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ぴあのぴあ~の うたのある生活

音楽、グリーグ、芸術、イタリア、北欧、旅…大好きなことを、ゆったり、気ままに書いています。

第7回スペルマン・ステンマin JAPAN

2008年10月19日 22時24分05秒 | ・ニッケルハルパ
今日のステンマの会場となった戸田市立芦原小学校はとてもきれいな
近代的な佇まいの学校でした。
木目調の体育館アリーナで
今日はレイフを囲んで思う存分踊って、弾いて、楽しみます!

いつもの流れだと、前半は主に楽器の演奏が主で
その後徐々にダンスの講習会→皆で弾いて踊る、というような感じですが
今日は、わりと最初のほうからダンスが始まりました。

開始時間を30分間違えて把握していた私。会場に着くと、素敵な民族衣装をまとった皆さんが待っていらっしゃいました。

レイフ先生の独奏に合わせて、ポルスカやハンボを踊る皆さんのお姿が本当に美しくて踊る歓びが伝わってきました。

しばらくして、いよいよ先生の周りで講習会に参加した生徒さんたちも混じって演奏。私もその輪の中に入り、私達の周りをダンスを踊る方々がくるくると回り始めます。私はとにかく先生や皆さんが提案してくる音楽に置いていかれないように、先生の弓を見つつ、時々左指も気にしながら弾きつづけました。

今までは、ダンスの曲はちょっとついていけないや、とダンスに周ったり、見て聴いているだけでしたので、下手は下手なりに、今回は大きな船出でした。曲が始まると途中で止めるわけにはいかないので、とにかく「弾きぬく」ということを学びます。最初は皆に混じって、全然違う音を沢山弾いていましたが、そのうち、自分も弾けるようになっていたりして、合奏も合唱みたいだなと、音楽の威力を感じました。

FIKAの前に、私達からレイフに「麗しのヴェルムランド」「ふるさと」の2曲をプレゼント。レイフからも「教会への行進」という曲を頂戴しました。
FIKAの後には、レイフのミニコンサート。スウェーデンの曲の80%は足のために作られた曲、即ちダンスの曲、残り15%はゴングロード、そして5%だけが聴くためだけの曲だそうです。ダンスはスウェーデン音楽と切っても切れない関係なのですね。

メロディーを鼻歌で歌えても、曲名と結びつかないので、曲だしも出来ず「何が弾けるの?」「次は?」というレイフの呼びかけにも対応しきれず、反省。全ての曲を楽譜化しているわけではないので、見返すのも難しい場合があるのですが、これからはなるべく覚えるようにしたいなと思います。

私にとっては荒波の曲もありましたが、最後のほうで、講習会で習った4曲を皆できれいに合わせることができたときには、圧巻でした。ダンスの方からもBravoの声が挙がりました!

レイフ先生来日の最後の日でした。「日本に居ながらにして、スウェーデンの音楽を学ぶ機会が作れないか」そんな鎌倉先生の思いで支えられた貴重な機会でした。最後まで暖かな心通った素敵な音楽祭でした。

レイフ ニッケルハルパ講習会2

2008年10月13日 23時55分30秒 | ・ニッケルハルパ
今日はところ変わって与野本町。

まず、昨日の復習でFria Valet、エッペルボーを弾きながら弓の持ち方などについてご指導いただきました。個人レッスンで注意された多くのことを再度注意されました。弓が1番、指は2の次。先生が前にいるときには、必ずその順番で見ること。この2つは、中でも比較的自分が覚えているほうの曲でしたが、それでもいざ、きちんと出来ているか否かとなると、なかなか1日では再現できませんでした。

次に新しい曲を。Shottis i tuner という曲で、ダンスをやっている方なら誰でも知っている有名な曲だとか。

これらの曲の中で、ダブルストップの練習も取り上げられました。いろいろなところでコードを拾えるでしょうという参考事例。実際どんな曲のどんな場所に出てくるかで指使いも変わってくるようですが、ごく基本的でよく出てくるコードについては一応紹介があり、これを機会にキーの場所と弾く弦を確かめました。

