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ぴあのぴあ~の うたのある生活

音楽、グリーグ、芸術、イタリア、北欧、旅…大好きなことを、ゆったり、気ままに書いています。

2006年7月スペイン旅行記4/8日目(ミハス 街並み)

2006年09月26日 23時57分34秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
その後、比較的長めな自由時間を頂く。
気が付くと、しとしとと雨が降ってきた。
気温が40度を超えない一時を過ごせたのは良かったのだが
せっかくの白壁と青い海がウリの街でとても残念だ。
ここは、気の利いた日本人好みの可愛らしいお土産が買うことができるというので
日本語の地図を片手にぐるぐる周った。

もう少し静かなところで、カメラが止まらないようなところかと思ったが
ノリは軽井沢とか清里のような趣で、狭い小道に意外と人がごった返していた。

2006年7月スペイン旅行記4/8日目(ミハス ロバタクシー)

2006年09月25日 23時29分55秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
海沿いの白い壁の急な家並みに向かって坂を登っていくと
ミハスに着く。
ここは、アンダルシア地方の中でも南に位置し、
ベッカムの別荘や、ダイアナ妃が亡くなる前最後に訪れたホテルなどもある
ヨーロッパ屈指のリゾート地。
晴れているとアフリカ大陸を眺めることもできる。

まずは、名物ロバタクシーに乗る。

動物に乗るイベントに目がない私は
このイベントを心ひそかに楽しみにしていたが
実際に乗ってみると、なかなかハードだ。
ロバは言うことをきかないし、ロバの身体は意外と太い。
馬跳びで失敗した格好をしばらくの間やっているのと同じ体制だ。
しかも揺れると、高いところから急な坂を見下ろすようだ。

またがってから、30分程度たっただろうか
いろいろな人にぶつかりながらも
ゴールにたどり着くことができた。

2007年7月スペイン旅行記4/8日目(ミハスへ)

2006年09月14日 07時42分36秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
今日は曇り。
セビリアからコスタ・デル・ソル屈指の
美しい白い村「ミハス」へ向かう。

バスで3時間30分くらいの道中、途中でインターチェンジで休憩をとる。
ここで、スペインの夏の飲み物オルチャータ(horchata)を飲んだ。

ココナツミルクのような、植物でできた冷たい白い飲み物。
私は結構好きだったが、旅友はあまりお気に召さなかった模様。

隣のカウンターにいたバスの運転手さんに、尋ねた。
<ケセスト?>(これは何?)
すると飲んでいた飲み物を説明してくれた。
温めたミルクにコーヒー粉末、砂糖を入れて飲むんだよと。
この国のコーヒー文化は日本のものと大分違うので
これだけでも「へぇ」の連続だ。

2006年7月スペイン旅行記3/8日目(本日のキーフレーズ)

2006年09月12日 07時10分05秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
本日は、いくつか買い物をしたので
買い物の時に使えるフレーズをご紹介します。

■ タバコ屋で切手を買う

切手は、写真のようなタバコ屋(ESTANCOエスタンコ)
で売っていますが、ツアーでは、あまりそのようなお店で
ゆっくりできる機会がなかったり、切手を取り扱って
いなかったりすることもあるので、添乗員から情報を
仕入れて買い時を逃さないように。

また、切手はエアメールで0.78ユーロ。
(価格は変動する可能性があるので、都度添乗員に聞いたほうが良いと思います)


私 :Quisiera comprar 10 sellos.
 <キシエラコンプラールディエスセリョース>
   (切手を10枚買いたいのですが)

   Cuanto cuestan ?
   <クアントクエスタン>
   (いくらですか?)
   (1個の値段を聞くときは、Cuanto cuesta?<クアントクエスタ>)

店員:Siete ochenta.
   <シエテオチェンタ>
   (7ユーロ80セントです)

0.78ユーロ切手を10枚、という言い回しが思い当たらなかったので
値段を聞いて判断しようと思いました。


■探し物をきく

AVEグッズを探していた時のお役立ちフレーズ。
一番の決め手は、具体的な商品カタログを持って話したことなのですが
何か買いたいものがあって、それが売っているかどうか、買えるかどうかを
たずねるときはこんなふうに言います。

Tiene esto ?
<ティエネエスト>
(これありますか?)

estoのところを変えるといろいろなものの所在を聞くことができます。
例えば、シェリー酒を探している時、お店の何処にあるのかわからない場合は

Tiene jerez?
<ティエネヘレス>
(シェリー酒ありますか?)

または

Quisiera comprar una botella de jerez.
<キシエラコンプラールナボッテッジャデヘレス>
(シェリー酒を1本買いたいのですが)
Donde esta?
<ドンデスタ>
(どこにありますか?)

