みんなのてしごと

「素敵だな」と思った小物や手仕事、そして技(ワザ)を、写真&イラストを交えてつづっていきたいと思います。

いももちを作ってみた。

2004-08-26 13:32:11 | わたしのてしごと:一品編
今日の一品』で、おこさんが投稿されたいももち」のレシピ。その写真がとっても美味しそう!

今までにも、いももちのレシピは探していて、いつかはトライしようと思っていたのですが、手が動きませんでした。
それが、おこさんの写真によって、『作ってみよう!』という想いが再燃しました。

そこで、午前中に軽食に作ってみることにしました。
丁度、だんな様も午後からの出勤の予定でしたので、味見に回ってもらうことに...。

「いももち」そのものの材料は、とってもシンプル。
片栗粉、じゃがいも、塩(醤油)があればOKというのが素晴らしい(^^;
レシピにつきましては、いももち」のレシピを参照してくださいm(_ _)m
++ いももちをつくってみました ++
芋もち(1):まるめたところ。
1. レンジでチンしたじゃがいもを潰して、片栗粉を混ぜ、まるめたところです。
キムチが無かったので、冷蔵庫にあった豚挽肉とワケギで、簡単に餡を作り、芋もちの生地で包んでみました。
ちょっと柔らかく、ギョーザのように包むというよりは、『お握りを作る』という感じでまるめました。
コロッケの種、みたいですね。

芋もち(2):焼いてるところ。2. フライパンで、両面に焼き色が付くまで焼きました。
油を多めに引いてしまったので、なんだかハッシュポテトやフレンチフライのような香ばしい臭いがしました。

※ここで、お醤油をたらして、味をちょっと付ければよかったかも。

芋もち(3):出来上がり。
3. お皿に取り出して、出来上がり。右上の小さいものは、芋もちの生地だけです。
残りは、挽肉の餡入り。
油のせいか、思ったより黄色っぽい出来上がりになりました。

芋もち(4):別な角度から。4. 食べるまで時間が経ったので、もう少しオーブンで焼きました。パリッとさせたかったので...(^^;
でも、中はシットリしてました。
そのままでは、味が弱かったので、お醤油をつけながらいただきました。
この時点での、だんな様の反応は、微妙(^^;
味付けが弱く、お醤油を付けても、ちょっと物足りない。じゃがいもの水っぽさみたいなのが目立ってしまいました。

※片栗粉と混ぜる時に、コロッケみたいにお塩で少し味付けしておけば良かったと思います。
あるいは、焼いてる時にお醤油をたらしておけば良かったです。餡が入っていたとはいえ、じゃがいもだけの味だと、ちょっとピンボケした味になっちゃいました。


そこで、2個ほど残し、全体に醤油を塗っておいて、しばらく冷ましておきました。
冷えると、味が染み込んで、モチモチとした歯ごたえも出てきて、こちらのほうがいい感じのようでした。だんな様も、染みたほうにはOKサインを出してくれました。まずはひと安心....。


作った感想:今後の課題(苦笑)

  • 芋と片栗粉をこねるのは、簡単でした!小麦粉をこねるより手も汚れないし、粉だらけにならなくて済みました。まるくまとめるのも、早い早い!
  • 中に詰め物をする場合は、少し味付けが濃くても良いと思いました。お焼きが好きなので、色々詰めてみたいです。詰めたものを、閉じるのも、パン生地やお焼きの生地よりは、楽だと思いました。 (小麦粉だと、少し生地が濡れると、どうも閉じにくくなって失敗ばかり....)
  • 温かいうちは、香ばしくて、ふんわりした食感でした。冷めてから食べると、もちもち感というか、引きが増しました。 焼き団子とか、みたらし団子もそうですよね。このあたりは、お好みかな~と思います。 ちなみに、だんな様は、少し冷めて、お醤油の味が染みて、もちもち感が増した方が良いと言ってました。
  • とにかく簡単なのには驚きました。 これから作り置きして、冷凍庫で保存するというのも良さそうです!



レシピ提供者のおこさん、どうもありがとうございました!
ちなみに、『デザート』のカテゴリに入っているのですね....

谷亮子選手:漢(おとこ)だなあ!

2004-08-26 07:26:37 | 技に魅入った
オリンピックのお話は、私なんぞが書かなくとも、きっとたくさんの方々が想いをつづってくださると思います。
私は、旨く言葉が出ませんし、テレビを通した印象でしかありません。けれど、やっぱり、アスリートの姿を見ると、感慨深くなります。
そういう時は、手が動いてしまいます....。

* * * *

だんな様はオリンピック関係の仕事のため、夜間に出社。
私は、一人で試合を見ておりました。
正直言って、少し冷めた目で、オリンピックは『ダイジェストくらい見ればいいかな』なんて思っていました。
でも、リアルタイムで女子サッカーの初戦や、開会式を見てしまったりと、早くも、アスリート達の姿に引き込まれつつありました。

