熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

やんちゃ和尚

2007-09-10 23:10:13 | Weblog
先週、文教警察常任委員会の県外視察で、やんちゃ和尚で有名な愛知県
岡崎市の西居院に行ってきました。
どうしてやんちゃ和尚と呼ばれるようになったかというと、若いころは
岡崎市で有名な番長だったそうです。

廣中住職は不登校、暴走族、薬物使用など様々な問題のある子供たちを
お寺に無償で預かり、学校や社会に送り出す活動を献身的に続けています。
住職は実の父親、いや、それ以上かも知れませんが、真正面から体当たりで
子供たちと接しており、現在14名の子供が共同生活をしてました。
定員はお寺の庫裏の広さから15名までが限界だそうですが、(緊急用に
1名は空けてあるそうです)今、日本全国で廣中住職のもとで更生をさせた
いと待っている子供は1442名で、うち39名は群馬県の子供たちです。

住職の話では、すべて家庭に問題のある子供ばかりだそうで、
親が変わらなければ何も変わらない、必要があれば夜中だろうが親を呼び
出し、親が変わらなければ家に帰さない、住職の判断でお寺を卒業させる
かどうか決めるのだそうです。
子供の更生と同時に親の子供に対する接し方も体当たりで取り組んでいる
のが印象的でした。

家庭教育の重要性を再認識するとともに、家庭でのルールの大切さを学ん
できました。ちなみに西居院での法律は
                 ①門限を守る
                 ②みんな一緒に食事をする
                 ③部屋にこもらない
の3つだそうです。
我が家でも早速、家族で相談して「わが家の法律」をつくってみたいと思い
ます。

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