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金沢市長殿 除雪対策に関する陳情

2011年01月06日 | 金沢日誌

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  本日(1月6日)金沢市長に「 除雪対策に関する陳情書」を郵送した。

                                                                                                                                                   

新年明けましてお目出度うございます。
私は昨年11月22日(いい夫婦の日)に妻と亡父の生れ故郷金沢に移住し、心新たに73歳の新春を迎えました。
毎日、市内を散策しながら文字通りの「歴史、文化、芸術そして食」の金沢を満喫しております。4月からは夫婦で高砂大学(高齢者学級)に入学する予定もあり楽しみにしております。
三ヶ日には湯涌温泉に宿泊しましたが、薬師寺では鹿に遭遇し、旅館の窓からは雉を見ることが出来ました。
市内散策の中で犀川、浅野川の散策路や茶屋街が「電柱の地中化」が行われいることには気がついておりましたが、湯涌温泉街までもが「電柱の地中化」が実施されていたことに感動を覚えました。

そこまで「国際観光都市・金沢」と歩行者に優しい「金沢の街づくり」に対する長年の行政努力には心から敬意を表するものです。

ところが昨年末からの降雪時に町を歩いている中で「除雪対策」が不備であることがありましたので至急改善して頂くように陳情いたします。

金沢市のサイトから、「金沢市歩けるまちづくり基本方針」並びに「金沢市冬期バリアフリー計画」を拝読いたしましたが、金沢の「表玄関」であり「顔」でもある金沢駅の周辺に幾つかの問題点があることは「画竜点睛を欠くこと」になってしまい残念に思います。

3日にNTT西日本出羽町ビルから大乗寺坂の急坂(急階段)を下りましたが、積雪がありませんでした。坂下の住民に聞きましたところ、県立工業高校運動部の生徒が雪かきをしたそうです。住民は毎年難儀をしていたので大変喜んでおりました。これこそが役割分担による除雪の先進事例だと思います。

『平成14年に国土交通省北陸地方整備局石川県民に行った「日常ご利用の道路に関するアンケート 石川県版」によると、歩行者の項目別満足度では、「冬期の歩行」に関する不満が最も高くなっており、次いで不満が高かったのが「高齢者や障害者の方々にとっての歩きやすい道路」となっている。「冬期の歩行」の不満要因としては、「除雪や除雪した雪の処理が不十分が最も高くなっており、降雪時における雪の処理への対応が求められている。このことから、歩行者の視点からも冬期の対策やバリアフリー対策が強く望まれていることがわかる。』
『・横断歩道の接続部では、シャーベット状の雪や融雪水がたまりやすく、非常に不愉快な思いをしながら歩行することになる。・また、車道巻き込み部や横断歩道の車道中央部での堆雪等も問題である。・こうした箇所で、歩行ネットワークの連続性が確保されていない。』
『ポイント整備 ネットワークの不連続箇所及び、横断歩道部やバス停等、堆雪しやすい箇所を位置づける。・整備済みの区間でも、堆雪しやすい箇所等については、ネットワークとしての整備効果を高めるためにも、連続性確保のためのポイント整備を行う。○歩道関連:横断歩道部、横断歩道接続部、巻き込み部、側溝排水処理等 ○施設関連:地下道出入口部、橋梁など○交通関連:バス停、タクシー乗り場など○そ の 他:安全上必要と思われる箇所』
『 ☆ 連絡先  石川県に直接電話したいかたは、  「石川県道の相談室」   電話  076-225-1730へ!    (石川県土木部道路整備課内)  もしくは、   
「道の相談室」   フリーダイヤル  0120-106-497 で受付けます。
(北陸地方整備局内)   FAX  025-265-6148
[電話受付 9:30 ~ 17:00(土、日、祝祭日を除く)] 』

上記の傍線部分が私の問題意識の所であります。

12月27日のことでした。金沢駅東口都ホテル脇から中島大橋への幹線道路の歩道を小学生、老婆を含むヨーロッパ系の外国人家族7人が「キャッスル・イン・金沢」に宿泊するために大きなスーツケースを曳きながら歩いていました。積雪の上はそれなりに歩けましたが、歩道と車道の巻き込み部分に溜まった水を、避けるに避けられずに靴を濡らして難儀をしていました。

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翌日、金沢東口駅前周辺を歩いて見たところ「ルキーナ金沢」から「リファーレ」前への横断歩道を見て驚愕しました。除雪車が車道の雪を横断歩道に高く積み上げていたのです。

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また、金沢東警察署武蔵ヶ辻交番の前の車道分離帯を除雪をしていないので、車道部分の除雪した横断歩道を通行してきた歩行者は積雪の上を歩かざるを得ない状態でした。12月31日に武蔵ヶ辻交番の巡査(山本巡査長)に道路管理者である市役所や県土木事務所は閉庁なので、交通管理者として直ちに除雪して欲しいと要請しましたが、上司に報告するということだけでの対応でした。

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以上のことから次のような問題点が明らかになりましたので、予算計上が必要な事項以外は、直ちに改善して頂くよう強く陳情いたします。

①横断歩道接続部、巻き込み部に雨水枡(グレージング)が未設置の場所がある。
②雨水枡(グレージング)の設置位置が良くない。
③雨水枡(グレージング)に落ち葉や砂、泥が詰まっていて排水機能が働かない。

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④「ルキーナ金沢」前の歩道と「みやび・る金沢」前の歩道はアーケードがあるので消雪となっているが、開発予定地前の歩道はアスファルト舗装だけなので積雪のままである。
⑤除雪を担当する作業員は、自動車中心の除雪ではなく、歩行者への配慮した除雪作業をする。
⑥土、日、祝祭日の閉庁日と9:30 ~17:00以外の閉庁時間の電話受付と市、県、国並びに石川県警察本部との連携態勢の確立が必要と思われる。
                                                                            以上
【付記】写真と地図を添付いたします。
下記は私のブログに投稿した2008年2月4日の記事です。ご参照ください。
『 昨日、「雪の江戸城」を撮影した後、地下鉄都営新宿線曙橋駅から管理人の自宅(新宿区市谷薬王寺町)に帰る途中、警視庁第五機動隊(新宿区市谷本村町)の箱番(警備ボックス)警察官に曙橋駅への急坂は降雪の時は危険なので雪かきをして下さいとお願いしました。「明け方に融雪剤(塩化カルシウム)を歩道面に撒きます」と当直幹部から電話があり、約束をしてくれました。
新宿区役所は通学路、通園路を優先的に除雪対策をおこないます。しかし殆どの道路は沿道住民と商店・企業が除雪作業をしなければなりません。雪国と違って都会の除雪対策はお粗末なものです。商店も自分の店の前だけ、雑居ビルは誰もやらない。マンション管理人もマンション住民も雪かきはしません。図らずも除雪対策に「住民自治」が顕在化します。
曙橋駅への急坂は除雪剤を機動隊が撒いてくれた場所だけ雪が無く安心して歩けました。(画像で白いところが除雪剤)
警視庁第五機動隊 隊長殿
所轄の牛込警察署も管内を忙しく対処していますので、これからも曙橋駅急坂の除雪を担当して下さるようお願い申しあげます。』

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