熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

議連活動②

2008-05-21 22:10:16 | Weblog
環境・新エネルギー議員連盟の県外研修の続きです。


栃木県茂木町にある有機物リサイクルセンターを視察・調査
してきました。

このセンターは、「美しい土地の里から」の頭文字をとって
「美土里館」と命名され、農業資源・生活資源・森林資源の
活用を総合的な推進を目的として町営施設として開設されま
した。

ここでも、やはり情熱をもった職員がいました。土づくり
推進室長の矢野さんです。

茂木町では、ゴミは資源であるという観点から、家庭ゴミ・
家畜ふん尿・落ち葉・もみ殻・間伐材を町内各地から集めて
「美土里館」で堆肥の原料としてリサイクルしています。

ここで作られた堆肥は、町内の農地に還元され、化学肥料や
農薬の使用を抑えた「環境保全型農業」を推進しています。

また、町内でつくられた安全でおいしい農産物を学校給食に
使用することで「地産地消」にも貢献していました。

そして、年々荒れ続けている里山対策にも貢献。
落ち葉や間伐材を活用し、里山の景観・環境を保全しています。

矢野さんいわく、「農家が使いたくなるような堆肥を作る
ことが重要である」の言葉通り、製造された堆肥は生産が
間に合わないほど、飛ぶように売れていました。

前回の「水土里ネット那須野ヶ原」と今回の「美土里館」と
偶然にも両方とも「みどり」という文字が入っていて、身近に
感じました。

みどり市の県議としては、これから更にがんばっていかねばと
気持ちを新たにしました。



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