みんなのてしごと

「素敵だな」と思った小物や手仕事、そして技(ワザ)を、写真&イラストを交えてつづっていきたいと思います。

『カエル友の会』、大人気なの??

2004-08-30 21:06:06 | なんだかカワイイ

先日blogに書いた、池袋ジュンク堂カエルフェアの件。CiberCityの私のblogの方にも、
同じレポートを書いたんですが、その後いくつかの質問をいただきました。

まず、『関西のジュンク堂など、他の店舗ではカエルフェアはやらないのか?』という
こと。そして、『カエル友の会って、どんなことしてるの?』といったことでした。

「判りません」と書き逃げするのは、ちょっと申し訳ないと感じた私。丁度、今日も池袋
に行く機会があったので、再度ジュンク堂に行ってみることにしました。

7F・理工書フロアの、例の場所に行くと、どうもカエルのぬいぐるみが少し減っている気がしました。
おそらく、気に入った誰かが、お買い上げになったのかもしれま
せん。

少しの間、本やグッズを眺めてから、私はそそくさと店員さんに
近寄りました。

「あの、カエル友の会の入会申込書が欲しいんですが.....」

カエルフェアの一角で、カエル友の会の案内や機関紙が置いて
あることは、先のblogでも書いたとおりです。そして、そこには
入会申込書もございます、と書かれていたのです。

カエル友の会の会誌
ですが、店員さん曰く、
「皆さんお持ちになってしまい、切らしているんですよ」
とのこと。

ひょっとして、結構興味を持った方が多かったのでしょうか??

現時点で、友の会のほうに、申込書の追加をお願いしているそ
うです。仕方がないので、私は機関紙の後ろに書かれていた、
代表の方の住所と電話番号を控えておくしかありませんでした。

どうやら、会の正式なホームページは、まだ無いみたいなので、
直接電話で問い合わせないといけないようです...。

さて、訊いたついでに、もう1つ尋ねてみました。
「このフェア、関西の店舗とかで開催したりしないんでしょ
うか?友達に話したら、興味を持ってくれたので...」と。

すると、残念な答えが。
このイベントは、池袋店独自の企画だそうです。今のところ
東京も含め、他の店舗での開催予定は無いみたいでした。

とりあえず、そこまで訊いて、用は済んだのですが、少しだけ
同じフロアの、生物の本が置かれている書架を覗くことにしま
した。

こちらにも、カエルをはじめとする両性類や、爬虫類の本が並
んでいました。
さて、そこで、ある雑誌が目にとまりました。
どうやら、爬虫類・両生類愛好家(?)のための雑誌のよう。
バックナンバーも幾つか置いてあります。

タイトルは、たしか『ビバリウムガイド』。

手にとって、少しめくってみると、うーん..。
にこやかに、愛するペットと一緒に微笑む飼い主さんの姿が。

そしてもう一冊目に留まったもの。それは、
ハ・ペト・ロジー―爬虫・両生類と正しい付き合いを楽しむ雑誌 』
というもの。

あの、『動物奇想天外』でおなじみの、千石正一先生が監修されている雑誌でした(^^;

いやあ、色んな本があるもんですね。かなり関心してしまいました...。

紙ねんどで作ってみよう(2)

2004-08-30 02:12:30 | わたしのてしごと:一品編
男子マラソンを見つつ、結局手を動かしておりました。
とりあえず、記念すべき第1回目の作品、このようになりました(^^;

写真を小さくしているので、ちょっとごまかされていますが、やはり
まだ上手く色が塗れませんでした。
フィギュア用の細い筆とか、必要なのかもしれません。


やっぱり、絵に描くのとは違って難しいです。
これを、お菓子の素材で作ると言うのですから、脱帽です....

