靖国神社で中国人が参拝者の日の丸の旗を奪い踏みつけた事件があったらしい。産経新聞1.16の日付で報じられた。犯人の中国人は、仕事で日本に来ていたらしい。
このことを知ったのは、香港の討論区で、またまた、異常に論戦を繰り広げていた。今では、2chの方が盛り上がっているが……。
他国である日本で、その国の国旗を踏みつぶすという行為の意図が、金銭や名声を得るため「踊らされてやった」パフォーマンスであったのか、ただ単にその国への不満を「キレてしまって」やったものなのか、未だはっきりしない。
この記事を見て、若干の腹立たしさを感じるものの、したたかさな中国マネーによって、『過度に』でっちあげられた南京大虐殺映画や米国での慰安婦決議案との背景の相関を考えると、日本を悪者に仕立て上げ、日米同盟を破綻させ、再び日本を孤立化させようという悪意の目的があるのではと勘ぐりたくなる。
ともあれ、中国では、靖国神社は観光・見学の人気スポットである。さぞかし、国粋主義を主張しているのではないかという好奇心もあるのだろう。
しかし、さにあらず。
皇居・日本武道館に隣接する靖国神社は、閑静ではないが、銀杏並木と桜があり、地方にある神社とたたずまいは似ている。ただ、大きな鳥居があり、武士像が敷地の中央に飾られており、漢文が刻されていて特異な歴史を持った存在を感じさせる。
6年にわたる学生時代の通学路であったが、やや特異なものと感じられたことは否めない。