秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

牙獣種の書 緋天狗獣 ビシュテンゴ亜種

2024-01-04 19:38:31 | 牙獣種





「緋天狗獣」
ビシュテンゴ亜種
Blood Orange Bishaten
牙獣種
尖爪目 飛膜獣亜目 天狗獣下目 ビシュテンゴ科
全長約832.31〜1054.26cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1742847112273109282?s=19
・狩猟地
大社跡、砂原、城塞高地
・概要、特徴
燃えさしを思わせる赤茶色を基調とした暖色系の毛並みを持つ、天狗獣ビシュテンゴの亜種。
その体色から「緋天狗獣」という別名で呼称される。
・生態
通常種に輪をかけて好奇心旺盛で、かつて城塞高地では自ら人前に出現していた。
本来は城塞高地の森林地帯を中心に生息しているが、水気を嫌い、通常種と比べて乾燥した気候を好む傾向があるらしく、砂原での生息も確認されている。
また、近年では王域生物が及ぼす生態系の変化から本来生息しない大社跡にも出没し、新たな縄張りとするべくその地のモンスターに攻撃を加える様子も確認されている。
かのリオレウスに燃える松ぼっくりで応酬する姿も報告されているが、力の差は歴然で一方的に叩きのめされる事も多い
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1597520907349942278?s=19
通常種が好物の柿を腹袋に蓄えて行動するのに対し、ビシュテンゴ亜種は1m弱ほどの巨大な松ぼっくりを収集して腹袋に蓄える習性を持つ。
この松ぼっくりは滋養強壮効果を持つ成分を含み、ビシュテンゴ亜種も普段から食糧として利用している。




そのことから健康食品としての利用も考えられているが、擦り合わせるだけで発火する強い可燃性から火に近付けると瞬く間に赤熱し、その数秒後には爆裂する危険な代物でもある。
なお、ビシュテンゴ亜種の爪は耐火性に優れており、発火した松ぼっくりを扱っても焼けることはない。
性格は通常種に輪をかけて好奇心旺盛で悪戯好きであり、翻弄した相手の姿を見て楽しむ悪辣な性質をも併せ持つ。




出会い頭に着火した松ぼっくりを投げつけたり、発生した爆炎を腕羽で煽り延焼させるなど、危険な行動をとる事も多く、無関係な周囲の者にまで悪戯では済まない規模の被害を齎す。
角で風を読むことで火を巧みに扱うとも言われ、その知能の高さから外敵との先頭でも狡猾に立ち回って翻弄する事を得意とする。
それらの奇術師にも喩えられる行動から知能は通常種と同等かそれ以上とされるが、戦闘では油断しがちな面も持つ
・食性
通常種同様、雑食性と思われる。松ぼっくりを食べる様子が確認されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1571428572363132934?s=19
・危険度、戦闘能力
体内に溜まったガスを火種として炎ブレスを用いる事で前述の松ぼっくりを発火させ、それを外敵へ投げ付けることで攻撃する。
また、ただ投げ付けるだけでなく、手や尻尾で直接叩きつけたり、回転させながら投擲する等様々な形で攻撃に利用してくる他、炎ブレス自体も強力な武器として使用する。
松ぼっくりは地面に叩きつけることで地面に火炎を直線的に走らせたり、コマのように大量にばら撒いて広範囲を炎上させるなど、環境そのものにも与える影響も含めてその危険性は通常種を上回る。そのことから、危険度は飛雷竜や人魚竜と同程度とされる。





・利用
ビシュテンゴ亜種の素材は火に強い耐性を持ち、これらの素材を用いた装備は風と火の神聖な力を宿し、邪悪を寄せ付けないと伝えられている。
また、耐火性に優れた爪は火除けのお守りとされている。




