みんなのてしごと

「素敵だな」と思った小物や手仕事、そして技(ワザ)を、写真&イラストを交えてつづっていきたいと思います。

紙ねんどで作ってみよう(1)

2004-08-29 23:16:29 | わたしのてしごと:一品編
今回は、『一品』と言っても、お料理ではありません。

実は、最近ミニチュアとか小物とか、何かしら立体を作ってみたいという欲求が
ふつふつと沸いてきています。絵で描くのもいいのですが、それだと、見るだけ
で終ってしまいます。できれば、「手にとることができる」モノを作ってみたい
のでした。

そこで、前々から気になっていた、粘土細工に挑戦しようと考えました。
でも、私は図工の成績は良かったんですが、実際は「工作」のほうは苦手でした。
ものを組み立てる、というのが苦手らしいんです。
どうしても、アバウトな作りになってしまいます。絶対、大工さんなどになっては
いけないタイプなんでしょう...。

それでも、とりあえず、暇があれば足を運ぶ画材屋さんの1つ、
世界堂(池袋パルコ店)さんで、「紙粘土」を買ってきました。
品物は、一番安かったものです(^^;
今日のレポートでは、まだ形を作ったところだけ。今後着色して、まあ
見れるものが出来たら、再度レポートしたいと思います。

1. とりあえず、こねて作ってみました。それだけです(^^;

2. もう少しアップ。作りたいものは、「うさうさ」の立体モノ。(この票の背景にある、うさぎです)
モデルにした、実物のうさぎ饅頭よりは、だいぶ小さいです。
さて、今後の着色、うまく行くんでしょうか…。


* * * 今回の紙ねんどについて * * *


CEC社というところの、「ホワイトクレー」という紙ねんどを買いました。
粘土を選ぶ前に、いつものごとく『ジュンク堂書店』さんで、粘土細工の本をいくつ
か立ち読みしてきました。すると、粘土にも色々あり、最初にこれが良いな、と思っ
たのは『FIMO(フィモ)』という粘土でした。
フィモは、最初から着色された粘土が売られていて、しかも違う色の粘土を混ぜて
使うことができます。このため、着色のために絵の具を用意しなくても済みます。
できあがったら、オーブンで焼いて、固めるらしいんです。
お店では、そのフィモの粘土がちゃんとありましたが、1色1色がやや高めだった
のと、白のものがサイズが大きくて値段も高いのしかなかったので、今回は止めま
した...。

その代わり、一番安い紙ねんどに、アクリル絵の具の最低限のセット(4色)、艶出
し用のグロス、そして筆を買って帰ってきました。

圧力鍋でお赤飯。

2004-08-29 00:12:50 | わたしのてしごと:一品編
さて、今回は『お赤飯』について。
いえ、取り立ててお目出度いことがあったわけではありません。
自分だけが外に出かけるので、家に居るだんな様のために、お昼ご飯を作って
置いておきたいときなどに、炊いたりします。
普通のご飯だと、おかずを何品か作らないといけないんですが、お赤飯でお握
りを作っておくと、あとは卵焼きとか、お漬物、焼き物を少しくらいで十分な
ので。
それに、お皿か小さい重箱に1つに盛っておけるので、いろいろと小皿を取り出
して並べてもらう手間も省けます。「食べるものが無いときは、自分で作るく
らいなら食べずにいる」というタイプのだんな様でも、冷蔵庫から取り出すだけ
なら、なんとか大丈夫です(^^;

実は、このお赤飯、そんなに時間がかかりません。
というのも、圧力鍋を使っているから。

圧力鍋でお赤飯

今年の冬に、圧力鍋デビューを果たした私。
それまでは、保温調理鍋(シャトルシェフ)を使ったりしていました。でも、
保温調理鍋だと、どうしてもご飯の炊き上がりが水っぽいし、煮物の味のし
みこみも遅い。便利ではあるけれど、単純に「保温」だけに絞って使ったほ
うがいいと思うようになっていました。

そこへ、圧力鍋の登場。
実際、使うのも初めてだったし、実家の母も使っていませんでした。
それが、大根と豚の角煮も美味しく出来たし、初挑戦の黒豆煮も、そこそこ上手
く、しかも短時間でできて、私としては大ヒットでした。
味も、圧力をかけたあと、長めに放置しておけば、保温調理鍋よりもキチンと染
み込んでくれます。逆に、保温調理鍋だと、保温効果を持続させるため、通常よ
り煮汁を多く、濃くしておかないと味が染みないので、調味料の消費の面では不
経済だったのです。

さて、私は普段のご飯(白米)は、土鍋で炊いています。ちょっともったいない
けど、おこげが出来るし、少し水分が多かったなと感じても、きちんと蒸らせば、
土鍋の効果で適度に水分が飛んでくれます。しかも、電気炊飯器より、炊き上が
りが早いのです。

ですが、お赤飯にかぎっては、大事なもち米は、もちもちしたままで焦がさずに
食べたいものですよね。一応炊飯器も持っていますが、どうしたものかと思って
いたところに、圧力鍋を使うことにしました。

付属のレシピ本を見ると、凄く簡単!
基本の材料は小豆と、もち米だけ。お酒も出汁もいりません。

そして、作ってみると、ものすごく短時間!
まず、小豆をした湯でするのに沸騰時間+3分ほど、そして小豆ともち米を一緒
にして炊くのに沸騰時間+2分ほどで済んでしまうんです!

火にかける時間は、3合でも10分程度。あとは、圧力鍋を少し放置しておけば、お
赤飯の出来上がりです。

初めて作ったときは、あまりの簡単さに感激してしまいました!
もともとお赤飯、おこわ大好き人間の私ですから、もう、圧力鍋無しには要られ
ないと思います。

今朝は、いつもより水を控えめにしてみました。
時々水分がおおいため、炊き上がりの温かいうちは、ネットリした感じがしてい
たからです。
でも、水加減のお陰で、今日は良い感じにあがりました!

これから秋に向かっては、栗入りおこわなど、色々試してみたいと思っています。