今日は、歌の諸先輩方の音楽会にお招きに預かりました。
元々3名での声楽アンサンブル活動を行っていた面々が、30分ずつソロステージを持つ構成でした。
最初の方は、ハンガリー民謡から始まり、コダーイ、バルトークと続き、最後にエルガー、フィンジ、ブリテンで締めくくられました。ピアニストと一緒に2重唱を歌いながら入場。しばらくお二人の2重唱が続き、次に息の通ったピアノとソロ。途中パトリシア・プティボンのリサイタルを彷彿させるような、素敵な小道具を使った演技も入り、30分とは思えないほどの濃厚な時間が堪能できました。
2番目の方は、男性コンビでイタリア歌曲とドイツリート。前半はトスティ、ドナウディ、後半はコンゴルト、シュトラウス。彼らの繊細な感性と情熱がこれでもかというほど熟練された音の世界で充たしてくださりました。
3番目の方は、ブラームスの歌曲をじっくりと。ドイツ語の子音の美しさが心地よく、しっとりと秋らしい響きを聴かせて下さりました。
どの組み合わせも、ピアニストと歌い手の呼吸がぴったりで、互いのインスピレーションの駆け引きがとても面白かったのが印象的でした。
最後のアンコールまでミラクルでした。曲はデストラー。まず最初に3人の歌い手による3重唱、最後は、ピアニストも含めた6重唱が奏でられました。それぞれの個性も楽しめ、それが最後に、錦の織物のように絡み合っていく様は、何とも例えようのないほど贅沢な音の祭典でした。
諸先輩の演奏会は、いろいろな意味で勉強になります。自分のここが怒られていたんだなとか、このノウハウは使えそう、とか、自分ではこの部分こう表現できる、とか。この機会に得たインスピレーションを次の演奏に生かしたいと思います。
元々3名での声楽アンサンブル活動を行っていた面々が、30分ずつソロステージを持つ構成でした。
最初の方は、ハンガリー民謡から始まり、コダーイ、バルトークと続き、最後にエルガー、フィンジ、ブリテンで締めくくられました。ピアニストと一緒に2重唱を歌いながら入場。しばらくお二人の2重唱が続き、次に息の通ったピアノとソロ。途中パトリシア・プティボンのリサイタルを彷彿させるような、素敵な小道具を使った演技も入り、30分とは思えないほどの濃厚な時間が堪能できました。
2番目の方は、男性コンビでイタリア歌曲とドイツリート。前半はトスティ、ドナウディ、後半はコンゴルト、シュトラウス。彼らの繊細な感性と情熱がこれでもかというほど熟練された音の世界で充たしてくださりました。
3番目の方は、ブラームスの歌曲をじっくりと。ドイツ語の子音の美しさが心地よく、しっとりと秋らしい響きを聴かせて下さりました。
どの組み合わせも、ピアニストと歌い手の呼吸がぴったりで、互いのインスピレーションの駆け引きがとても面白かったのが印象的でした。
最後のアンコールまでミラクルでした。曲はデストラー。まず最初に3人の歌い手による3重唱、最後は、ピアニストも含めた6重唱が奏でられました。それぞれの個性も楽しめ、それが最後に、錦の織物のように絡み合っていく様は、何とも例えようのないほど贅沢な音の祭典でした。
諸先輩の演奏会は、いろいろな意味で勉強になります。自分のここが怒られていたんだなとか、このノウハウは使えそう、とか、自分ではこの部分こう表現できる、とか。この機会に得たインスピレーションを次の演奏に生かしたいと思います。