でも通じます。

■飲み物の名前

この暑さの中、生き延びるためには
飲み物はまず自分で調達できなくてはなりません。
しかも、殆どの場合は、お店で英語名は通じません。
食事つきのツアーでも、飲み物は普通別になっています。

ツアーの場合は、添乗員に頼んでしまえば済んでしましますが
1日目で覚えた
名前+<ポルファボル>で直接ウェイターにお願いすると、お給仕の対応も違いますよ。

・ミネラルウォーター(ガスなし):agua mineral sin gas
                <アグアミネラルシンガス>殆どがこれ。
          (ガスあり):agua mineral con gas
                <アグアミネラルコンガス>
・ビール:cerveza<セルベッサ>
・生ビール:cana<カーニャ> これは、田舎のバールで通じるところもあるかな?
      程度に思っていて良いと思います。普通は<セルベッサ>で通じます。

・ワイン:vino<ビノ>
     白ワイン vino blanco<ビノブランコ>
     赤ワイン vino tinto<ビノティント>

・ジュース:zumo<スモ>
     オレンジジュース zumo de naranja<スモデナランハ>
     ピーチネクター  zumo de melocoton<スモデメロコトン>
     パインネクター zumo de pina<スモデピーニャ>
     トマトジュース zumo de tomate<スモデトマーテ>
     (白)ぶどうジュース  mosto<モスト> 

     コカ・コーラ coca (cola)<コカ(コーラ)>
     ファンタオレンジ fanta naranja<ファンタナランハ>
     ファンタレモン fanta limon<ファンタリモン>

☆(ペット)ボトルで買うときは、大きさをきかれることがあります。
  大きいボトル、フルボトル  grande<グランデ>
  小さいボトル、ハーフボトル pequeno<ペケーニョ>

☆コーヒー(カフェ):コーヒー文化は、日本のとはちょっと違うところがあるので
           「これ、私が頼んだものと違うんだけど」などと驚かないように
           したい。

 cafe solo<カフェソロ> ブラックコーヒー、エスプレッソ。
              スペインのコーヒーはコロンビアコーヒーで
              これが基本形。
 cafe cortado<カフェコルタード> 少なめのミルク入りコーヒー
 cafe con leche<カフェコンレーチェ> カフェオレ、カフェラッテ
 cafe con hielo<カフェコンイエロ> アイスコーヒー
                   但し、自分で作るのがスペイン流。
                   氷入りのコップの中に、cafe soloを注ぐ。

 cafe americano<カフェアメリカーノ> アメリカンコーヒー、薄めたコーヒー
                     cafe soloにお湯を注いでくれる。

・紅茶:te<テー> ティーバックのみ

 te con leche<テーコンレーチェ> ミルクティー
 te con limon<テーコンリモン> レモンティー

・ハーブティー:infusion<インフシオン>

 以下の3つが代表的。スーパーでも買うことができる。

 manzanilla<マンサニージャ> カモミール
 menta<メンタ> ミント
 tila<ティラ> 菩提樹、リンデン

以上です。本日はこの辺で。

2006年7月スペイン旅行記 3/8日目(スーパーマーケット2)

2006年08月30日 00時44分05秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
奥からレジのほうへ歩いていくと
お酒やジュースのコーナーとなった。
お酒は、重たいし、さほど珍しいものはなかったので
買わなかったが、水分補給のため
ファンタレモンもどきの炭酸水を買った。

レジ近くに大きなスイカが売っていた。
スペインの西瓜には、北海道の「でんすけ」みたいな
縞模様のない、黒い西瓜もある。
そして、種無しだ!(写真参照)

私達がレジに着いたときは、既に閉店時間の21時を周っていた。
まだレジ待ちしている人がいた。
普通日本ならば、閉店過ぎていて、レジ待ちが発生している場合
なるべく早くあがれるよう人数を増員したり、レジの打ち込む速度を上げたりする
雰囲気が生まれるものだが
スペインは違う。

レジは全開すると3列出来るが
私の並んでいる1列を除いて、
途中で打ち切って、のんびり店員がお金を数えている。
そして、打ちつづけている店員も、のらりくらりレシートペーパーの様子を伺ったり
値札がついていない商品の値段をゆっくり観にいったりしていた。

彼らの腹の中はこうだろう。
「あんたたち、今何時だと思ってるのよ…。21時よ。閉店よ。
仕事も終わりなんだけど」

私達だけが口あんぐりなのかと思いきや
やはり現地の人もイライラしているようだった。
けれども、怒鳴り合いのようなことにはならず
比較的おとなしく待っているのだった。

