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ぴあのぴあ~の うたのある生活

音楽、グリーグ、芸術、イタリア、北欧、旅…大好きなことを、ゆったり、気ままに書いています。

明智鉄道 ~岩村 三日月~

2008年11月02日 17時27分45秒 | ・ 岐阜県恵那市
出発までにまだ時間があったが
あまり長居するわけにもいかず、駅に向かった。

外は真っ暗。電燈もところどころにしか灯っていないし、お店もない。
17時台とはとても思えない。

古びた駅は、旅愁に満ちていた。今までここで、何人の人がこうして1つの車両を待ったことだろう。荷物はおろか、自分のしがらみも忘れて、ただ、「いま」と「あした」のために時間は流れる。この一過性の幻想空間は、いろいろなインスピレーションを掻き立てる。

空には三日月が少しぼんやりと光っていた。

明智鉄道 ~岩村 あまから~

2008年11月02日 16時40分20秒 | ・ 岐阜県恵那市
…と店を出たものの、あたりは暗くてお店も空いていない!
午後からの城めぐりは、岩村お初の人には厳しかったみたい。

道半ばの漬物屋で
「この時間(15時過ぎ)からのお城めぐりはその前の大名墓地から幽霊が出ますから…」と止められ、それに従い大正解。
もし、岩村城址めぐりを計画されている方は、時間配分充分ご注意下さい!!

日が暮れるだけならいいけれども、急にまた寒くなってきた!
喫茶店とか、どこか中に入れてくれるところはないかしらと探したら、
一筋の光が…!

「あまから」五平餅のお店。

保存地区の入口にあるので、着いたときから気になっていました。
こちらにお邪魔することにしました。

明智鉄道 ~岩村 岩村醸造 仕込み水~

2008年11月02日 16時30分28秒 | ・ 岐阜県恵那市
酒蔵までの一角で、酒の仕込み水を飲むことが出来ます。
この天然水は岐阜県名水50選。すごくやわらかくて美味しいです。

お店にお住まいの九官鳥のげんちゃんに話しかけてみよう!

すっかり日が暮れ、観光客の殆どは16:21の電車でいなくなってしまうので
お店も閉店の空気が。短い時間で品定め。

試飲させていただいたものの中で「あま酒」これが絶品だったので
ノンアルコールでしたが買ってしまいました!

普通あま酒というと暖めて飲むものを想像しますが
このあま酒は冷(ひや)で飲みます。
昔は夏バテ防止に、ブドウ糖でエネルギー吸収の良いこの飲み物を補給したそうです。

明智鉄道 ~岩村 岩村醸造 トロッコ~

2008年11月02日 16時24分33秒 | ・ 岐阜県恵那市
街並み良いとこ酒蔵あり!
岩村には「女城主」で有名な岩村醸造があります。

この酒蔵はお店の中を見学することができて
中に入らせていただきました。

やはり古いつくりで、奥に長い構造になっています。
奥にある醸造所までトロッコが引かれていて、
これでもって20数年前まで酒や米の運搬をしていたそうです。

明智鉄道 ~岩村 勝川家2~

2008年11月02日 15時38分00秒 | ・ 岐阜県恵那市
建物の奥には、お庭のきれいな2階建ての家屋が連なっていた。
この家の天井は屋久杉を使用しているらしくそれが大層ご自慢の様子であった。
庭の隅には、水禽窟があり、水をたらすと涼やかな音色がかすかに響く。

庭をめでるために、お座敷に座ってしばらく佇む。
窓枠が大きなキャンバスのように、四季を家の中に連れてきてくれる。

明智鉄道 ~岩村 かんから屋~

2008年11月02日 15時00分52秒 | ・ 岐阜県恵那市
明治からの岩村名物「かんから屋」のかんから餅。
「あんこ」「ごま」「きなこ」の3種類で350円。

お店の窓から見える出来立てのお餅をゴマに和える風景が
何とも風情があります。

今日も食べてばかりですが、やっぱり置いては帰れない!
水加減が程よく、美味しかったです。