あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

この頃ののんたん。(長編大作)

2013年07月18日 | のんたんジャーナル
金曜日夕方。
会社を出ようとしたら、学校から携帯に電話があった。

先生からでした。

「あの…お母さん。今朝なんですけどね…のんたん君が小学校目前の横断歩道でお友だちとケンカになってしまって…」と始まる。

は、はぁ。(^^;)

「学校目前の横断歩道で同じクラスのT君を見つけて、のんたん君が一緒に学校に行きたかったからか、呼び止めたんです。でもT君は縄ジョグ(長縄をする朝のイベント)に参加したかったから、その呼びとめも聞かず行ってしまったら、のんたん君がT君のランドセルを引っ張って…そのあとは罵り合いのケンカになってしまったんです。場所も場所ですし(学校の前の大通り、横断歩道上)、旗振りをしていた校長先生、お母さん方も心配してくださって…」と。

「申し訳ありません~」

そう。
なんとなーくね。
そんなバランスの乱れが出ていたんですよ最近。

前日の木曜日。
空手が少し早く終わるから、友だちの家に行きたい!と言うのを「公文にもいかなきゃいけないでしょ~」と言ったら、公文をさっさと終わらせたら遊びに行ってもいいよね?とK君と盛り上がる。

公文がいくら早く終わったとは言え、19時半。
さすがに平日にそんな約束を認めるわけにはいかない。

そしたらさ、珍しくのんたんが涙を流して泣くんだよ。
 
 *

今までね、入学からちょっと前までずっと、同じマンションの同じ保育園チームで集団登校していたの。それが最近慣れてきたのか、集団登校がなくなって、ひとりで行くようになったらしい。

のんたんとしては、友だちとの朝の登校のひと時も”イベント”みたいに楽しかったのよ。

自分としては、小学校に行ったら、もっと自由で自立している感じがあったみたいだから(笑)、今の学校と学童の往復だけで終わってしまうウィークデーが本当につまんない。

学童に行っていない友だちの話をたまに聞くでしょ。
「学校終わったら○○くんと遊ぶんだ~」とかさ。

そしたらさ、学童の友だちとしか遊んでいない自分の世界がなんてちっぽけなんだ!って思うのよ。

アフタースクールを満喫したいの。

でもさ、やっぱりあたしとしては学童に行ってもらわないと困る。
本当のところ、まだなんにもわかっていない小さな7歳の子どもなんだもの。

そんなんで、朝の楽しいイベントもなく、ひとりで(またに同じ学年の子を見つけて一緒に行くらしいけど)学校に行って、学童へ行って、空手やって、公文やって、家に帰ってくる、そんな生活の繰り返しが少しストレスと言うか、色あせたものになってたんだよね。

そんなときに、クラスで気になるT君と朝会えたから、のんたんとしては、楽しく学校に通える!!!って思ったチャンスだったと思うんだ。それが、K君にとっては違っていた。

その人にはその人の事情があるんだよ。
のんたんと同じ気持ちではない。

この間の学校オープンデーでも思ったけれど、学校は学校で分刻みなんだよね。(昔はもっとおおらかだった気がするんだけれど)

だから、自分がやりたいことをどんどん取捨選択していかないといけない。

 *

そして、週末。

キャンプに行ったときのこと。

地元のお祭りに参加した後、のんたんの楽しみは、駅前のこぢんまりした屋台で「くじ」を引くこと。この頃、ほんと、銃やら刀やら(物騒なモノ)が大好きなのんたん。

プラレール好きがいくつ電車持ってるんだ?トミカ好きが何台車を所有しているんだ?ってくらいに持っている。我が家に家宅捜査に入ったら、銃刀法違反になるんじゃないか?とも思う。

さて。
お目当ての、武器グッズの「くじ」を引きました。
しかも他のみんなはまだまだ山車に夢中だったのに、のんたんは一目散へ「くじ」やさんへ。

やれやれ。

まぁ。お祭りだし、1個くらいはなにかお楽しみがあってもいいよな~と私も思っていたので、のんたん指定の出店に一緒に行きましたよ。「くじ」を引きましたよ。

そしたらさ、飾ってあるものじゃなくて、裏の箱からごそごそ出されて渡された。のんたんとしては店頭の何かが当たると思っていたから納得いかない(店頭のものはどれが当たったとしても、いいな~と思うものだったらしい)

ライフルの形をしているが、水鉄砲。たぶん100円ショップのもの。

のんたんはビービー弾みたいなのが欲しかったんだよね…

そしたらさ!
びっくりしたことに。

そのあとご飯を食べたらすぐさま、一緒にキャンプに来ていたキヨ君にあげちゃったの。「オレ要らないから」って。

ひどくね?
人として。

もちろんキヨ君は喜んでくれたよ。
あたしには申し訳なさそうに「ボクがもらったことで何かあったら」って言ってくれたよ。(いい子だ!)

