日向ぼっこ

大腸ガンになっても生きて行く

目覚め

2016-06-01 00:05:04 | 日記
手術が始まって、目覚める迄に夢を見ました。
時間の経過が良く分からないので、手術中に見ていた夢なのか、終わってからの夢なのかはよく覚えていません。
ただ記憶に有るのは、螺旋状の滑り台の様な形の白い塔の中に居て、隙間から池か湖の様な景色が見えました。
何故か少し暗くて恐い感じがしたので、塔の壁の内側に身を隠す様にして、隙間から覗き込む姿勢で観察していました。
すると、その水の上にはボートが何艘か浮いていました。
桟橋の様な所に黒い人影が二人居て、手帳の様な品物の様な物を手渡していました。
何か怪しい物のやり取りに見えました。
反射的にこの黒い人に見つかってはいけない気がして、更に塔の壁の内側に隠れました。
そして、気付かれない内に逃げなくてはと思い、急いで塔を駆け下りて行きました。

駆け下りている途中でふと違う方向を見ると、遠くの方に凄く綺麗な夕焼けの様な、朝焼けのようなオレンジと白い光に輝いている雄大な景色が見えたのです。
とても綺麗だったので、これは誰かに教えてあげないとと思い、また急いで駆け下りて行きました。

そこで、目覚めたような気がします。
途中に誰かが私を呼んでいた気もします。
あれは、家族が掛けてくれていた声だったのでしょうか?

よくは分かりませんが、あの夢はあの世とこの世の間の出来事だったかも知れません。