熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

公開シンポジウム3

2007-11-28 20:30:21 | Weblog
昨日の続きでシンポジウム内での意見を掲載します。

《モンスターペアレンツについて》
先生や学校に対して、無理難題を持ちかける親が多く存在するとして、
TV等で取り上げられているモンスターペアレンツですが、確かに
理不尽極まりない範例も耳にします。
これは、私たち親の資質であり、常識の範ちゅうを超えた親たちの言
動には、同じ親として恥ずかしく情けなく思います。

日々の教育に対して、十分な予習時間とモチベーションを保っていた
だきたいと願う教員の皆さんが、モンスターペアレンツに割く時間を
無くすためには、教育の知識と常識を兼ね備えた専門機関が必要にな
るのではないかと考えます。

あわせて、学校給食に対して、間違った認識で自分たちの考えを押し
付け、不払いを続けている親たちに対しても、毅然とした態度で臨む
時期であると考えます。
食事をしてお金を払うのは当たり前。子どもたちに不平等があっては
いけないという教育的な立場で、未払いでも同じように給食を与えて
いる現状をいい事に、無銭飲食をしてもなんの罰則も無いのでは、モ
ンスター達は平然としているでしょう。
「給食を食べることができるのは、自分のために親が働き、学校にお
 金を払ってくれているからなんだ。」という事を子どもたちが正し
く理解し、給食をいただけることに感謝するシステムを作り直すこと
が必要なのかもしれません。


私たちが子どもの頃は悪いことをすれば叱られるのが当たり前でした。
学校で悪いことをすれば先生に叱られ、家で悪いことをすれば親や家
族に叱られ、地域で悪いことをすれば地域の大人に叱られる、そうし
て社会の秩序を学んできたのです。
自分の子どもを叱れない親、生徒の悪事に毅然と立ち向かうことので
きない先生、地域に住んでいる子どもの顔を知らない地域の大人。
子どもたちが大人を見くびってしまうようでは、健全な社会人として
子どもたちを育成することはできません。
親や先生のみならず地域の大人が子どもたちにもっと関心をもって接
する事も肝要です。

また、問題のある子どもの親については、学校の総会や地域の集まり
に無関心な親が多く、対策を持とうとして催しをしていても、出席し
ているのは問題の無い子どもの親というのでは、根本的な対策とはな
りません。そうした親に対する対策も必要だと思います。

今回のシンポジウムのみならず、今後の県議会の場でも教育の現状と
さまざまな施策に対しての進捗状況などのチェックを行っていきたい
と思います。



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