私達が当たり前と思っていたサービスも
彼らには過剰なのかもしれない。
そう、彼らのような割り切り方も合理的である。
そんな風に仕事をする仕方もあるのだなと
段々価値観もスペインモードに変わっていきそうだ。


今晩のホテルも冷蔵庫はなかった。

シャワーを浴びた後、ぬるくならないうちにジュースを飲みながら
キアヌ・リーブス主演「スピード」のスペイン語吹き替え版を見ていた。
日本で上映された時に、旅友と一緒に映画館に観にいったものだったので
懐かしいね、などといって。

最初は、意味を知っている映画を見ながらスペイン語を聞くと
勉強になるなあと、雑談をしながらボーっと見ていたが
宣伝になってから、久しいことに気が付いた。

…まさか、次週に続くのか?
その行方が知りたくて、随分と長いこと宣伝ばかりを見た。
炭酸レモンジュースも大分ぬるくなってきた。
20分ほど経っただろうか、漸く映画が再開した。

どうやら幕間に長めのCMを打つらしい。

こうして、長~い一日が終わり、安心して床に着いたのだった。

2006年7月スペイン旅行記 3/8日目(スーパーマーケット1)

2006年08月29日 23時36分27秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
時刻20:30
まだまだ日が暮れない。

フラメンコショーから帰ってきたとき
ぎりぎりスーパーマーケットが空いていたので
我々ツアーの一行は、一人残らずバスから店へ直行した。

旅行でのスーパーマーケット巡りは
一大イベントの一つだ。
スーパーは、その国・その土地の等身大の生活文化の縮図だ。
安価で、スペインらしく、面白いものにめぐりあえる。

まず、缶詰・瓶詰めのコーナー。
イベリコ豚のパテや、ムール貝の缶詰、オリーブの瓶詰め、多種のスープの素など
スペインならではの食材が立ち並ぶ。
その中に、前日見つけたビートの酢漬けがあった。
スペイン産ではないが、日本ではあまり見られないので
カートの中に入れた。

次にお菓子。チュッパチャップスやクッキー、毒々しい色のケーキなど
様々だ。この国は、チュッパチャップス発祥の地
(パッケージのロゴはサルバトーレ・ダリのものである)だけあって
飴やグミのコーナーが充実している。

さらに奥に進むと、パエリア用の米なども置いていた。
重たいし、パッケージが小さい(パエリア1回分ほど)ので
買わなかったが、日本の米とさほど変わらない形をしていた。

一番奥に、ハム・サラミ・チーズのコーナー!
写真ご覧あれ。

2006年7月スペイン旅行記 3/8日目(フラメンコショー)

2006年08月28日 23時59分12秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
宿で少し休んでから、バスでフラメンコ劇場へ向かった。

フラメンコは
最初は歌とギターだけだったが、後に踊りがついたという。
ジプシーたちの伝統的な踊りと、アンダルシアの民謡と、ユダヤ人の歌が
融合して生まれた。

私達が入ったのは、結構古めかしい劇場だったが
グラナダの洞窟タブラオとは異なり
それなりの大きさのある劇場であった。
前方は、鑑賞するだけの席で
後方は、ディナーを食べながら鑑賞できる席となっていた。
私達は夕食を食べながら鑑賞した。

赤ワインとミネラルウォーターがサービスで
着いてくるが、このワインがなかなかおいしかった。

一応クーラーは効いているのだが、お酒が入っていることもあり
少々汗が出るような空調だった。
演奏が始まると、席は各テーブルろうそく1本となるので
まるで闇鍋をしているかのように、暗がりでステーキなどを食べた。
暗がりでは、いくら美味しいものを食べても
何故か美味しいという感じないのだ。

踊りは、伝統的なもの・オペラ「カルメン」のアレンジ、
単独・カップル・大勢などいろいろなスタイルのものが鑑賞できる。
1時間30分程度だっただろうか、大分満足であった。

まず、衣装がとても素敵だった。小麦色の肌に、情熱的な色彩が良く映える。
基本的には同じような型のドレスであるが、色使いや模様、型にも
流行があるようだ。
踊り子は、若い人からベテランまで様々であった。
男性は、皆スレンダーで、髪はロン毛。こちらの男性は、8割方
「自分はいけている」と思っているらしく
少々キザな兄ちゃんが多かった。
女性は、結構恰幅の良い人もいた。個人的には、ベテランの恰幅の良い人の
立ち姿にオーラを感じた。

足のタップもすごいが、フラメンコの踊りの魅力は
手の指先から足のつま先まで神経が行き届いているポーズと
ピンとした背筋だと思う。

1つ1つのショーが終わるたびに皆お辞儀をする。
後ろで演奏をしている、ギターリストと歌手は出っ放しで
白いワイシャツに黒いパンツのいいおっさん達である。
彼らが最後に、のっそりとおどけてお辞儀をするのが
私は好きだった。