余談だが、通常種同様、独特な形状の尻尾や腕羽を用いてトリッキーかつ軽快な動きを得意とし、知能も高く火炎放射といった派手な技も持つため、エルガドのある船乗りがサーカスで芸を仕込むためのモンスターとして、ハンターに本種の捕獲を依頼したという話もある。
しかし、前述の通り知能が高いとはいえ、他者を翻弄して楽しむ悪辣さと危険極まりない性質の松ぼっくりを常時携帯している事は人間にとって脅威そのものであり、本当にビシュテンゴ亜種を手懐け、思いのままに見世物とする事が可能なのかどうかは疑問が残るところであろう。
・ソース
MHR:S
HAUNTING OF THE SUN モンスターハンターライズ:サンブレイク 公式設定資料集



甲殻種の書 矛砕ダイミョウザザミ

2024-01-04 17:06:40 | 甲殻種











「矛砕」
矛砕ダイミョウザザミ
Stonefist Hermitaur
甲殻種
十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科
全長約1449.89〜1793.68cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1671517525908115460?s=19
・狩猟地
孤島、溶岩島、砂漠、旧砂漠、塔
・概要、特徴
長い年月をかけて成長し、圧倒的な巨躯と戦闘力を獲得した盾蟹ダイミョウザザミの特殊な個体。
爪だけでなく体躯やヤドも通常種を遥かに凌ぐほどに巨大化しており、平均的な個体でさえ並の大型飛竜に匹敵する。



全身を覆う甲殻や鋏は赤黒く硬質化し、特に左の鋏は非常に分厚く、厳しく、巨大に発達しており、交戦したハンターからは「攻撃した剣士が武器を砕かれた」、「攻撃したガンナーが逆に蜂の巣になった」など、俄かには信じ難い数々の噂が語られている。
それらの噂から、ギルドからは「矛砕」の二つ名を付けられている。
一際巨大な左爪は、上述した噂を裏付けるかのような圧倒的な強度を誇る。


どれほど研ぎ澄まされた業物で斬りかかっても易々と跳ね返されるのみならず刃毀れを引き起こし、重砲からの弾丸や強弓から放たれる矢でさえも容易に弾き返してしまう。
二つ名持ちの例に漏れず、ギルドではこの個体について特別措置を設けており、ギルドから特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。




・危険度、戦闘能力
長く生きた個体であるためか、戦闘に関する知能や技能は通常個体を遥かに上回る。
例えば落とし穴に嵌った後、そのまま地面に潜る事で罠から脱出し、逆にヤドの突き上げで反撃してきたとの報告もある。

しかし、通常個体と同じく防御姿勢を取っている間に爆音を浴びると大きく体勢を崩してしまうという弱点は変わっておらず、その際には巨大な左爪から黒い蒸気が吹き出し、一時的に硬度が損なわれるという報告もある。


また、頭部に一定以上の攻撃を加えると体勢を大きく崩したという報告もある。



だが、矛砕はそうした自身の弱点すら把握しており、防御姿勢をとっても爪の間を僅かに開けることで爆音を浴びても反響しないようにすることさえある。



大型化した個体らしく膂力も相応に発達しており、巨大な爪を振り回せば大地を容易く抉り、岩塊を派手に巻き上げ、直撃すれば人間くらいならそのまま吹き飛ばされてしまうほど。
身体能力も発達しており、太く発達した頑強な脚で上空へ跳び上がってからのボディプレスは岩盤を容易く破砕し、大地を揺るがすほどの威力を誇る。


また、後退して距離を詰めてからヤドの角を大きく振り回して大きく跳び上がり、繰り出されるボディプレスの威力は凄絶の一語。

これらの戦闘能力から、ギルドでは危険度を大型飛竜に匹敵すると看做している。






・利用

矛砕の比類なき硬度を誇る甲殻や爪を加工して作成された、矛砕の名を冠する防具には矛砕の魂が宿り、鍛えれば特殊な性能を発揮するとされているが、無論、特殊許可クエストを制した者でなければ着用は許されない。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書