グロス(メディウム)を絵の具に混ぜるのを忘れていたので、光沢がありません。
後でニスを買って、塗ってみようと思います。
ストラップとか、いずれは作ってみたいのですが、小さいものを塗るのは難しい~!
ちょっと筆がずれてしまうだけで、表情が変わってしまいます。
まだまだ、精進が必要ですね(^^;
調子に乗って、もう1カット。滑らかな球体や、卵状の形を作るのは、難しい!
今度は、きちんとヘラや粘土台を買おうかな。

ちなみに、うさぎの間にある『』の字のものは、沖縄の『の~まんじゅう』を想って作りました。未だ食べたことの無い、インパクトの強いお菓子に、想いを馳せています。いえ、ただ『の』の字を書いただけですが...。

紙ねんどで作ってみよう(1)

2004-08-29 23:16:29 | わたしのてしごと:一品編
今回は、『一品』と言っても、お料理ではありません。

実は、最近ミニチュアとか小物とか、何かしら立体を作ってみたいという欲求が
ふつふつと沸いてきています。絵で描くのもいいのですが、それだと、見るだけ
で終ってしまいます。できれば、「手にとることができる」モノを作ってみたい
のでした。

そこで、前々から気になっていた、粘土細工に挑戦しようと考えました。
でも、私は図工の成績は良かったんですが、実際は「工作」のほうは苦手でした。
ものを組み立てる、というのが苦手らしいんです。
どうしても、アバウトな作りになってしまいます。絶対、大工さんなどになっては
いけないタイプなんでしょう...。

それでも、とりあえず、暇があれば足を運ぶ画材屋さんの1つ、
世界堂(池袋パルコ店)さんで、「紙粘土」を買ってきました。
品物は、一番安かったものです(^^;
今日のレポートでは、まだ形を作ったところだけ。今後着色して、まあ
見れるものが出来たら、再度レポートしたいと思います。

1. とりあえず、こねて作ってみました。それだけです(^^;

2. もう少しアップ。作りたいものは、「うさうさ」の立体モノ。(この票の背景にある、うさぎです)
モデルにした、実物のうさぎ饅頭よりは、だいぶ小さいです。
さて、今後の着色、うまく行くんでしょうか…。


* * * 今回の紙ねんどについて * * *


CEC社というところの、「ホワイトクレー」という紙ねんどを買いました。
粘土を選ぶ前に、いつものごとく『ジュンク堂書店』さんで、粘土細工の本をいくつ
か立ち読みしてきました。すると、粘土にも色々あり、最初にこれが良いな、と思っ
たのは『FIMO(フィモ)』という粘土でした。
フィモは、最初から着色された粘土が売られていて、しかも違う色の粘土を混ぜて
使うことができます。このため、着色のために絵の具を用意しなくても済みます。
できあがったら、オーブンで焼いて、固めるらしいんです。
お店では、そのフィモの粘土がちゃんとありましたが、1色1色がやや高めだった
のと、白のものがサイズが大きくて値段も高いのしかなかったので、今回は止めま
した...。

その代わり、一番安い紙ねんどに、アクリル絵の具の最低限のセット(4色)、艶出
し用のグロス、そして筆を買って帰ってきました。

圧力鍋でお赤飯。

2004-08-29 00:12:50 | わたしのてしごと:一品編
さて、今回は『お赤飯』について。
いえ、取り立ててお目出度いことがあったわけではありません。
自分だけが外に出かけるので、家に居るだんな様のために、お昼ご飯を作って
置いておきたいときなどに、炊いたりします。
普通のご飯だと、おかずを何品か作らないといけないんですが、お赤飯でお握
りを作っておくと、あとは卵焼きとか、お漬物、焼き物を少しくらいで十分な
ので。
それに、お皿か小さい重箱に1つに盛っておけるので、いろいろと小皿を取り出
して並べてもらう手間も省けます。「食べるものが無いときは、自分で作るく
らいなら食べずにいる」というタイプのだんな様でも、冷蔵庫から取り出すだけ
なら、なんとか大丈夫です(^^;

実は、このお赤飯、そんなに時間がかかりません。
というのも、圧力鍋を使っているから。

圧力鍋でお赤飯

今年の冬に、圧力鍋デビューを果たした私。
それまでは、保温調理鍋(シャトルシェフ)を使ったりしていました。でも、
保温調理鍋だと、どうしてもご飯の炊き上がりが水っぽいし、煮物の味のし
みこみも遅い。便利ではあるけれど、単純に「保温」だけに絞って使ったほ
うがいいと思うようになっていました。

