秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

甲虫種の書 大雷光虫

2024-01-07 17:15:54 | 甲虫種





大雷光虫
Great Thunderbug
甲虫種
殻虫目 閃虫亜目 ライコウチュウ科
全長 測定不能
・狩猟地
森丘、密林、沼地、遺群嶺、砂漠、旧砂漠、地底火山、雪山、塔など


・概要、特徴
古龍の体内の環境で突然変異を起こして大型化した数十匹の雷光虫の群れで、常に光を帯び、一糸乱れぬ動きで飛び回っている
雷属性を操るモンスターと同時に出現している事も多い。
・生態
普段は青白い光を放っているが、群れ全体で攻撃を仕掛ける際には赤い光を放つようになる。
古代遺跡の内部で多数が目撃されている他、夜の水辺や洞窟など陽の光が届かない場所で目撃される事が多い。
なぜ統制された群れを作るのかなど、生態については殆ど解明されておらず、その姿を記した資料も僅か。
・食性
葉を主に食べる(これは雷光虫の食性であり、大雷光虫も同じ食性かは不明である)。
・危険度、戦闘能力
それぞれが通常の雷光虫を上回る発電力を持ち、非常に危険。攻撃性は高く、近づく者には一斉に放電しながら群れ全体が突撃してくることがあり、その威力はハンターでも触れれば容易に麻痺してしまうほど強烈。そのため、大雷光虫に囲まれたハンターが為す術なく力尽きたという事例も少なくない。
また、ヤマツカミに吐き出された際の環境の変化に耐えられず、爆散した大雷光虫に巻き込まれて調査隊の人間が蒸発した事例もある。





・利用
高い蓄電能力を持つ体液、雷光エキスや雷光ゼリーは通常の雷光虫からでは殆ど入手できないため、雷属性武器の素材として珍重される。
・ソース
MH3G
MHXX
復刻ハンター大全pg.106

モンハンフェスタ:11












甲虫種の書 飛甲虫 ブナハブラ

2024-01-07 16:54:35 | 甲虫種











「飛甲虫」
ブナハブラ
Bnahabra
甲虫種
殻虫目 針尾亜目 ブナハ科
全長約78.84cm〜131cm
全高約174.4cm(翅含む)
脚の大きさ約19.1cm
(小型個体)
全長約218.3cm
全高約289.6cm (翅含む)
脚の大きさ約31.9cm
(大型個体)
・狩猟地
孤島、モガの森、水没林、原生林、未知の樹海、古代林、渓流、大社跡、遺跡平原、天空山、遺群嶺、地底洞窟、砂原、旧砂漠、火山、地底火山、凍土、氷海、寒冷群島など
・概要、特徴
様々な環境に生息する小型の甲虫種で、ランゴスタと比較的近縁の種。
発達した翅で縄張りを飛び回ることから「飛甲虫」とも呼ばれる。



⬇旧砂漠夜。昼と色が異なる


左右に張り出した赤い胸部と腹部の先端に備わる針、生息する環境ごとに様々なカラーバリエーションがある翅が特徴。
甲殻は脆く、ハンターの武器で倒すとバラバラに砕けて素材を剥ぎ取れない事が多いため、素材を得る際には毒で仕留めることが推奨されている。

・生態
ランゴスタ同様に多数の個体が巣を中心とした群れを作って生活しており、松明などの光に集まる習性も共通する。
壁などに止まって休んでいることもある。
腹部の先端の針には細い管が通っており、縄張りに侵入する外敵に突き刺して麻痺毒を分泌する。
また、特殊な体液を針から噴射するが、これは繁殖する際に産卵する苗床となる動物の死体の腐敗を促進させるためのもの。
大型の個体と小型の個体がおり、サイズには大きな差異がある。
時折大発生する事があり、そうなると家畜などに悪影響を及ぼす事もあるため、ハンターズギルドに数十匹単位での掃討の依頼が寄せられることもある。
また、大発生した地域の洞窟ではとりわけ大きな個体が現れ、群れの女王とされる。
・食性
針状の口器を持ち、モンスターの体液を吸う。



・危険度、戦闘能力
縄張りに踏み込むと神経毒や腐食液で積極的に攻撃してくるため、大型モンスターの狩猟中に攻撃を受けると一気にピンチになる恐れがあり危険。
この他、通りすがりに羽で斬りつけて襲ってくる事もある。





・利用
女王だけが持つ幻の針「クイーンニードル」はモガの村では希少な特産品として取引されている。他にも、強烈なフェロモンは昆虫の養殖に有用として農場での需要がある。
また、近年では本種に食材としての価値も見出されている(MHXR)。しかし、火が通りにくく、毒の処理にも時間が掛かるため、調理しようとすると時間とコストが掛かってしまうらしい。
甲殻は特殊な加工を施す事で飛竜の甲殻に匹敵する強度を付加させる事も可能であるが、薄く鋭い羽の方は加工非常に困難。
腹部の毒針もその毒を利用した武具の素材としての価値が見出されるようになった。


