人生黄昏時

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古宇利島の祭&祀【3】

2019年02月20日 00時04分13秒 | 日記

  古宇利島は神の島、信仰に島として昔から

祭祀が大切に守られ年中行事として生活の中で行われている

 

島にはナナムイ(七杜)、ナナタキ(七嶽)が存在する

ハマンシヌ御嶽、ナカムイ御嶽、マイジヌ御嶽、マーハグチヌ御嶽

ソウヌ御嶽、ブトゥキヌメーヌ御嶽、トゥンガヌ御嶽で

 

これらの御嶽(拝所)は聖地として崇め

地元の人達によって守られている

 

この御嶽で、一年を通して行われる神事、祭祀は

ノロ(神女)、御嶽に属する一門から選ばれた神人によって執り行われる

 

古宇利島の祭祀職は、ノロ(1名)、ウチ神・根神(1名)

海シル神(1名)、フンシ神(1名)、シル神・クニマーイ神(9名)

ヌミトゥイ神(13名)、タムトゥ神・ミチチマーイ(1名)などで

組織されて現在も継承され守られている

 

また、ウイヌアサギ・ヒチャヌアサギと言われる神アサギがある

これらの拝所で神々を迎えて、

ウンジャミやサーザーザウェ・シヌグなどの祭祀が行われる

 

沖縄の他の地域と比べて祭祀が濃厚に残り

各種の祭祀、年中行事が行われ、

 

そして保存されており

神の島として神事・祭祀が色彩豊かに行われている

 

古宇利島は神々に囲まれ、守られた島、ムラである

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