お昼は、ロングボードといって、長い机に各自自分の持分だけを持参してランチを食べながら会話を楽しむというスウェーデン式の食べ方に自然と流れました。鎌倉さんが自家製のスープとふかしポテトをお裾分け下さり、窓もあって、先生を囲み全員で和気藹々とした時間が過ごせました。

「この机このままの状態にしておいて!」とレイフ。

午後の授業は、その並んだ机の上に、皆さんのニッケルハルパがずらりと並びました。日本にあるニッケルハルパの大半がここにあるのですが、その姿は壮観。よく見ると細部がそれぞれ製作者によっていろいろ異なることがわかりました。

前半は調弦とメンテナンスについて学びました。
これらのことは、これから独り立ちしてスウェーデンにいかなくてもある程度長く楽器を楽しむために必要な処世術ということで、かなり長い時間をかけてみっちり教えてくださりました。
楽器の詳細の目利きについてもいろいろ学びましたが、言葉にしづらいので割愛。

調弦については
1.ボックス(黒檀からブリッジまで)の間隔は40cm。
  それ以上でも以下でも駄目。
  もし合っていなかったら、少しずつブリッジの位置を弦を張ったまま
  調整する。
  ブリッジはfホールの横棒の位置に合うようにできている。

2.左手側端の共鳴弦のペグの調整。
  上のほうは少し楕円形になっている。
  下のほうに専用の道具を使って行う。
  (楽器を買ったときに付いてくるが、ない場合は、ペグの厚みにぴったりな
   円柱状の道具を作る手もある)
  右手側のネジを完全に緩めてから3回(締め)まわした状態で、
  ペグで調弦する。
  1年に2回くらい行うこと。(季節の変わり目)

3.löv(ボックスの中のピン)を1個1個調弦する。
  楽器を買ったときに付いてくる専用のスケールを使うか
  チューナーで調弦する。

  調弦のときには、音がきちんと安定して鳴った状態のものを採用する。


弦の張替え:
共鳴弦はギターの弦と同じだが、弓で弾く弦は一部チェロの弦などを利用する。

変えるときに全部一度に変えてはいけない。(ブリッジが倒れてしまう)
日を分けてでもいいから、何回かに分けて行う。
ペグに巻きつけるときは、見た目がきれいに巻いたほうがよい。
反対側(持って右側)の端は横から見てきちんと円が見えるように、上から見て
きちんと縦に入っているようにチェックする。

FIKA(コーヒーブレイク)の後は、再度チューニングを。温度差が激しいと楽器も呼吸をしているので、音が狂いやすいから、こまめに調弦をするように指示されました。これまでの総復習の後、最後にシャーレックヴァルセン(愛のワルツ)を弾きました。この曲には歌が着いていて、1840年スウェーデンの劇の1節で歌われた歌だそうです。

授業が一通り終わった後、先生のコンサートがありました。
どの曲も先生の魂がこもっていて、洗練されたダイレクトで暖かい響きに
包まれました。
悪魔のチューニングで奏でられた曲が素敵でした。

コンサートが終わった後、1巡だけ皆が1曲ずつ曲だしをやって演奏を楽しむ時間があり、余興を楽しみました。
そして打上げ。長い週末が終わりました。

スタッフの方いろいろお世話になりました。お疲れ様です。
正直これまで勉強不足で何とかしがみつき参加させていただいていたので、3日間頑張れるか不安でしたが、先生の熱意あるご指導と、スタッフはじめ参加者全員のリーダーシップのお陰で、実り多き時間を過ごさせていただきました。

来週末のステンマまで、残りわずかですが、貴重な時間を思い切り楽しみたいと思います。

レイフ ニッケルハルパ個人レッスン

2008年10月12日 23時59分21秒 | ・ニッケルハルパ
個人レッスンの内容はいつも迷う。
他のみんなみたいに、何か自分に合った曲を授かるのもあこがれだが
今の私には、多分消化不足になりそう。