甲殻種の書 盾蟹 ダイミョウザザミ亜種

2024-01-04 16:57:43 | 甲殻種




「盾蟹」
ダイミョウザザミ亜種
Plum Daimyo Hermitaur
甲殻種
十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科
全長約508cm(殻有り 約968cm)
全高約248cm(殻有り 約668cm)
鋏の大きさ約403cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1671147641282121728?s=19
・狩猟地
砂漠、旧砂漠、密林、原生林、未知の樹海
・概要、特徴
美しい紫色の甲殻を持つダイミョウザザミ。通常種と同じく「盾蟹」もしくは「紫盾蟹」と呼ばれる。
ギルドでは亜種と呼称しているが、正確には食性の違いによって変色した個体であり、種としては通常種と同じである。
通常個体と同じく巨大な飛竜の頭骨をヤドとするが、通常種はモノブロスの頭骨を背負っていることが殆どなのに対し、こちらはディアブロスの頭骨を背負っていることが多い。
・生態、戦闘能力
背負っている頭骨の影響か、通常個体に比べて攻撃的な性格をしており、鉢合わせた通常個体と争う姿が目撃された例もある。
運動能力についても通常個体以上に機敏な動きを見せ、素早い動きで獲物に接近して強烈な一撃で仕留める他、泡ブレスの射程も長い。





・利用
砦のように強固な紫色の甲殻を初めとした素材から生み出される色彩豊かな防具は圧倒的な耐久性・機動性を誇り、非常に優秀である。
また、武器として用いても防御力上昇の効果を発揮し、所有者を守る。
しかし、ダイミョウザザミ亜種の個体数は少なく、狩猟できるハンターも限られるため、その素材が出回ること稀である。
・ソース
MH4G
復刻ハンター大全



甲殻種の書 盾蟹 ダイミョウザザミ

2024-01-04 15:34:05 | 甲殻種















「盾蟹」
ダイミョウザザミ
Daimyo Hermitaur
甲殻種
十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科
全長約440.55〜618.75cm
(ヤド有り 約968cm)
全高約248cm(ヤド有り 約668cm)
鋏の大きさ約403cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1670593301731504128?s=19
・狩猟地
密林、原生林、水没林、未知の樹海、孤島、大社跡、遺群嶺、砂漠、旧砂漠、砂原など
・概要、特徴
高温多湿を好み、海辺の砂浜、砂漠のオアシスなど、主に水辺が近い砂地に生息する大型の甲殻種。ヤオザミが長い年月をかけて大きく成長した姿。
立派な長い触角と先が尖った複眼、層状になったキチン質の堅牢な赤い外骨格が特徴で、腹部の保護のために巨大な飛竜の頭骨を背負っている
巨大な平たい爪は平均して約4mもあり、非常に分厚く、頑丈に発達している。
岩をも砕くその爪は金属のような堅牢さから城壁に喩えられ、また挟む力も強靭であるが、触角の手入れを行う時などは器用に力を加減してハサミを動かす様子が見られる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1545645005292724224?s=19
なお、食性によって体色が変化する性質を持っており、体色が紫色に変色した個体は亜種として区別される。




・生態
ヤオザミの頃に引き続き、腹部の保護のためにヤドを背負う習性を持つが、ヤオザミの頃と異なってヤドの種類は選り好みする傾向を見せるようになり、発見される個体は例外無く、角竜類の頭骨を背負っている。
角竜の頭骨は大型竜の頭骨の中でも特に強固であるため腹部の保護には最適であり、また背後の外敵や獲物に対する武器としても利用できるために好む。
大型モンスターとしては大人しい性質で、普段は触角をハサミで手入れしたり、砂中にある餌を摘んでは口に運ぶ様子がよく観察される。

食欲旺盛で、水産物の生育場所を荒らす事で被害を齎した事例もある。
なお、人間も捕食対象の例外ではなく、地中から奇襲を仕掛けるようにしてハサミで捕らえられ、捕食攻撃を受けたというハンターの報告もある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1545644487505915904?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1480019075757600769?s=19
危険を感じると身を縮めて力を込め、前面に頑丈な両爪を構えた防御姿勢をとる。
背部は飛竜の頭骨により保護されているため、この体勢を取ったダイミョウザザミはまさに鉄壁であり、実際に刃を弾かれて狩猟を諦めた者も少なくない。
この事から、ギルドでは本種を「盾蟹」の通称で呼ぶ。





