~Le Petit Bonheur~

ベルギー、中国、日本を経て、次はアメリカへ!

Paris弾丸ツアー~2日目~

2012年04月02日 | 旅行:フランス
2日目の朝、我が家にしては早起きをして、
お目当ての「ブロカント=骨董市」へ[ぴかぴか(新しい)]

最近、ブロカントがとにかく面白くて、夫婦共通の趣味となっています。
そういえば、うちの両親も骨董市大好きで、うちには沢山のアンティークが置いてあります。
その影響も知らずに受けていたのかも[わーい(嬉しい顔)]

ブロカントの魅力にはまった初めてのきっかけは、
[かわいい]前回パリに来たときの「ヴァンヴ蚤の市」[exclamation]
ここが、面白くて楽しくて。

食器、お皿、小物や雑貨が多いです。
DSC08508.jpg
可愛いティーセット。

DSC08513.jpg
掘り出したら可愛いジュエリーあるかも。

DSC08535.jpg
年代物のシングラーのミシン

日本から雑貨店なのか、バイヤーさんが数人買いにきておりましたよ。


[かわいい]そしてお次は、ベネルクス3国で最大と言われているベルギー内「トングレン骨董市」[exclamation]
可愛い鍵付きや、鏡台などのアンティーク家具が多くて、ここのが今のところ一番好き。

うちが家具付きのおうちでなければ、即買いたいところなんだけどな~。
値段もすごくお得[ぴかぴか(新しい)]
DSC08806.jpg
この鍵付きデスク、可愛い~、、、、いつか絶対買うよぉぉ!
今買っても置いておく場所がないので、あんな可愛い家具を目の前にして、
帰国直前までうーん我慢。。。。

DSC08808.jpg
また近々花瓶を探しに行きたいな。

DSC08798.jpg

[かわいい]3つ目のブロカントは、ベルギー「サブロン広場」
ここはとても小規模で、お品もオブジェや壷や大きな絵画。

買いたいものはなかったかなw。


[かわいい]そして4つ目が、今回の弾丸ツアーお目当ての「クリニャンクールの市」です。
ここは欧州最大といわれているだけあって、とにかく本当に大きい!
エリアによって、品やテイストが変っていきます。

まるでタイムスリップしたモデルルームみたい。
DSC08807.jpg
センスよく展示しています。

DSC08808.jpg


DSC08852.jpg
ここは、雑貨中心のエリア。

ランチを取って、
駐車場に戻るまでの道で、なにやらギターの心地よいサウンドが[exclamation]

引き込まれるようにして、クラシックギターの音がするバーに入っていきました。
自然と足が、、引き込まれていった感じです。

中に入ると沢山の人。
50代位のおじさんと、20代後半くらいのお兄さんがギターでデュオをしていました。
心地よいリズミカルなギターを聞きながら、カウンターで飲んでいたら
隣にいたおばさんが、話しかけてきました。

「あなた達日本人?私の義理の娘は、日本人なのよー[わーい(嬉しい顔)]

続いて、
「このギター演奏している人達、どんな人たちか知っている?」と。

「ううん。音に引き込まれて、この店に入ってきたんです」といったら

このおじさんとお兄さんの、この骨董市と深い関わりのある
お話をしてくれました[ぴかぴか(新しい)]


ギターの音をBGMに、おばさんの話が始まりました。


この2人のギタリストの先祖は、マヌーシュと呼ばれるフランス北部やベルギーに住むロマ民族。
要するに英語では、ジプシー。
彼らは独特のスタイルを持っていて、そのスタイルでジャズを演奏したことから
そこから「マヌーシュジャズ」というものが生まれました。

彼らは、楽譜は読めない。
音と魂で聞いて、学んでいくのよ。と。

マヌーシュは、差別されていたので、どんどんパリの北部に追いやられ
食べていくために、民衆から出た「廃品・ゴミ」を集めた。
そしてその集めた廃品を、パリ北部のここで売り始めたというわけです。

それがこの「クリニャンクール骨董市」の始まりだったそうです。

そのマヌーシュ・ジャズを演奏したり、教える場所が、
私達がいるこのバーだそうな。

確かになんともいえない、リズミカルで、魅力たっぷりで、琴線に触れる音楽です。
彼らはきまぐれなので、プログラムはない。
その日に弾きたい曲を、弾きたい時間だけ演奏して帰るそうです。

おばさんの話と音楽で、不思議な世界に引き込まれていっている気がしました。
でもその感じが、心地がとても良くて。

ムーは私の腕の中で、スヤスヤお昼寝[眠い(睡眠)]
私がヴァイオリンで音を外すと、吼えるのでw、きっと耳がいいんだね。

おばさんのお話が終わったら、
不思議な世界から抜け出したような感じがして
周りの雑音が聞こえてきました。

おばさんは疲れたり、リフレッシュしたいときに
パリ市内からここまで、マヌーシュ音楽を聞きにくるそうです。

大変貴重な話をして頂きました[ぴかぴか(新しい)]

思わぬマヌーシュ音楽との出会いに、彼らのCDを購入して、一緒に写真を撮ってもらいました。
おじさんなのに、なんかカッコいい!
DSC08864.jpg
ちょっとうちの祖父の若い頃に似てたのです!だから、贔屓目にそう思ってしまったのかもw。


マヌーシュ・ジャズの余韻たっぷりのまま、市内に戻って
今度は、ブローニュの森へ[クリスマス]

今度はムーが主役です[犬]

J君はドライバーなので、昼寝。
近くのお兄さんが、沢山遊んでくれました。

DSC08888 (2).jpg
このお兄さんのサッカーの上手なこと。でもムーもボール扱い上手だなぁー!
周りに小さい観客が出来ておりました[わーい(嬉しい顔)]
私なんか、すぐにムーにボール取られて全然相手できませんw。

お兄さんとへとへとになるまで、遊んでもらって
最終的についに捕獲されたムー。
DSC08900.jpg
満足気な顔だね!


最後は、シャンゼリゼ通りを散策。
お茶して、帰路へ。

朝から晩までたっぷり遊び倒した[exclamation×2]
満足のパリ弾丸ツアーでした[黒ハート]