引っ越し

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靖国での暴挙

2008-01-23 21:20:28 | 日記・エッセイ・コラム

 靖国神社で中国人が参拝者の日の丸の旗を奪い踏みつけた事件があったらしい。産経新聞1.16の日付で報じられた。犯人の中国人は、仕事で日本に来ていたらしい。

 このことを知ったのは、香港の討論区で、またまた、異常に論戦を繰り広げていた。今では、2chの方が盛り上がっているが……。

 他国である日本で、その国の国旗を踏みつぶすという行為の意図が、金銭や名声を得るため「踊らされてやった」パフォーマンスであったのか、ただ単にその国への不満を「キレてしまって」やったものなのか、未だはっきりしない。

 この記事を見て、若干の腹立たしさを感じるものの、したたかさな中国マネーによって、『過度に』でっちあげられた南京大虐殺映画や米国での慰安婦決議案との背景の相関を考えると、日本を悪者に仕立て上げ、日米同盟を破綻させ、再び日本を孤立化させようという悪意の目的があるのではと勘ぐりたくなる。

 ともあれ、中国では、靖国神社は観光・見学の人気スポットである。さぞかし、国粋主義を主張しているのではないかという好奇心もあるのだろう。

 しかし、さにあらず。

 皇居・日本武道館に隣接する靖国神社は、閑静ではないが、銀杏並木と桜があり、地方にある神社とたたずまいは似ている。ただ、大きな鳥居があり、武士像が敷地の中央に飾られており、漢文が刻されていて特異な歴史を持った存在を感じさせる。

 6年にわたる学生時代の通学路であったが、やや特異なものと感じられたことは否めない。


鎖国

2008-01-16 00:45:07 | 日記・エッセイ・コラム

鎖国論者発見
http://www.youtube.com/watch?v=_F-KU_wjpVo&feature=related

このような考え方をしている人が、いるのだということで、目を開かれた感じだった。

「バブルへGO」という笑いすぎて涙が止まらない映画を先日見たが、使い捨て当たり前で、「かね」だけで国威を発揚しようとした「つけ」であったとも取れる。

「錢財如糞土、仁義値千金」という諺があるが、今こそ立ち返らなければならないのは、かつて共有していた郷土心、また、道徳心なのかもしれない。

各人の心が荒めば、社会も荒ぶ。

教育崩壊に歯止めがかからなければ、日本に将来はない。

つまり、教師を批判するモンスター・ペアレンツが、批判から協同へと変わらなければ、「心の病み」の輪廻は止まらないと思うのだが。どうだろう。


石原慎太郎さん、その他

2008-01-11 00:06:52 | 日記・エッセイ・コラム

石原慎太郎氏が、なぜ「三国人」発言などしたのか、そして、中国で強烈に憎まれているのか、なぜ、映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』製作総指揮・脚本を担当したのか、今まで私は分からずにいた。

図書館で借りた雑誌『正論』2008.1「不人気覚悟の指導者でなければ大事は成らず」という対談を読んで、やっと納得できた。

彼には、戦時中の体験によって、「国家と民族に対する無条件の一体感を」、「深い情念として刻まれているから」だったのだ。アメリカのP51戦闘機が、無差別に市民を攻撃している中、日の丸が描かれた日本軍の戦闘機の追撃によって、彼はかろうじて生き延びることができたという。

『俺は、君のためにこそ死ににいく』の中にも、似たような場面があった。

西洋のアジア・南米支配は、キリスト教を広めて、内部対立を起こさせ、国力を弱めさせ、その後に混血を実行させるというものであった。印度しかり、ブラジルしかり。

ルーズベルトは、日本は二千年ほど遅れている野蛮な国で、日本人種絶滅をさえ考えていたという。

イラク戦争での、根拠なき戦争動機なども考えてみると、しばらくは、日米安保の存続は必要だろうが、狭量なアメリカ政治家が引き起こす横暴には加担しないという決意を持つこと、つまり、追従しないというスタンスを諸外国に示すことも、国益上大切なのかもしれない。

植民地化で混乱・疲弊するアジアを半ば憂慮し、西洋と同じように半ば利権を確保しようとしたのは、日本であり、経済成長・グローバリゼーションの名のもと、再び混乱・疲弊するアジアを誘導する国はどこになるのだろうか。

私は、左翼・右翼でもなく、また、あまりに歴史・政治音痴なので、ご笑覧に供するまで。
なお、「ルーズベルトニ与フル書」は一読に値する。検索をかけて読んでほしい。


五輪

2008-01-06 07:47:58 | 日記・エッセイ・コラム

 他の新聞では、あまり報じられていなかったが、大晦日の日経新聞に、中国が国内消費を優先するために穀物の関税を5―25あげることを報じていた。物価が高騰しているにもかかわらず、賃金があがらないため、デモが相次いでいるらしいので、妥当な措置とすべきか。

 さて、オリンピックといえば平和の祭典なのだが、かつて選手を巻き込んだテロ事件があった。1972年のミュンヘンオリンピックの時、パレスチナ・ゲリラがイスラエル選手を射殺した事件である。ドイツの面目まるつぶれの事件である。

 サッカー競技が行われる内地・遼寧省でさえ、原因はともあれ、数多くの民衆が先頭に立ってオリンピックのボイコット騒ぎをおこしているらしい。

 日本の選手は、「北京五輪だ」と騒いでいるが、環境や食の問題以外に、バイオ・テロそのほかの事件の対処についても真剣に考えておかなくてはなるまい。中国当局は守ってくれないというのが、今までの常識だから。物言わぬ、平和ぼけした日本は、愛国心を煽るにもってこいの道具であり、憤懣のはけぐちだというのを忘れてもらっては困る。

 イスラム系が機に乗じて起こすテロその他が、ないことを切に願う。