しかし、この防御姿勢では視界が塞がってしまうため、しばらくすると爪の間から眼を覗かせて辺りの様子を窺う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1670614226094936064?s=19
また、防御姿勢をとっている際に高周波や爆音を周囲で立てられれると音が爪の内側で反響し、驚いて大きく姿勢を崩してしまう。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1637368010251075584?s=19


身体を休める際には安全な地中へ潜ることが多く、一見何も無い砂地でも、盾蟹が潜っていれば呼吸によって砂が吹き上がるため、注意深く観察すればその存在を知ることが出来る。
ヤオザミは地中に浅く潜る程度だが、ダイミョウザザミは長距離を移動する際は爪で地面を掘り、地下を移動する事も多い。
移動能力・適応能力は数あるモンスターの中でもかなり高く、殆どの個体が砂漠に生息する一角竜の頭骨を背負っているにも関わらず、砂漠は勿論、一角竜の生息域から程遠い原生林や孤島、果ては遺群嶺のような高地でも生息が確認されている。
また、近年では海を越えて本来の生息域ではないカムラの里周辺にまで出現した事例もあり、同地ではヤオザミも多数確認されていることから、王域生物の影響か、個体群単位で大移動してきた可能性があると考えられる。
・食性
雑食性。虫などの小動物やその死骸、植物、ミネラルやカルシウムを含んだ鉱物などを爪でちぎりとって食べる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1545643681591410689?s=19
・危険度、戦闘能力
大型モンスターとしては大人しい性質の持ち主であり、危害を加えられたり縄張りを守る目的以外には積極的に襲いかかってくる事はないことから、危険度はさほど高くないと看做されていることが多く、多くの場合は鬼蛙や水獣と同程度とされる(例外的にカムラの里周辺においては、つい最近になって初めて大社跡に出現した種であり、かつ屈強な個体のみ確認されているために危険度は高く見積もられている)。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1545643210063548416?s=19







しかし、一度外敵と判断した相手は巨大な鋏を掲げて威嚇、爪を振るったり、口から高圧縮した泡をブレスのように噴き出して攻撃を仕掛ける。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1480029921732747271?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1480062429195546625?s=19
戦闘中は時折爪を構えて防御の姿勢を取ることで外敵の攻撃を防ぐが、長年生きた屈強な個体は、この時に相手の攻撃を弾くとすかさずブレスで反撃してくる知能の高さを持つ。




また、細い長い脚には驚くほど強い力を持っており、時には見上げるほどの高さまで跳躍し、外敵を押し潰しにかかる事もある。
運動能力は極めて高く、巨大なヤドを背負っているにもかかわらず、非常に軽快かつ俊敏に動いて外敵と戦闘を繰り広げる。
華麗な跳躍から岩盤を砕き割る勢いで爪を一気に振り下ろす、地中へ潜ってからいきなりヤドの角を突き上げてくるなど、大人しいモンスターでありながらかなりの戦上手であり、大角を備えた一角竜の頭骨はまさに攻守一体の城として機能する。
外敵を奇襲する際には地中から突然ヤドを突き上げてくる事も多く、砂中からの奇襲攻撃の危険性はヤオザミのそれを大きく上回る。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1670623231655677955?s=19
怒ると口から泡を漏らしながら一層苛烈に爪を振るい、ヤドの深紅の角を突き出して攻撃を仕掛けてくる。
なお、弱ると吐き出す泡に体液が混ざり、青黒い泡を吹くようになる。







・利用
分厚く頑丈に発達した爪をはじめ、盾蟹の素材は耐久性に優れる。
武具の素材として利用すれば、極めて頑強な防具を仕立てることが可能であり、その上見た目以上に軽くて動きやすい。
隙間のない精密な構造の防具は、どんな衝撃も吸収する防御力と機動力を兼ね備えた品として高く評価されている。
また、岩をも砕く爪は武器の刃として加工すれば、飛竜の甲殻をも食い破る威力を発揮するとして評価されている。
甲殻種に共通して食材としての利用価値も高く、爪下や棒肉は食べ応え満点。特に甲羅に詰まったザザミソは絶品として珍重される