そこへ、圧力鍋の登場。
実際、使うのも初めてだったし、実家の母も使っていませんでした。
それが、大根と豚の角煮も美味しく出来たし、初挑戦の黒豆煮も、そこそこ上手
く、しかも短時間でできて、私としては大ヒットでした。
味も、圧力をかけたあと、長めに放置しておけば、保温調理鍋よりもキチンと染
み込んでくれます。逆に、保温調理鍋だと、保温効果を持続させるため、通常よ
り煮汁を多く、濃くしておかないと味が染みないので、調味料の消費の面では不
経済だったのです。

さて、私は普段のご飯(白米)は、土鍋で炊いています。ちょっともったいない
けど、おこげが出来るし、少し水分が多かったなと感じても、きちんと蒸らせば、
土鍋の効果で適度に水分が飛んでくれます。しかも、電気炊飯器より、炊き上が
りが早いのです。

ですが、お赤飯にかぎっては、大事なもち米は、もちもちしたままで焦がさずに
食べたいものですよね。一応炊飯器も持っていますが、どうしたものかと思って
いたところに、圧力鍋を使うことにしました。

付属のレシピ本を見ると、凄く簡単!
基本の材料は小豆と、もち米だけ。お酒も出汁もいりません。

そして、作ってみると、ものすごく短時間!
まず、小豆をした湯でするのに沸騰時間+3分ほど、そして小豆ともち米を一緒
にして炊くのに沸騰時間+2分ほどで済んでしまうんです!

火にかける時間は、3合でも10分程度。あとは、圧力鍋を少し放置しておけば、お
赤飯の出来上がりです。

初めて作ったときは、あまりの簡単さに感激してしまいました!
もともとお赤飯、おこわ大好き人間の私ですから、もう、圧力鍋無しには要られ
ないと思います。

今朝は、いつもより水を控えめにしてみました。
時々水分がおおいため、炊き上がりの温かいうちは、ネットリした感じがしてい
たからです。
でも、水加減のお陰で、今日は良い感じにあがりました!

これから秋に向かっては、栗入りおこわなど、色々試してみたいと思っています。

ブックプレート:蔵書票

2004-08-28 16:02:53 | 技に魅入った
お友達に、讃岐うどんをいただいたので、何かお礼をしようと思っていたところ、
伊東屋(銀座店)さんで、「ブックプレートスタンプ」を見つけました。
ブックプレートとは、いわゆる『蔵書票』のこと。
お友達は、学校の先生をしているので、資料用の本をたくさん持っているはず。
自分で貼り付けるタイプのブックプレートもありましたが、到底10枚くらいでは足り
ませんし、あまり良い柄が無い。これなら私がデザインしてシールを作ってあげても
良いかも、と思ったりして(^^;
そのかわり、本人の頭文字の『Y』のスタンプがあったので、シールよりも、これが
いいかな、と買ってみました。


1. スタンプの取っ手がわから。"INITIAL STAMP. Made in UK."と書いてあります。
2. スタンプ部分。一応、押したらこうなるよ、という図が描かれています。
3. ゴム部分。ツタのような模様が描かれています。


* * * 蔵書票について * * *


英語では、ブックプレートと言います。
ラテン語で、『エクス・リブリス(exlibys)』と書かれたものの方が多いかもしれませんね。
そもそもは、所有者を明らかにするために書物に貼った小さな紙片のことです。
最近は、ブックカバーやしおりなどを、自作される方もいらっしゃるようですね。
そこまでは出来ないけれど、なんとなく、プリンタを使って自作してみようかなという
気に、ちょっとなりました(^^)


『癒し系両生類』って....?

2004-08-28 12:29:46 | なんだかカワイイ
池袋のジュンク堂
ここは私の好きな場所の1つです。初めて知ったときは、そのシステムに激しく感動しました。
なぜなら、各フロアでは、本が図書館のように分類されていて、買う前にじっくり本を読む
こともできます。
フロアの周囲に、椅子とテーブルが置いてあるからです。
ちょっとした調べものをしたいときには、ここに行くとたいてい判るのでとても重宝。
逆に、買わなくても済んでしまうことも多いのですが、ここで恩恵をこうむっている分、
ホントに必要なので買わないといけない場合は、ここで買うことにしています。

また、ちょっとしたイベントやフェア、展示会が多いのも、この書店の楽しいところです。
写真集のパネルや絵本の原画展が開催されていることもあります。それも、意外と宣伝して
なくて、控えめで、気がつくと展示されていた、ということも多いのです。なんだか得を
した気分になります。

さて、またまた調べものを兼ねてジュンク堂へ行くことに。目的の場所はIT関係のフロア
だったのですが、たまたま7階の理工書のフロアに行くと、カウンターのすぐそばでカエルフェアが開催されていました!

