みんなのてしごと

「素敵だな」と思った小物や手仕事、そして技(ワザ)を、写真&イラストを交えてつづっていきたいと思います。

3回目のミニシフォン、どうかしら~。

2009-02-17 10:26:56 | 粉モノ日記
前回につづき、3回目のミニシフォンのレポートです。

今度は、『焼けたら、即、逆さにするぞ~!』と誓ってのチャレンジです。

さて、結果は....。






柄にもありませんが、手作りおやつが続いているのに、バレンタインだけ市販のお菓子を出すのもどうかと思い、また、じっくり素敵なチョコを選ぶ余裕も無かったので、やはり何か自分で作ろうと思いました。

ただし、夫と一緒に、子どもでも食べられるものというのが条件です。
子どもはチョコレートがどうも苦手で、バレンタインの前日に「チョコレートのデザートにして良い?」と子どもに訊くと、「食べられないからチョコレートにはしないで!とのお返事が。(あの茶色い色とほんの少しの苦味が、何か毒のようなものに感じられるようです...)
ということで、ここはやはりミニシフォンで作ることにしました。


3回目のチャレンジは、14日の早朝にしました。食べる目標の時間は14日の夕食後なので、冷ますのに時間をかけること、焼きたてより時間を少し置くと生地がしっとりすることを学習(?)した結果です。

先の2回とも、卵はMS玉を使ってしまったこともあり、卵白がちょっと泡立てにくかったので、今回はミニシフォン型を1つ追加し、2個分まとめて作ることにしました。(でも、やはりMS玉です…)


さすがに3回目は手順が判ってきたので、作業も少しはスムーズになりました。卵白も2個分なので、そこそこ泡立てやすく、「もしかしたら今度こそは...?」という期待を持ちました。


でも、生地を型に流すと、やっぱりMS玉のせいか、心持ち量が少なめ。型の7分目弱です(^^;
どこまで膨らむのか心配しつつ、オーブンへセットしました。



加熱から10分後くらいで、中央の突起と同じくらいの高さまで膨らんだので、このまま行ってくれると良いな~と期待したのですが、焼き上がり時には残念ながら少し萎んでしまっていました....。


焼きあがってから急いで取り出し、すぐにひっくり返してそのまま冷ましておきました。
もしかしたら、逆さにしていると、勝手に下向きに膨らむんじゃないかという淡い期待をしたのですが、そんなことは無いんですね(^^;


お昼に取り外した時も、やっぱりおんなじサイズのままでした。


今回も、上部は平らな感じになったので、カットする必要もなし..。
それでも、2回目よりは高さがあったので、MS玉の割りにはまあ成功かも?と思うことにしました。





さて、気を取り直して、お皿への盛り付けです。
今回は、もう苺が無かったので、1ホールでのデコレーションではなく、1/3ずつにカットして、お皿に載せた上での飾りつけにしました。



急いで買ってきた生クリーム(いちおう低脂肪)と、自家製のみかんジャム、オレンジのスライスを使い、色合いをオレンジでまとめてみました。(というか、それくらいしか無かったので....)


夫の分だけは、これまた以前作ったオレンジピールに、チョコをかけたものを添えて、一応バレンタインだということを主張してみました(^^;


みかんジャムは子どものお気に入りだったので、なんちゃってオレンジソース風に添えてみました。
こんな感じの飾りつけでも、子どもは喜んでくれました。
オレンジピールも、意外と夫に受けが良かった模様。『これ作ったの?』というご質問を受けました。






本来のシフォンからすると失敗なんでしょうけれど、いつもの食卓に、ちょっとだけ華を添えることができて、わたしなりには満足満足。


ふだんのおやつや軽めのデザートにするなら、子どもと一緒に食べられるように、クリームは控えて粉砂糖と果物でお化粧すれば十分かな、と思いました。


また、ノンオイルのレシピもあるようですね(^^)
クリスマスの時のスポンジは、ノンオイルで作っているので、やっぱりノンオイルのものも試したいかなと思っています。もう少し小さい型で焼きなれたら、大きい型を買うのもいいかな~。(マイミクさん、もうちょっとお待ち下さいね)


最後に。


今回もまた、皆さんのレシピやつくれぽ、ネットの情報に助けていただきました。


それから、シフォンの膨らむ理由とか、なぜアルミの型が良いのか、なぜ逆さまにして冷ますのか、などなどの理由も、調べているうちに『へぇ~!』と思うものばかりでした。ちょっとした理科の実験のようで、これもまた楽しめました。


いつもながら、『みんなのてしごと』に感謝、感謝の日々でございます(_ _)