昨年のサマーコースより1年、正直この楽器について自分から研鑽を積むような練習をしてこれなかったので、自業自得なのであるが、新しい曲には手を出さず、ある程度土地勘のある曲で、もう一度基本的な内容をさらおうと思った。
楽器を触る間隔が空いてしまうことで起こってしまった悪い癖をこの機会に直し、それでも1年を通して理解に苦労をしたボウイングに対する指針を少しでもつかめればという気持ちで。

まず右手の弓の持ち方から。
手の形が出来たら、今度はそれを弦に乗せて上下させる。

力を抜いて、少し右側に弓の棒の部分が傾くように。
弦へは少し強めにあてて。
小指に力が入ると腱が伸びて痛めてしまうので
もっと丸めて。

開放弦だけで、左手は使わない練習を何度もすること。

次に右手の各指の役割を再度確認。
親指は真っ直ぐ、一番下の鍵盤のところを滑らせるように
スライドさせるときにどんなときに、どの指を伸縮させるかについて確認。
基本的に、親指・人差し指以外は丸くした状態で最初のフォームを構え、移動を少なくさせる。

「時々(ときどき)」という言葉が、英語の「OKIDOKI」という言葉に似ていて
レイフが「きれいな言葉だね!」と何度も楽しげに唱えていた。

難しいフレーズを弾いて、デモをして下さった。
先生の楽器の後ろ下にもぐって覗き、どんな具合に指を動かすか、本当に右手には全くストレスがかかっていなくて、ただ置いているだけということが分かった。

次にボーツマンデッキの後半部をリクエストした。
まず、一緒に弾いてみて。
そのときに、先生が前にいるときには、必ず自分ではなく先生を見て弾くように注意された。そして、まずは弓に集中して。右手指は二の次。
最初の難関は、1フレーズ最後の三連符のアップストローク。スラーにするように、そしてその部分に来る前に、きちんと次にどんな音楽が展開するかを予測し、準備してかかる。
そして、ストロークはなるべく短く処理できるように、むやみにガアガア上下させないように。そうしないと、テンションがぼやけた旋律になってしまう。
弓の張り具合についても、もう少し張りがあったほうがメロディーラインを際出させるのにはいい状態だった。弓の張り方は、弾く曲、人によって個人差もあるが、あまり強すぎても弱すぎてもいけない。

その後、同じ曲の前半部を。
弓はゆっくり動かして。速さ、というか余裕なくあせった弾き方にならないように
ゆったりと。
アウフタクトから始まるシドシ、ドレドのところを先ほどの後半部のパートと同じように1ストロークで弾くように。
このとき「3連符」の言葉も先生に教えてあげた。

最後に両方を通して。
もう、先生の弓にかじりつくように弾いていた。何度一緒に弾いてもらったか、あるとき突然弾けるようになった。そのとき丁度時間になった。

あっという間といえばそうだったけれども
とても貴重な充実した一時でした。
あるべき状態を身体全身で浴びたような。

歌のレッスンでもそうだが
先生のおっしゃっている技というのは、
そう簡単に盗み理解できるものではないので
感覚的に分からないところを何度もおさらいできたのが
自分としては大きな財産になった。

多分次の日もまた次の日も、それを再現できるようになるには
しばらく日々の鍛錬を必要とするだろうけれども
そして、先生のように弾けるようになるには、もっと遠い道のりだと思うけれども
この日のレッスンで得た感覚は忘れないようにしたい。

レイフ ニッケルハルパ講習会1

2008年10月12日 23時54分42秒 | ・ニッケルハルパ
今日はいよいよ講習会。朝から晩までフルにニッケルハルパ漬けです。

今日からニッケルハルパ初挑戦の人もいたので
まずは昨日の復習。楽器の持ち方、弓の持ち方を再度チェックし、昨日習ったFria Valetという曲を先生がお手本を見せ、その後私達が続くというのを繰り返しました。そのときは、「左手の親指や手に楽器を置かない!」と何度か先生に注意されました。弓の持ち方ももう一度先生に診ていただきました。

