日向ぼっこ

大腸ガンになっても生きて行く

手術日

2016-05-29 23:25:55 | 日記
2014年12月15日、午前10時に入院手続きを済まして、市内の病院に入院しました。
部屋は怖がりなので、個室ではなく4人部屋にしました。
入院すると、色々な説明や前準備が待っていました。
また手術前夜に家族を集めて、病状と手術方法、手術のリスクの説明を受けて、承諾書にサインをしました。
病状の説明では、5年前に切除したポリープの取り残しが腸壁の中で徐々に大きくなり、腸壁を盛り上がらせている状態。
5年かけて、切除跡の内壁部分の横から顔出してきたのだと言う事でした。
手術は開腹手術で、S状結腸部分を25㎝切除し、盲腸も切除する予定で、状態によりその他の部分も切除する可能性は有りと…。( i _ i )

手術前日は絶食と下剤で、お腹はすっかり空っぽです。点滴の注射を見つめながら、何とか眠る努力をしました。
日が明けて、12月17日午前9時過ぎに看護師さんが、病室まで迎えに来てくれました。
私は家族と友達の見送りを受けながら、看護師さんと一緒に手術室に入って行きました。

頭にシャワーキャップをかぶり奥の手術室に入ると、名前の確認と手術の確認を終えてから、手術台に横たわり、脊髄への麻酔から注射されました。背中への注射はやはり痛かったです。
それから腕に麻酔の注射をされたのですが、その後の記憶がもう既に無かった様に思います。

気が付いた時にはもう手術は終わっていて、4人部屋のベットに戻っていました。
家族が呼びかけてくれたり手を握ってくれたりしたのですが、何か凄く疲れていて眠りたい欲望でいっぱいでした。

入院まで

2016-05-25 18:04:50 | 日記
12月9日に検査結果から入院までは、病院からの連絡待ちでした。
毎日毎日、いつ電話がかかってくるのかと心配と不安が押し寄せて来ます。
人生で出産以上の体験をこれからするのです。

スーツケースに入院準備の物を詰め込んでも、何かしら忘れている様な気もするし、余計な物を入れたり出したりしていました。

神頼みの心境にもなり、占いに行ったりもしたのです。占いの先生からは、病院の方向が悪いから方違神社に祈祷に行きなさいと言われ、石切さんでもご祈祷するように言われました。
早速両方の神社にお参りし、ご祈祷してもらいました。
今も、頂いたお守りを毎日持ち歩いています。
それと、頂いたお札は部屋にお祀りして、毎日拝んでいます。
その辺りは、信心深い私です。

そんなこんなしていると、病院から電話が有り、12月15日に入院する事になりました。
キャンセル枠が出たと言う事で、急遽手術は17日と決まりました。

あぁ私はどうなるのかと思っていても、時は淡々と過ぎて行くのです。

重大発表

2016-05-22 22:16:18 | 日記
重大発表などと言うと、ホントふざけている様に思われるかも知れないけれど…(・_・;
それ程にショックな結果だったのです。

CTの画像を見ながらの先生の言葉は、最初は何を言っているのかよく分かりませんでした。
でも耳に神経を集中して、理解しようと努力している自分がそこに居ました。
CT画像の中でS状結腸の壁が波打って、ぼこぼこしていました。
先生から通常の腸壁は真っ直ぐで、この様にでこぼこはしていない。
ガンが腸壁を超えて盛り上がっているか、もしかしたら小腸にも癒着しているかも知れない。
手術方法は腹腔鏡では無く開腹手術で行い、状況によっては小腸も切除しますとの事でした。

おまけに盲腸部分には白い影が有り、バリウムの様な物が残っている様だと…。(;_;)
ずっと、盲腸辺りに引きつった様な痛みが有ったのは、この為だったのか?

結果、私は開腹手術でS状結腸に出来たガンを切除し、お腹の中を確認した状況で小腸も切除する可能性も有ると言う事だった。
ついでと言っては悲し過ぎるが、盲腸も切除する事になりました。(゜o゜;;

やはり、これは私には重大発表でした。

転院

2016-05-18 00:16:27 | 日記
11月22日の結果を受けて、1日も早く治療して貰える病院を探そうと、多くの知人に相談しました。
いち早く知人の紹介で、25日には市内のガン拠点病院で診察を受ける事になり、前病院からの紹介状とデータを持って行きました。
緊張しながら診察室に入り、今までの状況をまとめた文書を提出して、診察を受けたのです。
データを見たO先生は、「今時、注腸検査って…。」と、まるで時代遅れだと言わんばかりでした。
データと資料を見た限りでは、腹腔鏡での手術を予定しているが、術前検査を今から急いで受けてもらって、その結果を見て手術方法や範囲を決定するとの事。
怒濤の様に検査や手続きをする事になり、何だか全ての事が他人事の様にしか思えませんでした。

そして12月9日、いよいよ術前検査の結果が出たのです。


診断確定

2016-05-15 00:03:10 | 日記
11月22日、遂に検査結果を聞く為に病院に向いました。
日頃主人に頼る事も無かった私でしたが、今回ばかりはそうも行きません。
主人にお願いして、一緒に病院に行ってもらいました。
生検検査の結果は、やはり進行ガンと診断。
血液検査の結果は、CEAが16.8に急上昇。
もはや余談は許されません。

先生に説明をされている間も、何でこうなったのか?何でここまで分からなかったのか?と、頭の中はパニック状態でした。
5月の腸カメラをした時に、大丈夫と言ったではないかと先生を問いただすと、頭を下げて5月の 検査時に赤くただれていた部分を組織検査しなくて、申し訳なかったと言いました。

頭を下げたのは、この胃腸病院の院長です。
半年経った事で、ガンは進行してしまったのか?
5月に発見出来ていたら、いやいや…昨年の2月の腫瘍マーカーの上昇を見逃していなければ、もっと早期発見になっていたのでは?
そう思うと、どんどん悔しさと悲しさが込み上がってきました。

院長が紹介する病院には不信感が有ったので、私は自分で病院を探す事にしました。
とにかく1日も早く、ちゃんとした病院を❗️