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鉄道博物館ライブラリーの学芸員に依頼「品川埋立擴張工事・停車場擴張工事」の工事記録調査

2021年04月23日 | 鉄道の歴史と高輪築堤問題

国立国会図書館「鉄道省年報 大正10年度 第三章 改良工事」に『前年度ヨリ鐵道施行二係ル東海道線新橋驛保土ヶ谷間改良工事ノ内(略)品川埋立擴張工事ハ停車場擴張残工事ヲ了へ其ノ全部ヲ完成セリ、』と、鉄道省年報大正10年に『品川埋立擴張工事ハ其ノ全部ヲ完成セリ』高輪築堤を壊した記録はなかった「土木と建築の融合再開発ビル」に設計変更を!とBlog記事にしました。

明治5年の鉄道開通に向けて構築した「高輪築堤」上部三分の二を取り壊し、山側の運河を埋め立てて6線にして運行したことが下記の資料から見えます。本日電話で「品川埋立擴張工事ハ停車場擴張残工事」の工事記録を調査して欲しいと鉄道博物館ライブラリーの学芸員に依頼しました。

JR東日本は「品川開発第1街区~6街区」までの大プロジェクトを企画する段階で、高輪築堤の工事記録から敷地内に「品川第七台場、江戸城小石川門、筋違橋門、浅草門の石」が存在していたことをボーリング調査によって熟知していただろうというのが、管理人の一番の関心事であり疑問点であります。

品川歴史館発刊「品川鉄道事始」より< 高輪築堤工事の土砂は八ッ山や御殿山の土取場から運搬し、石垣は未完成の品川第七台場や取り壊し予定の江戸城小石川門、筋違橋門、浅草門の石で築造しました。 

品川区立品川歴史館発刊「品川鉄道事始」文中の「日本鉄道線路平面図及縦断面図 明治27・28(1894・95)年頃 鉄道博物館所蔵」品川駅部分拡大図

東京南鉄道管理局発刊「汐留・品川櫻木町驛百年史」文中のグラビア写真

(了)

 

 

 

 

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