その後、エッペルボーを少し弾き、2人ペアになって、お互いの悪いところをチェック。このころからでしょうか。他の人のフォームを見て学ぶことを意識させて、先生はプログラムを組んでいることが察することができました。他の人の良いところ、悪いところを見ることが出来るようになると、師匠から目で技術を習得することもできるようになるし、自分のフォームも確認できるようになります。
ペアになった方と、左手の指の置き方、右手の弓の持ち方・捌き方、これがやっぱり難所だねとお互いに確認。特に左手と楽器との関係は、前の癖が抜けなくて、すごく意識しないとすぐ前に戻ってしまうので、なれるまで何回も意識的に直さなければと思いました。
さらに、後半の指使いがそれぞれ違ったので、他の人にもインタビューしてみようということに。さらには、先生にも質問して、先生のオススメのフォームを習うことができました。

その間先生は、初心者の方に大急ぎで音が鳴らせるように別途指導をされていました。

エッペルボーを再び皆で合奏し、その流れでPOLSKAとHAMBOの違いを少し説明されてからお昼になりました。

午後は、その続き。POLSKAは、先生のお祖父さんの時代くらいに流行った古い踊りのリズム。前小節のアウフタクトを受けたトリルのような1拍が次の拍頭にかかることで、快活なリズムの原動を作り出します。一方HAMBOは、もっと後に出てきた新しい踊りで、POLSKAほどその拍は後を引きません。弓運びも含め、先生が図解して下さり、そのあと踊りのステップと実演もして下さりました。言葉で表現するのはちょっと難しいですが、その違いについては、五感を通してみっちり教えてくださりました。

同じ曲も、この弓捌きのリズムでPOLSKA・HAMBOどちらにも踊れるように弾き分けることも出来るし、逆に、踊りの時にはそのリズムの違いを意識して弓で体現してあげないと、踊る人は踊れないのだそうです。

次に新曲伝授。Tystbergavisan(静かな丘の歌)
その名の通り、しっとりとした曲。左手の運指は、無駄な動きは省き、なるべく効率的に速くフォームを作れるように動かします。そして、この曲がどの調で作られているかを理解して、運指を予測すると早く覚えることができます。

その後FIKA(スウェーデン式コーヒーブレイク)。その時、ふとした瞬間にSpelmansglädjeのセッションが始まったりしてワクワクしました。

FIKAの後は、先ほどの曲の復習と、次の新曲。
Furubonspolska(針葉樹のポルスカ)
これはスウェーデンに行ったときに共通に弾けるようにするための曲として
選曲してくださりました。簡単な運指の割には、ポルスカのことを学びながら、単調の調べを味わうことのできるいい曲だなと思いました。

この曲をさらう前に、先生はふと
「新しい曲を覚えると言うのは、新しい街を訪ねるのと同じことだ」
と言いました。1つ1つの曲をないがしろにせず、何か1つでも多くのものを習得するように丁寧に作っていくことが大事だと言うことです。

今日は総勢12名いて、それぞれが演奏暦や抱える問題が異なる中、レイフ先生はそれぞれに対して無駄のない的確で且つ細やかなご指導を下さり圧巻でした。私も何度も何度も先生に左手の親指の位置、弓の持ち方、調弦の仕方、ストロークを短くすることを直されました。出来ない状態を「出来ていないよ」と言ってくださる方がいるというのは本当に有難いことです。そしてできるまで忍耐強く待ってくださって、正しい状態を気づかせてくださる。基礎フォームについて、何故そうすべきなのかをきちんと説明できる。けれども、最後の答えは自分で見つけなければ行けない示唆も与えてくださる。

先生のお手本演奏を聴くたびに、先生が歩んできた人生が伝わってくるような振動を感じました。

そして、さらに印象的だったのは、レイフ先生の英語を受講者の中で英語の分かる方々が何人かで日本語のバックアップをしてくださったことです。一人の人が翻訳するのもスマートですが、先生の教えを理解するには、ただ英語が聞き取れるだけでなく、ダンスのこと、スウェーデンのこと、民俗音楽のこと、楽典の知識、弦楽器の知識など沢山の素養が必要であることが、今回身に沁みました。それを、皆で聴いて、皆で助け合いながら習得でき、とても良い雰囲気の中で大事なことを沢山学べました。

