このような施設には、初めてだったので、面食らった。
遺品と写真とビデオによって、平和を訴えられるのかーと思った。
しかし、以前、仕事仲間に聞いたことなのだが、その人の祖父が戦地に赴いたことによって、
住む土地を得たらしい。
つまり、特殊な事情で、この施設は設立・存続されている。
自衛隊に就職する人が多い地区にとっての象徴なのだろう。
厭戦的・客観的な立場というのは、ここの生活基盤を否定する真逆の意見であるわけなのである。
私の祖父は、鹿児島県人で、私自身、戦争で片足を失った祖父と接した経験がある。
迂闊にこの施設をけなすことは許されない。
アメリカでは、原爆投下をやむを得ない措置だと教えているが、
このような教育をしていること自体、おかしいと気づかせないといけない。