カエル関連の本だけでなく、ストラップや置物、ペーパークラフト、ぬいぐるみなども販売
されていました。私がもう1つのblogで気に入っている、アカメアマガエルのパペットもあたので、思わず手に取って遊んでしまいました(^^)

ジュンク堂のカエルフェア

また、目に止まったのが、『カエル友の会』の入会案内。(そんな会があるんですね!)
会誌のバックナンバーも売られていました。
パラパラとめくると、カエルについて熱く語られた記事が...。
また、会員さんのホームページなども紹介されていました。

このフェア、9月30日まで開催中です。
カエル好きの方は、お近くまでお越しの際は、足をのばしてみては如何でしょうか。

また、別フロアでは、夏休みの自由研究向けに、カエルやカメの飼育用の絵本の原画展も開催
されていました。こちらは、早めに終了だと思いますが、とても綺麗な原画で、見ていて損は
ありません!


ところで、この『癒し系両生類』とは、このスペースに展示されていたカエルの写真集の帯
に書かれてあったものです。
あの、ヌルヌルが癒しなんだそうで。いえ、確かに可愛いとは思うんですが...。

いももちを作ってみた。

2004-08-26 13:32:11 | わたしのてしごと:一品編
今日の一品』で、おこさんが投稿されたいももち」のレシピ。その写真がとっても美味しそう!

今までにも、いももちのレシピは探していて、いつかはトライしようと思っていたのですが、手が動きませんでした。
それが、おこさんの写真によって、『作ってみよう!』という想いが再燃しました。

そこで、午前中に軽食に作ってみることにしました。
丁度、だんな様も午後からの出勤の予定でしたので、味見に回ってもらうことに...。

「いももち」そのものの材料は、とってもシンプル。
片栗粉、じゃがいも、塩(醤油)があればOKというのが素晴らしい(^^;
レシピにつきましては、いももち」のレシピを参照してくださいm(_ _)m
++ いももちをつくってみました ++
芋もち(1):まるめたところ。
1. レンジでチンしたじゃがいもを潰して、片栗粉を混ぜ、まるめたところです。
キムチが無かったので、冷蔵庫にあった豚挽肉とワケギで、簡単に餡を作り、芋もちの生地で包んでみました。
ちょっと柔らかく、ギョーザのように包むというよりは、『お握りを作る』という感じでまるめました。
コロッケの種、みたいですね。

芋もち(2):焼いてるところ。2. フライパンで、両面に焼き色が付くまで焼きました。
油を多めに引いてしまったので、なんだかハッシュポテトやフレンチフライのような香ばしい臭いがしました。

※ここで、お醤油をたらして、味をちょっと付ければよかったかも。

芋もち(3):出来上がり。
3. お皿に取り出して、出来上がり。右上の小さいものは、芋もちの生地だけです。
残りは、挽肉の餡入り。
油のせいか、思ったより黄色っぽい出来上がりになりました。

芋もち(4):別な角度から。4. 食べるまで時間が経ったので、もう少しオーブンで焼きました。パリッとさせたかったので...(^^;
でも、中はシットリしてました。
そのままでは、味が弱かったので、お醤油をつけながらいただきました。
この時点での、だんな様の反応は、微妙(^^;
味付けが弱く、お醤油を付けても、ちょっと物足りない。じゃがいもの水っぽさみたいなのが目立ってしまいました。

※片栗粉と混ぜる時に、コロッケみたいにお塩で少し味付けしておけば良かったと思います。
あるいは、焼いてる時にお醤油をたらしておけば良かったです。餡が入っていたとはいえ、じゃがいもだけの味だと、ちょっとピンボケした味になっちゃいました。