フラメンコの歌は、ユダヤ人や現地の民謡が発祥だというが
コルドバを経由してきた私の耳には
どうしても、コーランの声明にそっくりに聞こえてならなかった。

様々な文化の融合し、どこか土俗的な渦が巻いているような
この風土が、スペインの魅力なのだろう。

最後に全員が出てきて、客にさらなるパルマ(歌や踊りの合間の手拍子)を要求する。
段々とクライマックスを迎えて、燃え尽きた。

2006年7月スペイン旅行記 3/8日目(ヒラルダの塔 他)

2006年08月17日 03時32分05秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
旅先では、まず、その街の一番高いところへ行け
という常套文句があるが、ヒラルダの塔は
セビリヤを見渡すには格好の場所である。

塔の中の階段をどんどん上がっていく。
途中までは階段ではなく、緩やかなスロープになっているが
狭いし、30ブロック以上の階段があるので、
心して登ったほうが良い。

塔の頂上では、ペットボトルに汲んでおいた水を
子供達にぶっかけをする母親の姿があった。

360度のパノラマが全開だ。上を見上げると大きな鐘がぶら下がっている。
汗だくののび太君のような顔をして、景色と一緒に映るのは難しいものの
記念撮影を一枚。

時刻は16:30を過ぎた。警備の人が、早く退館するように
上に登っている人々を追いやった。

とはいえ、陽射しはまだまだ真昼間である。
我々は、このヒラルダの塔を背に、かつてのユダヤ人居住区サンタルクス地区へと
向かった。暑くて、シャッターも押さずに、どんなところだったのかすら
既におぼろげない状態であるが、ここの一角のバールで、冷たいレモネードを
いただき、その向かいにある土産屋を覗いて、色とりどりの絵皿の中の1つを買った。

そこからさらに少しバスを走らせたところに
スペイン広場がある。
セビリヤのスペイン広場は、イベロ・アメリカ博覧会の会場として建設されたところである。ここも記念撮影後直ちに出発。

漸く一通り見学し、宿に近づく。
その頃まだ店はシャッターが閉まっているところが多い。
スーパーをここで初めて見て、ツアーメンバーはすかさずチェック。
大体の店は17:30頃~21:00の営業だ。

車は、手入れも殆どなされず、路上に駐車してあり
その狭い路地の中をバスが車にぶつかってもまるで問題なく進んでいく。

2006年7月スペイン旅行記 3/8日目(セビリヤカテドラル)

2006年08月16日 01時29分07秒 | ・ 2006年 スペイン旅行記
昼食後、コルドバを発ち、バスでセビリヤに向かう。

シーズンなら、途中ひまわり畑を期待できたが
時期が少々遅かったか(今年は早咲きだったらしい)
既に種になっていて、黄色い絨毯は見ることができなかった。

それ以外は、相変わらず、殆ど緑もなく
あるものといえば時折オリーブ畑がある程度。
家もなく、山もなく、何にもない。ただひたすら暑い。

途中カルモナというところを通る。
ここには眺望の良いホテルがあるらしいが、2年前からの予約が必要とか。

2時間ほど走って漸くセビリヤに到着した。
気温は45℃。
まずは、閉館時間のある世界遺産カテドラルへ。

まず、ゴシック様式の(本当はゴシックとルネッサンスの混合らしいが)建物が
どーんとお目見えする。スペインの教会の有名なものはゴシック建築が多いように
思うが、このあたりから、段々と前に見た教会といろいろなものがだぶって
見えてきた。

このカテドラルは、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセントポール寺院につぎ、ヨーロッパで3番目に規模の大きい教会だという。
そして、さらに見上げると、塔があり、奥にはオレンジの中庭がある。
そういったところから、この教会は元々モスクのあったところであるということが
わかる。

ステンドグラスが随所に施されていて美しい。ゴシックなのでとにかく大きい。
まず、中央礼拝堂を参拝する。金色の彫刻は1000体以上あり、聖書のエピソード
が彫られている。

向かって右側にコロンブスの墓がある。写真撮影OKだったので撮ったものの
フラッシュもたかなかったのに、光が差込み映っていなかった。
お墓の上には大きな彫刻があり、その周りをぐるりと回った。
右前方の守護神は、最後に陥落させたざくろの実(グラナダ)を槍で刺している。

その後、聖杯室でゴヤやムリリョなどの美術作品を、
サン・アントニオ礼拝堂で、洗礼器とムリリョの絵画を鑑賞した。

残るは、先ほど見上げたヒラルダの塔に登ること。