2日目、本当は、大雪の旭岳に登りたかったのですが、
札幌から年寄りつれての日帰りは、電車バスを使って個人で行くと無理だというのがわかったので
小樽周辺で楽しむことにしました。
まず、函館本線で、仁木まで行って、フルーツ狩りを楽しむことにしました。
例年だと、もうこの時期は少なくともさくらんぼはシーズン真っ盛りなのですが
今日は降りる人も少なく、無人駅にて、年寄り3人と私は取り残されました。
駅前の店も閉まっていて、いやはや、大変なところに着いてしまったかと予感はしたのですが
とりあえず持っている地図には、駅の周辺に沢山の農園が集まっているように書いてあったので
てくてく歩き始めたのです。
さくらんぼだけなんて普通すぎるから、それに出来たら、ブルーベリー
イチゴあたりも摘めるかしら…?妄想は膨らみました。
ところが…、歩けど歩けども着かない!
線路の脇には、こんなでっかい蕗の葉が沢山生い茂っています。
北海道ではどこにでもある風景ですが。
せっかちな父は、地図も見ないで、はるか遠くのほうまで行ってしまいました。
2時間あれば、十分楽しめるだろうと思っていたのに
これでは1箇所にも辿りつけないのではと思い、近くの農家の方に、道を訪ねました。
すると、何と、ブルーベリーはおろか、さくらんぼすら、まだ解禁でない可能性が高いのではないかとの話を聞きつけました。
そこで、お目当ての農園に電話したり、観光協会に電話したりした末、漸くその日数件だけ開園していたさくらんぼ園の方に
車でお迎えを頼むことができました。
さて、あとは、父を捕まえなければ!
北海道には、そこかしこに松が生えています。しかも、いろいろな種類の松が。
それまであまり意識してみていなかったのですが、北欧を何度か旅した今
自分のルーツとの共通点を再認したのでした。
父を捕まえ、農園の方にも無事拾ってもらえて、1時間遅れで収穫開始!
佐藤錦は北海道でも堪能することができるのですね。
しかも、見てください!こんなに大きくたわわです!
人も殆どいません。独り占めです!
さらに、さくらんぼの木も、桜なんだなと改めて思いました。
しかも、年季の入ったこの太い枝!
こういうところからも、しっかりパワーを頂きます。
農園では、こげ茶色のひまわりも咲いていました。
そして、オダマキ。
関東では、園芸として大事に大事に育てられると思うのですが
北海道では、道端に、まるでひなげしのようにさりげなく咲いているのをよく見かけました。
この写真のは、植えてあるものですけれどもね。