引っ越し

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中国共産党の人民教育が製造する哀しき小皇帝

2008-09-18 22:35:17 | 本と雑誌

また、正論八月号を図書館で借りて読んだ。

相変わらず、中国攻撃と日本人の脆弱論。

秋葉原事件や、電車中での強姦に物言いできない乗客についても、私は危惧感を抱いている。

無関心というより、関わったら、こっちが被害にあうという意識は、無防備の一般の人に共通しているものではなかろうか。

『電車男』で良いイメージをアジアに放ったけれども、2chでは、たとえ助けても、女から感謝されず、傷を負えば明日の仕事に差し支えが出るから損だなどという意見もあった。

さて、今回、気になったは、
河添恵子氏の「中国共産党の人民教育が製造する哀しき小皇帝」だった。

私は、国外に出たことがないので、この論評には、おったまげた。
ー子供は投資の対象
ー学校はクローン人間製造工場
ー高学歴&英語力が唯一の価値観
ースポーツマンシップはゼロ
ー暗記、暗記、そして、暗記…
ー中国語自体が発展の足枷に

という見出しだった。

実利優先という環境が当たり前ということと、漢字習得が発展のネックになっているということを、実例をあげて論じていた。

だが、漢字制限と平仮名統一によって、伝統の断絶が日本でも起きていることも、忘れないで欲しい。

昭和三十年代の本を読める人も少なくなっている。

中国は、知識人を労働者の敵として、徹底的に排除しようとした。その「つけ」が、今の現状なのだ。

政策によって振り回される人民を一概に憎悪するのは、いかがなものか。

中国人による犯罪・中国人留学生への支援金など、日本政府の対応も議論すべき時期に来ている。

植民地化路線と同等・同様な、グローバル路線を突きつけるアメリカの考えは、もはや誰も歓迎しない時代が来ようとしている。

以上、酔った勢いで、徒然に書き記した。