引っ越し

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健康診断書

2010-05-24 21:57:04 | 日記・エッセイ・コラム

先日、健康診断書が必要になった。
事前に電話をして確認したにもかかわらず、三つの病院とも、
「看護師がいないため、午後は無理です。」
「今からの時間だと、手間が掛かるので無理です。」
「検査があるのは、当院では無理です。」
と言われた。
今住んでる地域は、看護師・薬剤師の募集が多い辺鄙な住宅街。

金額についても、レントゲン検査があると、6000円ほど上乗せされるとか。

夕方頃になって、やや離れた最近出来たクリニック
http://www.hwho.jp/index.html
に聞いたら、できるとのこと。
5000円で作ってもらった。
血液検査があったら、もっと高かっただろう。

儲け度外視の姿勢に感謝


陰陽師

2010-05-17 00:00:47 | 日記・エッセイ・コラム

夢枕獏原作で、岡野玲子による漫画にはまってます。
最近は、図書館でも、漫画を扱っていて、これを借りて読んでます。
少年ジャンプの嘗ての「ヌーべー」やら、今の「ぬらりひょんの孫」やらは、画像のインパクトが強いが、裸体禁止なので、写実的な表現が出来ない。
今回の、この漫画によって、新たなニューロン空間を作ることが出来た。

河図・洛書から、五行思想・易まで、踏み込んで書かれていたのには、びっくりした。

しかし、「古今和歌集」を「今古和歌集」と書かれているのには、閉口した。
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続・革新幻想の戦後史

2010-05-03 23:29:36 | インポート

竹内洋「続・革新幻想の戦後史」正論4・2010を読んだ。

 竹内氏は、今の日本の知識人は、「高度大衆社会」の反対概念である「下流大衆社会」へ下降する手助けをしていると言う。また、西洋のような孤高の知識人は稀だとも言う。

 なるほどと思った。西洋では、階級社会という、昔の範疇を未だ引きずっている。

 西洋の知識人は、漫画も見ないし、テレビも見ないらしい。
実際、研究論文を書いている時は、新聞さえ読む時間を惜しむ。
日本の研究者や学者の人も、一時的にこのような状態を余儀なくされる。
私の場合、一日中座っていたため、痔になってしまった。

 北野タケシが、教授でもあり、映画監督でもあり、コメディアンでもありえるのは、西洋人の目からしたら、特異に見えるらしい。
「なぜ、引退しないのか。金に困っているのか。」と聞かれたこともあったらしい。
映画監督と芸人を両立できる才能は、すばらしい、というコメントもあった。
 
 そもそも、日本中世以降では、思想が大衆に降りずに、宙ぶらりんのまま研究され続けるということは少なかった。士大夫の学とされる儒学の古典でさえ、素読や訓読という形で庶民に普及した。懐徳堂というのは、その一例である。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/kaitokudo/index.html
現在でも、湯島聖堂はいうまでもなく、安岡活学塾で論語の訓読が行われている。
http://www.ymkj.jp/

昔、寺子屋で中国古典を教えたのは、「教学相長」という精神を実践したものであろう。

『礼記』学記に、
教學相長也。兌命曰。學學半。其此之謂乎。
という。

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おまけーー庭の植栽