また、近年ではとある貴族が夜会に着るための衣装のために大量のブナハブラの素材を欲し、ギルドに依頼を申し込むという珍事が起こった事もある。



ブナハブラを素材として用いた防具は元は猟奇趣味を持った酔狂な貴族の依頼で作られた装備であり、防具と呼ぶには奇抜でマニア人気が高い品であるが、その性能は生死をかけた狩猟でも十分に耐えうる程に頑強な、高性能な防具でもある。

艶のある飛甲虫の羽や甲殻は着る者に高級感を与え、その気品溢れる姿から、1部のハンターたちの間で流行。それに端を発し、お洒落を楽しむ街の人々の間でも広まっているようだ。




また、様々な地域の環境に適応するブナハブラの素材は様々な属性を宿すことが出来、他のどのモンスターよりも様々な属性を宿した武器を生産する事が出来る。
・ソース
MH3G
MH4G
MHXX

復刻ハンター大全pg.261.371



甲虫種の書 ランゴスタ

2024-01-07 16:29:03 | 甲虫種








ランゴスタ
Vespoid
甲虫種 
殻虫目 針尾亜目 ランゴスタ科
全長約227cm

全高約119cm
脚の大きさ約9cm
・狩猟地
現大陸…森丘、密林、沼地、砂漠、旧砂漠、火山、雪山、城塞高地など
新大陸…渡りの凍て地を除く全域
・概要、特徴
森林や沼地をはじめ、雪山から砂漠、火山まであらゆる環境に棲息する高い環境適応力を持った小型の甲虫種。
突然変異で巨大化した蜂の一種と考えられており、長い脚と鋭く強靭な顎、発達した翅をもつ。腹部の先端に神経毒を分泌する鋭い針を持つのが最大の特徴で、腹部には黄色と黒の縞模様がある。
大きな翅は薄いながらも極めて鋭利であり、触れるだけで外敵を切り裂く。
華奢な外見通り甲殻は脆く、ハンターの武器で倒すとあっけなくバラバラに砕けて素材を剥ぎ取れない事が多いため、素材を得る際には毒で仕留めることが推奨されている。
・生態
大規模な群れを作って生活し、時にはクイーンランゴスタと呼ばれる大型の♀を中心としたコロニーを形成することがある。集めた餌はクイーンに優先的に与えられ、その産卵のエネルギーとなっている。
また、群れの個体数が多くなると群れを分割すると考えられている。
コロニーが近い場所では夥しい数のランゴスタが確認され、 人里に近い場所にコロニーが作られた場合、数十匹単位での討伐依頼がギルドに寄せられる事も珍しくない。
発達した翅と軽量な身体から飛翔能力は高く、不規則に飛び回って外敵を撹乱する。
肉食で、狩りを行う際には空中を機敏に飛び回って獲物を探し、獲物を見つけると腹部の針を突き刺してすかさず麻痺性の毒液を流し込んで動きを封じ、強靭な大顎で肉を齧りとり捕食する。虫や小動物などの小さな獲物であればそのまま攫い、巣へ運ぶ。
自分より遥かに大きな生物を襲う事もあり、その対象には当然人間も含まれるため、新米ハンターには厄介な存在となる。

松明など光を灯すと群がる習性のため、注意が必要。
同じ群れの中でも大きさには個体差があるが、特にクイーンの護衛を行う個体は「親衛隊」と呼ばれており、通常の個体より一回り大きい。
新しい巣を作る場合は親衛隊を引き連れたクイーンが先頭に立つが、近くで飛竜等の危険が迫っている場合は親衛隊が率先して卵嚢を運ぶと共に、クイーンの安全を確保しようとすることで知られる。
また、クイーンの羽音を指示として聴き取り、クイーンの放った腐食液で守りの弱くなった外敵に対して親衛隊が一斉攻撃を仕掛けさせる、という連携を見せることもあるという。
代表的な天敵にはライゼクスが挙げられる。
・食性
肉食性。麻痺させた獲物の肉を鋭い大顎で齧りとる。
・危険度、戦闘能力
武具で身を固めたハンターにとってはそれほど脅威となる存在ではないが、変則的な飛行からの攻撃や麻痺毒は厄介であり、縄張りに入れば容赦なく攻撃の対象にされるため危険。
大型モンスターの狩猟中に麻痺させられ、思わぬ危機に陥る恐れもある。
針のみならず翅も極めて鋭利なため、これで斬りつけて攻撃して来ることもある。