この後、レイフ先生は、お腹が空いていたのですが、もう少し私の個人レッスンにお付き合いいただくことになります。

レイフ ワークショップ

2008年10月11日 22時06分09秒 | ・ニッケルハルパ
今日は「ワークショップ」とあって
ニッケルハルパ以外の楽器の方も多く集まり
楽器の技術的なものはさらりとした感じになるのかしらと思いきや
最初からニッケルハルパの基本の基本を学ぶことができ
個人的には大満足な講習でした。

楽器の持ち方、弓の持ち方から、ウォーミングアップ(体操)、新しい曲1曲と一人一人にじっくり教えてくださりました。

「弓を持つときは、子猫を片手で抱きかかえるように(優しく力を抜いて)」
「(右手の鍵盤の指は技術者であるのに対し、左手の)弓はアーティストだ」

先生の豊かな表現が、正しい感覚をつかむのにとても分かりやすかったです。
そして、わからなくなったときには、あせらずに、ゆっくりと静かに基本に立ち返るというアドバイスも参考になりました。

右手の親指の位置についても、自由にスライドさせてもよい奏法を教えてくださり、漸く自由になった気分でした。とにかくラクに弾ける弾き方を過去のご自身の経験と沢山の師匠から得てきた情報とを駆使していろいろと教えてくださりました。

新しい曲も、3弦に渡って跳ぶ曲だったので、最初に聴いたときには
自分に出来るか不安でしたが、何度も指だけの練習をしてくださり
何とか最後までついていくことができたのは、大きな自信になりました。
また同じような曲が出てきたら、挑戦してみたいと言う気持ちも湧いてきました。

ボウイングを先生に診てもらった後の「ボーツマンデッキ」はいつになくしっかりと音が出て(その分間違いもはっきりきこえたのですが)弓さばきだけでこれだけ音が違ってくることに驚きました。

こういった正しい音との出会いをできるだけ沢山この機会にできればと思います。

レイフ・アルプショー ニッケルハルパ演奏会

2008年10月10日 23時52分38秒 | ・ニッケルハルパ
今日はスウェーデン大使館でスウェーデンから来日した
ニッケルハルパの巨匠レイフ・アルプショーLeif Alpsjöのコンサートに行きました。

鎌倉さんの訳を介して、暖かな雰囲気で音楽が流れました。
レイフは初めて来日したはずなのに
何故か初めてお会いした気がしなくて、
まるで隣でいろいろなお土産話を話してくださるように
いろいろ教えてくださりました。

お二人が時折ダンスを踊りながら演奏が流れていったのが印象的でした。

演奏会の後、スウェーデンでは恒例の演奏家と聴衆同士でのセッション。
私は始めてお借りしたニッケルハルパを持ってスペルマン(演奏家)として便乗しました!ボーツマンデッキからはじまり、自分で弾けるか不安な曲もあったので、どこまで着いていけるか不安でしたが、今までより少しずつ弾ける部分が増えて楽しかったです。やはり、回数を踏んでいると、段々できるようになる部分もあるんだなと思いました。

スウェーデン大使館を後にして、一部のスタッフの皆様と、レイフを囲んで打上げに参加しました。私は、英語の堪能な皆様とレイフのお席でご一緒させて頂きました。自分は笑顔とうなずくので精一杯でしたが、「やなぎ」の美味しいおもてなしを頂きながら、会話も会も盛り上がり、とても楽しかったです。

明日からも数日間スウェーデン時間を満喫したいです。

ニッケルハルパ練習記

2008年10月07日 22時35分29秒 | ・ニッケルハルパ
今日は前半うた、後半ニッケルハルパの練習をすることにした。

うたは、発声練習の後、やはり睡魔が襲い、あまり細かい練習はできなかった。

ニッケルハルパは、今まで教わった曲のうち、あともう少しで仕上がりそうなもの何曲かやった後、先生に聞かせたい日本の音楽をいくつか試してみた。

指だけに気をとらわれず、弓のストロークやタイミングをチェックしながら弾くと音楽が安定する。

ニッケルハルパ練習記10

2008年10月04日 20時25分35秒 | ・ニッケルハルパ
今日は来週ニッケルハルパの巨匠を迎えるためのスタッフ会議の後
何人かでニッケルハルパ&フィドルを弾きました!