そこで、2個ほど残し、全体に醤油を塗っておいて、しばらく冷ましておきました。
冷えると、味が染み込んで、モチモチとした歯ごたえも出てきて、こちらのほうがいい感じのようでした。だんな様も、染みたほうにはOKサインを出してくれました。まずはひと安心....。


作った感想:今後の課題(苦笑)

  • 芋と片栗粉をこねるのは、簡単でした!小麦粉をこねるより手も汚れないし、粉だらけにならなくて済みました。まるくまとめるのも、早い早い!
  • 中に詰め物をする場合は、少し味付けが濃くても良いと思いました。お焼きが好きなので、色々詰めてみたいです。詰めたものを、閉じるのも、パン生地やお焼きの生地よりは、楽だと思いました。 (小麦粉だと、少し生地が濡れると、どうも閉じにくくなって失敗ばかり....)
  • 温かいうちは、香ばしくて、ふんわりした食感でした。冷めてから食べると、もちもち感というか、引きが増しました。 焼き団子とか、みたらし団子もそうですよね。このあたりは、お好みかな~と思います。 ちなみに、だんな様は、少し冷めて、お醤油の味が染みて、もちもち感が増した方が良いと言ってました。
  • とにかく簡単なのには驚きました。 これから作り置きして、冷凍庫で保存するというのも良さそうです!



レシピ提供者のおこさん、どうもありがとうございました!
ちなみに、『デザート』のカテゴリに入っているのですね....

谷亮子選手:漢(おとこ)だなあ!

2004-08-26 07:26:37 | 技に魅入った
オリンピックのお話は、私なんぞが書かなくとも、きっとたくさんの方々が想いをつづってくださると思います。
私は、旨く言葉が出ませんし、テレビを通した印象でしかありません。けれど、やっぱり、アスリートの姿を見ると、感慨深くなります。
そういう時は、手が動いてしまいます....。

* * * *

だんな様はオリンピック関係の仕事のため、夜間に出社。
私は、一人で試合を見ておりました。
正直言って、少し冷めた目で、オリンピックは『ダイジェストくらい見ればいいかな』なんて思っていました。
でも、リアルタイムで女子サッカーの初戦や、開会式を見てしまったりと、早くも、アスリート達の姿に引き込まれつつありました。

柔道も、何気なくチャンネルを合わせたつもりだったのです。
だんな様がいないし、私も済ませないといけないお仕事があったので、ついでだからとNHKを流していました。

丁度、流れていたのは柔道の試合。男子60kg級、女子48kg級を並行して中継していました。
まず気になったのは、三連覇を懸けていた野村選手。今頃選手のプロフィールを耳にし、その凄さに、『これは見なくっちゃ!』と考えを改めました。
やっぱり、一本勝ちは、何にも勝る強さを物語っていましたから。

そうしているうちに、女子の谷選手の試合も流れてきました。
あれ?と思った、三回戦。
『なんか、顔が違う....』
彼女の試合は、何度と無くオリンピック前にTVで流れていましたので、試合中の姿は見慣れているのですが、今日は、もっと顔つきが違うような印象を受けました。
漢だなあ!谷選手!
とても、シャープというか、精悍だったのです。
笑うと、弓型に目を細める彼女ですが、今は違う。
カメラマンの腕なのか?
でも、それだけではない。目の輝きが、ホントに違う。

私にも、今までに無い『気迫』が伝わってきました。

こうなると、もう、TVにかじりつくしかありませんでした....。

* * * *

結果は、私が書くまでもないですし、それぞれ皆さん色んな想いをもたれたと思います。
今回は、野村選手にも、谷選手にも、圧倒され惹きこまれ続けた私でした。
家にはビデオも無いので、録画できず、あの2人の姿は再放送や写真に頼るしかありません。
(はずかしながら....)

