引っ越し

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「依存症」の日本経済を読んだ

2009-05-22 05:39:12 | 日記・エッセイ・コラム

上野泰也氏の「依存症の日本経済」を読んだ。

経済関係の本なんて、今まで読んだことがなかった。

ただ、中高年に人気のWBSという番組は、長年視ていたので、書いている内容は理解できた。

この本の中で、「塾」依存について書いていたが、確かに親の所得と学歴との関連性は否めないものがある。

中央公論3の「お金と学力、その残酷な関係の行方」でも、このことに関して対談していた。

「好悪」という対立観念でしか物事を把握できない両親に育てられた人は、概ね、両親と同様な性格を形成するだろうが、恩師とよぶに値する教師と出会ったり、すぐれた書物に感銘を受けた子供は、親を反面教師と見なすこともある。

教員免許をとるため、名古屋の中学・高校で実習させてもらい、塾・予備校で国語を中心に教えたが、高校生になっても、中学生が読む文を理解できず、いらだつ日本人、逆に、親が韓国人というハンディーのため古典の基礎が分からず、民族服のまま教えを請う在日の生徒を、予備校で教えた経験があった。

「教わる」、また、「教えていただく」というのは、感性の問題でもある。

頭から、「教師は信用できない」という偏見に捕らわれていては、進歩は望めない。


たくわん

2009-05-14 03:04:07 | 日記・エッセイ・コラム

季節の変わり目のためか、腹をこわした。

こういう時は、いつも沢庵で復活できた。

愛知県豊田市にいた時は、メグリアという生協にお世話になっていたが、茨城の地産地消のスーパーに行って、はじめて沢庵を購入した。

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初めて、このような、おどろおどろしいものを食べたのだが、量産品と違ってコクがあった。

500円という高いものだった。


清水由紀子さんの死

2009-05-10 05:28:51 | 日記・エッセイ・コラム

厄年前後に、母親を亡くしたのだが、私も、同様、仕事に集中できなかった。

死ぬ時は、誰でも他人の手を煩わすものである。

なぜ、彼女は、他人に迷惑をかけて死ぬ道を選ばなくてはならなかったのか。

しかも、公然と。

介護疲れや・親の死期が近いことを悟ると、人は精神的に異常を来す。まして、女性の更年期の前後は、肉体的な性転換の時期に当たり、性格も変わりうる(嫌がらせ・脅迫を受けていたという報告もあるが)。

さて、介護問題は、長寿化がもたらした必然の現象とも捉えうるものであり、解決には、国民の議論と総意が、先ず前提となる。

働いている現役世代の給与より、父母の年金の方が多い場合があるという問題もあり、【おまかせ政治家】を糾弾するより、各人、国民保険・年金・失業保険のありかたの理想を考え、それを訴え反映させるしかない。

税制の一本化・年金の廃止という過激提案から、逆に新たな道筋も見えてくることもあろう。

豊かさ故の見栄により、男女共々、異性をうざく思ったり、また逆に、非正規の職場が増えることにより、異性に関わる自信を失いつつある時代になったのか。

世の中、緊張気味なのに、平和呆けした日本の男は、ふにゃふにゃになり、女性は敢えて独り立ち、すなわち、孤独死=無縁仏化=祖先崇拝停止を選ぶようになったのか。

いろいろ考えさせる事件であった。