また、近年とある宝飾店がダイミョウザザミの素材を用いたアクセサリーを開発、販売を開始したところ、素材不足によって生産が追い付かなくなりかけるほどとなるなど、多方面で需要が高い。


また、ヤドの内部に生成される真珠はその美しさから人々に珍重されるが、毒怪鳥ゲリョスもこれを見ると尋常ではない興奮ぶりを見せて奪おうとしてくることから、毒怪鳥にとっても価値の高いものであるらしい。
このように多方面から様々な形で需要があり、各素材は高額で取引されている。


また、「ザザミ愛好会」や「ザザミ教」という、ダイミョウザザミの愛好会も存在する。
・ソース
MH4G
MHXX
MHR:S
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甲殻種の書 盾蟹 ヤオザミ

2024-01-04 15:27:31 | 甲殻種





「盾蟹」
ヤオザミ
Hermitaur
甲殻種
十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科
全長約169cm(ヤド有り 約219cm)
全高約79cm(ヤド有り 約168cm)
鋏の大きさ約124cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1668972362807803906?s=19
・狩猟地
密林、原生林、水没林、未知の樹海、孤島、大社跡、遺群嶺、砂漠、旧砂漠、砂原など


・概要、特徴
海辺の砂浜、砂漠のオアシスなど、主に水辺が近い砂地に生息する小型の甲殻種で、ダイミョウザザミの幼体。
白い線の入った赤色の甲殻が特徴で、背中には大きな貝殻などを背負う。
眼柄は長く、砂の中から目だけを出すのに適した形状。
・生態
砂地を好み、普段は砂の中に潜んで身体を休めていることも多いが、地上で餌を食べている様子もよく見られる。

とりわけ密林には尋常ではない個体数が棲息するが、これは密林の海岸線が姿を隠すために好む水辺の砂地であり、身を守る貝殻を入手しやすい理由が重なっているためとされる。
繁殖期や温暖期は特に活発に活動する。
食欲旺盛で、普段は砂の中に埋まっている餌を爪で漁っているが、時には砂中で獲物を待ち伏せ、通りがかった動物を襲うこともある。
その生態から、通商を行う商人など、本種の生息域を通る人々からは被害報告が出されることもある。
物音に敏感であり、近くで獲物の足音を感じ取るとすぐに駆け寄って攻撃してくるほどだが、近くで爆音や高周波が発生すると驚いて体勢を崩してしまう。
柔らかく脆い腹部を守るため、背中には大きな貝殻や頭骨をヤドとして背負っている。
成長してヤドが窮屈になってくるとより大きなヤドに引っ越すが、この際は新たなヤドにハサミを当てがって腹部を収められる奥行きがあるかどうかを品定めする。
ちなみに、ヤオザミは腹部さえ隠せればヤドの種類に頓着することはなく、生態調査のために捕らえられたヤオザミの観察記録では、マカ漬けの壺やハンターの防具を背負っていた例もある。
危険を感じると身体を縮めてヤドの下に隠れたり、砂に潜ったりして身を隠す。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1668975687938748416?s=19
・食性
雑食性。苔や虫、魚の死骸、ミネラルやカルシウムを含んだ鉱物などを爪でちぎりとって食べる。
・危険度、戦闘能力
やや攻撃的な性質で、横歩きで迫ってきては鋏で攻撃を仕掛けてくる他、砂の中に潜んでいる時に通りがかると足下から奇襲を仕掛けてくる。

幼体といえど強靭な爪と堅固な甲殻を持ち、油断ならない。




・利用
ヤオザミから得られる甲殻は小さいものの極めて頑丈であり、用途しだいで抜群の性能を発揮する素材として重宝される。
また、体内から採れるザザミソは珍味として知られ、これを目的とした依頼が提示されることもある。
・ソース
MH4G
MHXX
MHR:S
復刻ハンター大全

HAUNTING OF THE SUN モンスターハンターライズ:サンブレイク 公式設定資料集