楽器が無かったので、不安でしたが
前回教えていただいた曲が少し自分のものになっていて良かったです。

まだ、曲と名前が一致しないのが多いので
リクエストもできず。。
覚えた曲をどんどん言えるようになりたいです。

本日から巨匠帰国まで、ニッケルハルパをお借りすることになりました!
巨匠来日まであと1週間足らず。
先生と少しでも多くの曲を一緒に楽しめるように
少しでもできる様になりたいです。

ニッケルハルパ練習記9

2008年09月23日 21時05分37秒 | ・ニッケルハルパ
巨匠来日を控え、今日はEさんに練習お付き合いいただきました!

今まで沢山の曲を皆さんと合わせる機会はあったのですが
その後自分でさらう時間がなく風化していたものたちを、時間の許す限りさらいました。

まだまだだな、という課題の曲も沢山ありましたが
Eさんにゆっくり紐解いていただくと、意外と自分にも出来る(出来そうな)曲も何曲かあったりしてとても楽しかったです!

耳トレーニングということで、私がいなかったときのToboの貴重なビデオや、その他ためになる模範演奏をいくつか見たり聴いたり…。

重要なのは忘れないようにすること。やった曲のメモを取ったり、もう一度CDを聴いたり…、できることからまた始めよう!

第6回スペルマンス・ステンマ in JAPAN

2008年08月31日 23時45分04秒 | ・ニッケルハルパ
今回は何とか参加できました!
Toboでのサマースクールから約1年。
あれからさらに飛躍された方もいらっしゃいますが
私はそれと較べるとかなりゆっくりです。

練習の時間が取れないのでなかなか指も回らないし
曲を良く聴いているわけではないので、音も取れませんが
いつも基本コースで留まっているのも…、と思ったので
今日は思い切って、アドバンスの輪に入ってみました。

着いていけない曲もありましたが
リーダーの方が皆で弾けそうな曲を選んでくださったので
昔を思い出しながら何とか着いていけました。
それは、人に聞かせられるものかどうか、ということになると、また別なのですが
あくまでも自分流にとても楽しかったのです。

ニッケルハルパも、初心者とそうでない人といろいろな層が出来つつあるのが
とても嬉しいことだなあと、その交流を楽しんでいました。
去年の帰国したての熱い鉄の状態の自分と、今の冷めているけれども
それはそれでまた別の次元にある自分との感触を。

後半から、ダンスの講習が始まりました。
今回は、歩く練習。パートナーのことを考えて歩いていく練習。
これは、一見簡単で地味なレッスンでしたが、個人的には深い意味を感じました。
何年も続けていらっしゃるベテランの先生に伺ったところ
歩くステップだけでも、ものにするには3年くらいかかるとのこと。

私も歌う時の立ち位置に関しては、常に新しい気持ちで確認します。
自分が「立つ」ということが原点であり、全てであり
だからとても難しい。

その後も、お上手な方々の輪に入れてもらって、いろいろ挑戦しました。
もう3,4回はハンボやポルスカを教えていただいているのに、ブランクが空くたびに、リセット。でも、思い出すと段々楽しくなります。今日習ったステップだけでも、いろいろと楽しめるということを教わって楽しくなりました。そして、最高水準の方々の素敵な踊りも見て堪能しました。

本番前で、家で作業や歌の仕込をしようか迷いましたが、行ってよかったです。
どうしても身体を動かしたかったので、とても良い気分転換になりました。