・利用

ランゴスタの甲殻は加工によっては飛竜の甲殻にも匹敵する強度が期待でき、工房秘伝の加工技術や生態研究の結果により、素材の強度を大幅に高めて武具として仕上げる技術が確立されている。しかし、素材を剥ぎ取る際には細心の注意を必要とし、薄羽などは少しでも過剰な力が加わると破れてしまうため、完全な形で入手出来ることは少ない。




この技術により生産された防具は火の属性攻撃には弱いという弱点こそあるが、その反面龍耐性には優れた見た目以上に重く頑丈なものであり、狩猟用の装備としては十分に実用的な性能を誇る。
また、武器としても竜の討伐を目的として作られたものもあり、堅実な性能から評価は高い。
・ソース
MHXX
MHR:S

復刻ハンター大全pg.55. 106

DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLD モンスターハンター:ワールド 公式設定資料集 pg. 392 〜393



甲虫種の書 甲虫 オルタロス

2024-01-07 16:07:39 | 甲虫種





「甲虫」
オルタロス
Altaroth
甲虫種 
殻虫目 棘虫亜目 オルタロス科
全長約139.02〜162.6cm
全高約86.4cm
脚の大きさ約16.6cm
(小型個体)
全長約239.1cm
全高約127.1cm
脚の大きさ約24.4cm
(大型個体)
・狩猟地
孤島、モガの森、遺跡平原、大社跡、水没林、密林、渓流、地底洞窟、原生林、古代林、未知の樹海、遺群嶺、 天空山、火山、地底火山、溶岩洞、砂漠、砂原、旧砂漠、寒冷群島、氷海など
・概要、特徴
現大陸に幅広く分布する小型の甲虫種で、ギルドでは「甲虫」と呼ばれる。
アリに似た姿と生態をしているが、カンタロスに比較的近縁な種で、形状こそ違うが発達した後脚と大きな突起を備えた前胸が共通する。
頭部には甲虫種の中でも特に大きく発達した大顎をもち、餌を食べる時は勿論、地面に潜る際や攻撃の際に用いられる。
腹部は付け根に柔軟に向きを変えることができる節が二つあり、先端には蟻酸を噴射する棘を備える。



また、孤島地方に生息するオルタロスは巨大に成長する傾向があり、生物学者の研究の的となっている。
甲殻は脆く、ハンターの武器で倒すとバラバラに砕けて素材を剥ぎ取れない事が多いため、素材を得る際には毒で仕留めることが推奨されている。




・生態
夥しい数の群れで生活し、地中に巣穴を掘って生活するが、建造物の遺跡を利用して巣を作ることもあり、その場合は中の空間をそのまま巣穴として利用している。
砂原に生息するものは大きな蟻塚を築くが、時折引っ越すこともあり、古い巣穴はジャギィが連絡通路として利用することもあるという。
木の実やキノコ、ハチミツを主な餌としており、数頭で行列を作って採餌する様子がよく観察される。餌は大きく膨らむ腹部に溜め込んで巣へ持ち帰る。
この透明な腹袋は薄いながらも極めて靱やかであり、決して破れることは無いとされている。

飲み込んだ餌によって腹部の色は変化し、ハチミツだと黄色、キノコだと青、木の実だと緑になる。


なお、同じ餌を蓄えた場合でも腹部の色が個体によって異なる場合があるが、そのうち金色の腹袋の個体は良質な餌を、灰色の腹袋の個体は質の低い餌を溜め込んでいる。
天敵はボルボロスやアケノシルム、ラングロトラ、ケチャワチャなどで、巣から直接捕食されてしまう。
・食性
ウチケシの実やペイントの実といった木の実類やハチミツ、キノコ類など。




・危険度、戦闘能力
危害を加えられない限り性質は基本的に大人しいが、巣を防衛する大型の個体は他の個体より大きく強靭な大顎による噛みつきや、防具の強度を損なわせてしまう蟻酸で通りがかった者を執拗に攻撃してくる事もある。
また、小型の個体でも自らや仲間を攻撃されると一斉に反撃を仕掛けてくる。反面、餌を腹に蓄えている時は一切の攻撃を行わず、帰巣を最優先する。




・利用
オルタロスが飲み込んだ特産キノコはマカ漬けの壺で熟成したものを凌ぐほどの風味の逸品とされ、これを目的としたクエストが提示されることもある。
また、餌を溜め込んだ腹袋は高級食材として取引される他、腹袋そのものも武具の素材として需要がある。
モガの村ではオルタロスが持つ培菌をキノコ類の栽培に利用する他、オルタロスそのものも漁業のまき餌として利用している。
また、近年では強靭な大顎を刃として利用した操虫棍が開発されている。
・ソース
MH3G
MH4G
MHXX
MHR:S

復刻ハンター大全pg.261