~Le Petit Bonheur~

ベルギー、中国、日本を経て、次はアメリカへ!

フランス ロワール地方 古城めぐり 愛憎劇。

2011年04月25日 | 旅行:フランス
ロワール、古城めぐりの旅も4日目。
最終日は、気合を入れて、一気に3つの古城を回りました。
なんといってもうれしかったのは、世界遺産ではないお城は、わんちゃんも抱っこすれば一緒に
入れたことです[揺れるハート]

世界遺産だと二人で交代に見るか、ホテルにおいていかなくてはならないので、
わんこ連れには、とっても嬉しいことです[犬]

[かわいい]4番目のお城は、シュノンソー城(Château de Chenonceau)。
ここからのお城めぐりは、愛憎劇が繰り広げられているのです! 
こわーーーい・・・・・。
でもね、ちょっと面白いんですよ。

昔々、ヘンリー2世という王がおりました。
1つ目、2つ目に見たお城の王様フランソワ1世さんの次男です。
メディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスと結婚したのですが、、、、、
彼の家庭教師のディアーヌと、ずーっと前から関係があり、結婚後も愛人関係には続きました。

正妻カトリーヌとはショーモン城に住み、愛人ディアーヌにはシュノンソー城を渡しました。
ヘンリー2世、最低!!なんて男!
って思うでしょ。
さらにディアーヌは王より20歳も年上というから、なんでまた???
でしょ。

ヘンリー2世、おじさんでもなかなかのイケメンです。
アンリ2世.jpg

そして家庭教師のディアーヌさん、なかなかの美人です。
ディアーヌ.jpg
でもいくらなんでも若きし頃きれいでも、20歳も上って・・・・ないでしょ。

そしてこちら、正妻カトリーヌさん
カトリーヌ王妃.jpg
え??? マツコデラックス?????
ううっ、、、、、。

うーーむ、すべての疑問が解消されました[ひらめき]
個人的結論ですが、
王は悪くないかも、、、、、
これは、仕方ないのではない気がいたしました。

みなさん、どう思われます???
そんな愛憎劇を元に回ってみると、さらに想像が膨らんで面白くなってきました 笑。

[かわいい]シュノンソー城 
シュノンソー城 正面.jpg

河をまたがって立っています。
シュノンソー城 ほとり.jpg
ここからの景色が一番きれいだったような。

シュノンソー城 窓辺.jpg
窓の眼下には、河が流れていて涼しげ。お庭も森もとても広く、緑が豊かで、とても美しい。
ドイツのお城は男性的で強いイメージがありましたが、ここはとても女性的。
カトリーヌ王妃が奪い返すのもわかります。
はぁ(ため息)、、、美しい。
私の中のお城ランキングではトップランクに入りました[手(チョキ)]

[かわいい]5番目のお城は、アンボワーズ城(Château d'Amboise)。
シャルル7世、ルイ11世、シャルル8世、フランソワ1世らヴァロワ朝の国王が過ごし、フランソワ1世が大変親しくしていたレオナルド・ダ・ビンチのお墓がありました。

高台にあるので、歩いて上って、ようやく頂上へ。
アンボワーズ城 遠目.jpg

ここはフランスで始めてのイタリア式庭園を取り入れたそうです。
教会が併設されていて、高台の気持ちいい風が吹いて、気持ちのいいお城です。

アンボワーズ城 正面.jpg


[かわいい]7つ目のお城は、ショーモン城。
愛憎劇のヘンリー2世とカトリーヌ王妃が居住していたお城です。
ショーモン城.jpg

まるでディズニー映画に出てくるお城そのものです。
美女と野獣に出てきそうなお城ですが、でも実際は、、間逆のイメージ、美男と(省略!)。
ショーモン城 正面.jpg

お城の中には、宝箱がいっぱい。
ショーモン城 宝箱.jpg
実際どんなものが入っていたでしょうね。想像するとワクワクしました。

ショーモン城もとってもよかった[ぴかぴか(新しい)]
シュノンソー城とショーモン城は、甲乙つけがたいですが、お城というイメージぴったりの、ショーモン城が
私たちの一番のお気に入りとなりました。

古城めぐりはこれでおしまい。全部で7つの古城を見ました。
旅先でもムーのおかげで、たくさんの人とお話することができました。
特にかわいかったのが、この二人。
シュノンソー城 男の子.jpg
とってもやさしい子で、ランチ中ずっとムーを可愛がってくれました。

帰りは、J君が全部運転してくれて、深夜に帰宅。

感想は、
あーーーー楽しかった!!
とてもいいです、古城めぐり。
とってもお勧めです!わんちゃん連れさんにも、一緒に回れるしお勧めです[わーい(嬉しい顔)]

あまりによかったので興奮して、一気にアップ&ながーくなってしまいましたが、
ロワール古城めぐり旅行記は、これでおしまいです。
最後まで読んでくれた方、ありがとう!!