それでも、少しだけ私の頭の中に、刻み込まれたものが線になって流れていったので、これを私の感想として、載せようかなと思いました。
私のゆるい?絵だと、あんまり迫力無いですけれど...。

※野村選手の姿にも、もちろん痺れました!
それと、印象的だったのが、だんな様の谷(佳知)選手。
ご両親、日本人の応援団の皆さんに、深々とお礼を言う後姿に、男泣きしているのが判りました。
耳が、真っ赤だったので....(^^)

まだ15歳。でも、手加減無しが当たり前。

2004-08-26 07:08:47 | 技に魅入った
* * * *

最初に彼女をTVで見たのは、十年以上も前になるんですね。

その当時は、『やらされている』印象がとても強く、幼く涙する姿に、とても痛々しさを感じていました。
小さな彼女が、団扇のようなラケットを手にして眉間にしわを寄せて、必死に涙を堪えている姿が映し出されると、思わずチャンネルを替えてしまったほどです。

その後、ワイドショーを見る機会も減り、彼女の成長を耳にすることも少なくなっていきました。
それが今年になって、ワイドショーの枠を飛び出して、NHKのニュースでさえも、彼女を再び目にすることになりました。

まず、彼女の試合の姿に、ある種の感慨を覚えました。手足はしっかりと地に付いていて、卓球台やラケットと、彼女とのアンバランスさは、もう感じられません。
ウェアも、『着せられている』感じは全く無し。

何より、試合時の表情が違っていました。
A.I....もう、泣き虫ではありません。

眉間にしわは寄せているけれど、『泣き虫』の顔ではありませんでした。とても強気な、勝負に真剣な眼差しになっていました。

痛々しさは微塵もなく、今はもう、一人の選手としての表情に惹き込まれてしまっている私がいました。

それでも、まだ15歳。
日本では、『これからだから、経験を積んで頑張って!』と皆さん温かく見守ってくれますよね。
でも、彼女は国を代表する選手の1人であることは間違いない。
相手の選手は、手加減してる場合ではありません。
負ける訳には行きませんものね...。

4回戦でのキム・ギョンアさんとの試合を見ていて、ひしひしと感じました。相手が15歳とは判っていながらも、決して素直な玉での激しい打ち合いではなく、ベテランの技で、じっくりと相手の焦りとミスを誘うゲームを続けていました。
『うー、カットしまくり…』

少しだけ卓球をしたことがあって、カットを上手く拾うのが
どうしても出来なかった私。
軟式テニスでも、やっぱりカットが苦手だった私。
苦手と判ると、相手の選手に執拗にカットのボールを出しまくられた事を思い出してしまいました.....(^^;


結局、彼女は負けてしまいました。

まだ15歳の彼女。
それでも、彼女は『結果を出すこと』の重みを十分に感じていると思います。他の国際試合と違い、メダルを取るか取らないかで、オリンピックは本当に扱いも変わってきてしまう。そういうシビアな点も、感じていると思います。

次の4年後は、『まだ』は通用しない年齢になるのでしょうか。
卓球の選手は、選手として活躍できる年齢が長いので、20代前半でも『若い』のでしょうけれど。

※それにしても、いつの間にやら、私の身長を越す勢い。この成長には感無量です。とても多くの皆さんが、親心で見守っていたんでしょうね。
また、高校の制服姿の彼女にも驚き。普段は髪も下ろしているし、色白のとても可愛らしい女の子にしか見えません。
「卓球だけ」の生活では、こんな風にはならなかっただろうな、と思います。携帯もメールも楽しんでいると聞いて、少し安心しました。

気迫の表情、最高の笑顔。

2004-08-25 14:23:54 | 技に魅入った
谷選手に始まり、ぐっと引きずり込まれてしまった、アテネオリンピック。
特に女子柔道は、皆さん大活躍でしたし、一本勝ちも多く、見ていて本当に面白かったです。
それ以上に、選手の気合みなぎる表情と、試合が終わったあとの最高の笑顔、安堵の表情には、『人間って、こんなに表情が豊かなんだ』と再認識しました。特に、その笑顔からは、涙と幸せな気分をもらってばかりでした。

今回描いてみたのは、上野選手と塚田選手。
(名前を出さないと判っていただえないほど)似ないけれども、心を打たれた表情だけは、こちらにも、ちょっと載せたいなと思いました.....。
女子柔道:上野選手と塚田選手

静かに喜びをかみしめる、上野選手。
体全身で、喜びを表して、こちらも幸せな気分にしてくれた、塚田選手。
そして、描ききれないけれど、国を問わず、素晴らしい表情を見せてくれた選手。
後半も過ぎましたが、もう少し、オリンピックに浸っても良いかな、と思っています。