あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

ナイフ(重松清著)

2005年08月10日 | 
これも『小学生日記』に出てきたシゲマツの本です。興味がある本に加え、こうしてリンクみたいに本を選んで読んでみるのもいいかな、と思って。
自分が好きそうな著者ってどうしても偏っちゃうからね。

どんな本なんだろう?と殆ど予備知識なしに読みました。
この『ナイフ』は”いじめ”を中心とした、思春期の少年や少女、家庭、学校のストーリーが5つあります。

私は私が生きてきた時代の小学校や中学校や高校しか知らないから、とても怖いなぁって思って読みました。これが全て私に向けられてされたことだとしたら、私はあっさり学校に行くのなんてやめちゃうかもしれない。

もっと他にもいいことあるさ。って。それは「逃げ」かもしれないけど、そんなのどうでもいいよ。

どの話を読んでも「早く読み終えてしまいたい」って思った。終わりにしたかった。
でも、その中でも涙が出たのは「エビスくん」でした。とは言え、後半はすごく語りすぎ。このシゲマツさんに関しては、私は始終「語りすぎ」を訴えます。もういいよ、その辺で、って思っちゃう。

自分に思春期の子供でもいたらまた読むかな?その頃はまた時代が変わっているのかな?

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