「お父さんのような立派な人になりなさい」と云うのが、母の言葉でした。
父親を敬愛し、父親を目標にし、父親を中心とした家風の中で、子どもは、育って行きました。
アキは、父親にノーと云えないで、育って来ました。
ところが、いまの子どもたちは、父親への敬愛の念が薄いと云われています。
いまの親子は、友達関係になってるのかも?悪いと云いませんが、
アキは、両親の事を尊敬して貰いたいと思っています。
お父さん・お母さんだって、激しい社会に出て、一生懸命働かれて大事な家庭を
支えているのです。
子どもたちは、両親の働く姿を子どもは中々、感じる事が出来ません。
それを、親は子供たちに理解させねばなりません。
たとえば、子どもが、数学のテストで満点取ったら、「あなたは、お父さんに似て
数学得意なのね」と云ったり、お父さんの存在を意識させ良いイメージを抱かせる事です。
ぞうきん縫いが、旨く出来た時は、あなたは、お母さんに似て得意なんだねとか褒めてやる。
裁縫には、「しつけ糸」と云う糸があります。
しつけ糸で、きちんとしつけしておけば、後で、糸を取っても、きちんと折り目がついてます。
しつけは大事だと思います。その中で親との関係もシッカリと伝えてゆくべきだと思います。
私の子供の頃はお父さんが一番。おかずも一品違いました。
事の善し悪しをシッカリと躾けられました。(各家庭で少しは違うかも…)
今は…躾の出来ていない…自由・わがまま・放任…グチャグチャになっています。
子どもたちも塾通いで忙しく、ひとりの為の
シックスポケットの現象・親の共働きなどで
子どもと、接する時間が少なく、躾にも影響が出て来てるのでは?と思います。
その責任の一端はくちこに。
くちこのことは、尊敬できなくても、途中から女手一つっで育てたので感謝はしているみたいです。
親の愛情を受けることができなかった人、結構多いみたいです。
その傷はとても深いですね。
アキさん、お幸せだと思います。
オヤジの何かが分からず育ちました。
私の息子は私と同類の手仕事を職業に選びました。
我が家は、これから、少しづつ
積み重ねていきます。
アキも、親父と同じ会社に入社しました。