なのにのんたん、すでにあげたし、興味ないし状態。

あきれ返ってものも言えない。

なんかね~
切ないね~。

ママちゃん、ちゃらんぽらんに見えるけど、毎日一生懸命、そこそこギリギリまで働いてって生活して稼いでいるお金で「くじ」を引いたのに…やるせないね。

とりあえず、その場は特に言いませんでしたが、みんなと解散して言いましたよ。

「ママちゃんはのんたんがしたことにすごくがっかりしました」

そしたら「え?なんで?」って。

「え?なんでだと???」

冷静に、適切に、決して声など荒げず説明しましたよ。

金曜日のT君とのこともきちんと話し合っていなかったし、キャンプの間もあたしを「いうことを聞いてくれる人」と言う”しもべ”状態な言葉づかいだったし、皆が作ってくれた食事を一緒になって食べなかったし(これはいつものことか)、何かと横暴だった、そして最後には自分が望んで買ってもらったものをあっさり友だちにあげてしまったこと。

どこかで一度話をしないとおさまりがつかないな~と思いました。

まだまだ小さな7歳です。

でも他人(ひと)の気持ちは分かって生きてほしい。
自分の行動に責任を持ってほしい。

のんたんにもいろいろと我慢させているところはあると思う。その逆に、甘やかしすぎのところもあると思う。

私自身もいろいろと考えました。

ルールを作るのも一つ、なんだけれど、ルールよりも自分がそうなろう!と思わないと人間は結局ダメだと思う。普段行動に対してガミガミいう性格ではないけれど、人の気持ちについてはガミガミ言っていきたい。のんたんのためにいろいろと考えてくれたり行動してくれる人がたくさんいるから、やっぱり自分が「善くなろう」と思ってほしい。

このことはずっとずっと話していきたいと思いました。

毎日忙しくて、ついついお座なりなこともたくさんあるんだけれど、ふと立ち止まって、見回してみようと思った。

 *

月曜日。海の日。
公文の先生と面談があって

「のんたん君。どうですか~?学校は楽しくなったって?」と言うので「キライだって(笑)」と言ったら「やっぱり(笑)」と言われました。

まぁ。のんたんを知っている人は十中八九「やっぱり(笑)」と言います。

協調性がないってこういう子なんだな~!と親なのにつくづく思います。

あたしもあんまり協調性がない方だとは思うけれど、それってもうちょっと大人になってからだと思う(たぶん)(え?ちがう?)。

こんな1年生から。
「思い通りにはならないぞ」とか「なんでやらなきゃいけないの」とか思わなかった気がする。

成長が早いんだろうけど、世の中のこと知ったふりしてなんにも知らないんだから、ほんと、いい加減、やることやってみてから、応用編にいって欲しい。

あーあ。

でも。
育てたのはあたしだからな。

軌道修正しながら、頑張っていくよ。
うんうん。

 *

昨日。

「夏休みのおばけ大会に行くことにした!(金曜日にケンカした)T君と約束したんだ~」って嬉しそうでした。

のんたん自身もいうけれど。
仲がいいからケンカになるんだ。
興味のないことはケンカにもならないんだよ。

だと。

まぁ。
いっぱい仲良くなって、いっぱいケンカして(あ。ほどほどがいいけど)、成長して、学校も好きになってくれ。頼む!

ではでは。
長々と書いたけれど。
要するに子育てってたいへーん!と言うことである。

自分でまいた種?
身から出た錆?(笑)

あたしの疲れが、子育てに反映する…(^-^;)気をつけます。


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2 コメント

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いろいろあるよ (mayu)
2013-07-20 15:40:28
1年生は多かれ少なかれいろいろあるよ。
お互いにがんばろう♪
週末時間あったらリフレッシュにおいで~
ヨガしませう(*^_^*)
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ありがとう~ (akicoco)
2013-07-24 19:48:48
ヨガ楽しかった!

肩こりにもすごくいいみたい。
また、レッスンお願いします~
(^-^)♫
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