柔道も、何気なくチャンネルを合わせたつもりだったのです。
だんな様がいないし、私も済ませないといけないお仕事があったので、ついでだからとNHKを流していました。

丁度、流れていたのは柔道の試合。男子60kg級、女子48kg級を並行して中継していました。
まず気になったのは、三連覇を懸けていた野村選手。今頃選手のプロフィールを耳にし、その凄さに、『これは見なくっちゃ!』と考えを改めました。
やっぱり、一本勝ちは、何にも勝る強さを物語っていましたから。

そうしているうちに、女子の谷選手の試合も流れてきました。
あれ?と思った、三回戦。
『なんか、顔が違う....』
彼女の試合は、何度と無くオリンピック前にTVで流れていましたので、試合中の姿は見慣れているのですが、今日は、もっと顔つきが違うような印象を受けました。
漢だなあ!谷選手!
とても、シャープというか、精悍だったのです。
笑うと、弓型に目を細める彼女ですが、今は違う。
カメラマンの腕なのか?
でも、それだけではない。目の輝きが、ホントに違う。

私にも、今までに無い『気迫』が伝わってきました。

こうなると、もう、TVにかじりつくしかありませんでした....。

* * * *

結果は、私が書くまでもないですし、それぞれ皆さん色んな想いをもたれたと思います。
今回は、野村選手にも、谷選手にも、圧倒され惹きこまれ続けた私でした。
家にはビデオも無いので、録画できず、あの2人の姿は再放送や写真に頼るしかありません。
(はずかしながら....)

それでも、少しだけ私の頭の中に、刻み込まれたものが線になって流れていったので、これを私の感想として、載せようかなと思いました。
私のゆるい?絵だと、あんまり迫力無いですけれど...。

※野村選手の姿にも、もちろん痺れました!
それと、印象的だったのが、だんな様の谷(佳知)選手。
ご両親、日本人の応援団の皆さんに、深々とお礼を言う後姿に、男泣きしているのが判りました。
耳が、真っ赤だったので....(^^)

まだ15歳。でも、手加減無しが当たり前。

2004-08-26 07:08:47 | 技に魅入った
* * * *

最初に彼女をTVで見たのは、十年以上も前になるんですね。

その当時は、『やらされている』印象がとても強く、幼く涙する姿に、とても痛々しさを感じていました。
小さな彼女が、団扇のようなラケットを手にして眉間にしわを寄せて、必死に涙を堪えている姿が映し出されると、思わずチャンネルを替えてしまったほどです。

その後、ワイドショーを見る機会も減り、彼女の成長を耳にすることも少なくなっていきました。
それが今年になって、ワイドショーの枠を飛び出して、NHKのニュースでさえも、彼女を再び目にすることになりました。

まず、彼女の試合の姿に、ある種の感慨を覚えました。手足はしっかりと地に付いていて、卓球台やラケットと、彼女とのアンバランスさは、もう感じられません。
ウェアも、『着せられている』感じは全く無し。

何より、試合時の表情が違っていました。
A.I....もう、泣き虫ではありません。

眉間にしわは寄せているけれど、『泣き虫』の顔ではありませんでした。とても強気な、勝負に真剣な眼差しになっていました。

痛々しさは微塵もなく、今はもう、一人の選手としての表情に惹き込まれてしまっている私がいました。

それでも、まだ15歳。
日本では、『これからだから、経験を積んで頑張って!』と皆さん温かく見守ってくれますよね。
でも、彼女は国を代表する選手の1人であることは間違いない。
相手の選手は、手加減してる場合ではありません。
負ける訳には行きませんものね...。

4回戦でのキム・ギョンアさんとの試合を見ていて、ひしひしと感じました。相手が15歳とは判っていながらも、決して素直な玉での激しい打ち合いではなく、ベテランの技で、じっくりと相手の焦りとミスを誘うゲームを続けていました。
『うー、カットしまくり…』

少しだけ卓球をしたことがあって、カットを上手く拾うのが
どうしても出来なかった私。
軟式テニスでも、やっぱりカットが苦手だった私。
苦手と判ると、相手の選手に執拗にカットのボールを出しまくられた事を思い出してしまいました.....(^^;


結局、彼女は負けてしまいました。

まだ15歳の彼女。
それでも、彼女は『結果を出すこと』の重みを十分に感じていると思います。他の国際試合と違い、メダルを取るか取らないかで、オリンピックは本当に扱いも変わってきてしまう。そういうシビアな点も、感じていると思います。

次の4年後は、『まだ』は通用しない年齢になるのでしょうか。
卓球の選手は、選手として活躍できる年齢が長いので、20代前半でも『若い』のでしょうけれど。

※それにしても、いつの間にやら、私の身長を越す勢い。この成長には感無量です。とても多くの皆さんが、親心で見守っていたんでしょうね。
また、高校の制服姿の彼女にも驚き。普段は髪も下ろしているし、色白のとても可愛らしい女の子にしか見えません。
「卓球だけ」の生活では、こんな風にはならなかっただろうな、と思います。携帯もメールも楽しんでいると聞いて、少し安心しました。