜産業から荷物の運搬、時には伝令などにも幅広く利用される。
中でもムーファの乳から作られるベルナ村産チーズは絶品と称され、その美味しさは世界に大ブームを巻き起こしたという。
また、ムーファの体毛は柔軟で良質と評判であり、古来より衣類や祭具の素材として加工利用されてきた。






非常に熱心に活動する事で知られるムーファの愛好会も存在し、彼らによって開発されたムーファの素材を使用した装備は非常に着心地が良い上に温かく、その仕上がりの良さに毛織物界には激震が走ったという。
ちなみに野生個体の体毛はごわついているものの、防寒具の素材としては最適である。
しかし、人馴れしていないために刈り取ることは難しく、ハンターの間では斬属性の武器で荒々しく刈り取る方法が主流となっている。





また、角も加工がしやすく頑丈であるため、様々な用途で活躍する素材として知られ、それを用いて生産された武器も存在する。

また、家畜化された個体は野生種と比較して大型に成長する特性をもつ。
草食種ではあるが、乳製品や体毛が利用されるのに対して肉は利用されていない。
・ソース
MHXX
https://mhcrown.com/ranking/size/all/



草食種の書 ガウシカ

2024-01-19 22:21:05 | 草食種






ガウシカ
Anteka
草食種
偶蹄目 ガウシカ科
全長約250cm
全高約242cm
脚の大きさ約25cm
・狩猟地
現大陸…雪山、凍土、寒冷群島
新大陸…渡りの凍て地、導きの地
・概要、特徴
寒冷地に生息する草食獣。
引き締まった身体に立派な大きな一対の角、硬い蹄を持ち、体の大部分は褐色の毛皮に覆われるが、口元や背部には雪のように白い毛並みがある。
雪に沈みにくい大きな蹄と、寒さから身を守る長く分厚い体毛を持つ。外見の雌雄差はほとんどない。

・生態
基本的には温厚だがケルビより気が荒く好戦的。危害を加えられたり無闇に接近されると敵と判断し、巨大な角を振り回したり強烈な突進攻撃を仕掛けて応戦する事もある。

この角は通常は存在の誇示や同種間の縄張り争いのために使われる物であるが、外敵に対しても効果的な武器となる事を知っているため、このように外敵の排除にも用いている。

ポポと同じ感覚で乗ろうとしても、振り落とされて後ろ蹴りを見舞われる場合が多いようだ。

家族より少し大きな集団で生活し、危険が迫ると集団で固まって角を向けることで防衛行動をとる。

書士隊の描いたガウシカの古いスケッチは殆ど角の形が統一されていないが、これはガウシカが敏捷なうえ、スケッチしているところへガウシカが近寄って来ては頭突きをするため、正確なスケッチは困難だったためである。
・食性
草食性。
・危険度、戦闘能力
積極的に襲ってくることは少ないが、危害を加えられるとハンターを吹き飛ばすほどの勢いで突進攻撃を仕掛けてくる。
また、しばしば角を振り回す習性があるため、不用意に近づくのは危険である。






・利用
角は武具素材の他、家の装飾品としても利用され、ギルドでも珍重される。
また、暖かい毛皮も防寒着に最適な素材となるなど利用価値が高く、肉も食用になり、特にホワイトレバーと呼ばれる肝臓は大人気の食材。
また、角は武器として加工される際には素材の形状をそのまま活用される事が多く、弾を打ち出す機構として利用したヘビィボウガン、角をまるごと用いた太刀などがある。
・ソース
MH3G
MHXX
MHR:S
ハンター大全 pg.103

DIVE TO MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNE モンスターハンターワールド:アイスボーン 公式設定資料集pg.282.283