また、「えっ」という文章・記事に出くわした。
500年前のこと。
皇明大儒王陽明先生出身靖亂録ー六章
墨憨齊新編
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正德十二年正月(1517)、南安・贛に赴任した。吉安府・萬安縣を通ったのだが、たまたま數百の流賊が商船を思いのまま略奪するのに出くわした。船に乘っている者は驚き恐れ、船を引き返して逃げようとし、進もうとはしなかった。先生はそれを許さず、なんと數十の舟を集め、つないで陣形となし、旗を揚げ太鼓を嗚らし、戰に行こうとするかのようにした。賊は總督・巡撫の用いる旗印を見て巡撫であるのが分かり大變驚いて、皆岸のあたりで並んで拝禮し、大聲で、
「私どもは窮乏による流民で、お役人さまの救濟で命をつなぎたく思います。」 |
http://www2.ocn.ne.jp/~ichitubo/yomei/seran_yaku_6.html
自分が翻訳した小説である。
私が何を言わんとするか、ご推察の程。
ただ、この流賊という訳語は、日本語の「盗賊」とは、違う。
漢の劉邦も、地方にいた不満分子のボスだった。
また、最近、現在の憲法を「無効にする」議論がある。
政治を離れて、言葉の観点から見てみれば、
現行憲法は、「意味不明」の部分か多い。
特に、前文は。
選挙結果、どうなるんだろう。