関ヶ原の合戦後又八とタケゾウは生きて帰った。
しかし又八は逃げて・・・
タケゾウは宮本村で自分は強いんだということを主張して
暴れまわった。それで沢庵和尚に大木に三日三晩つるされた。
(ここの場面は有名な所だ)
しかし夜の場面が安易だったな~

いかにも作りましたよ~の星空が・・・
又八のユースケ・サンタマリアはないな~

(ミスキャストだな

)
お通(真木よう子)がたけぞうを助けて逃げる。
まあここはいいとして、崖っぷちから二人が飛び降りる所。
あれ?茨城の撮影で使ういつもの場所だ。
今回も茨城での撮影だとわかったではないか・・・
東映系だっけ?じゃあ京都の撮影?
でもいつもの飛び降りる場所だよ?
お通を助けてくれと沢庵和尚に頼み、囚われの身になるたけぞう。
姫路城天守閣の牢屋に入れられた。
めちゃくちゃ広い牢屋敷
城主役に笹野高史(あらここにもお出になってたのね

)
牢屋の中で本を読んだり、絵を描いたり。
左手を使う練習をしていた。
もちろん逆立ちしたり、柱を相手に鉄砲したり(ぶつかり稽古)
今でいう自主トレ?(それも4年間牢屋で過ごしたってけっこう大変)
沢庵和尚からたけぞうを解放する許しが出た。
城主から名刀を渡され、流浪しながら修行をする旅を申し出る。
このとき宮本武蔵と名前が決まる。
行く先々で道場破り。
京の吉岡道場破りの武蔵。
けれど殺陣が現代風で・・・

アクロバットやる武蔵なんて聞いたことない。
本来は吉岡清十郎と対決したかったが、清十郎は遊郭でお遊び中
吉岡清十郎役に松田翔太だが線が細いな~。着流しだったから余計に・・・
宝蔵院の日観(槍の名手(西田敏行)に「柳生へ行け」と言われ
柳生石周斎に会うべく向かう。
(このとき武蔵はだいぶ剣も上達したんだけどね)
舟の上の佐々木小次郎(沢村一樹)
吉岡清十郎の弟出現でこじろうびくともしない。
「つばめを切って修行した」と小次郎は言うと
清十郎弟は「海鳥をきりおとしてみよ」と難題をつきつけるが、
小次郎は見事な殺陣さばきで弟の目の前で蠅を真っ二つ

(この場面の有名な話)
清十郎弟のあわてふためいたこと・・・
柳生道場に着いた武蔵。
しかし石周斎はそこにいなかった。
一門を相手に戦った。その時に二刀流開眼

(よくぞがんばって二刀流を覚えたね

)
はさんで隣の家には石周斎とお通がいた。
武蔵は石周斎に会う。自分は何がいけないのかを訪ねる。
「音を聞け!」と豪語される武蔵。
修行のためお通とはそこで別れた。
又八は佐々木小次郎に化けて飲み歩いていた。
そこへ本物の小次郎が現れて・・・(殺されはしなかった、ほっ)
お通はおばばさま(賠償美津子)と呼ばれるが又八の母親でお通を目の敵にしている。
というのも又八を裏切った者として殺そうとしていた。
「音を聞け!」とブツブツ言いながら吉岡清十郎の所に出向くとき、
佐々木小次郎とニアミス。
しかし武蔵が自分のことを「オレ」というのはどうかな~。
新春時代劇で武蔵、北大路欣也さん、佐々木小次郎を村上弘明さんの
印象がず~っと良くてそれとどうしても比較してしまう。
やはり時代劇の恰幅を木村拓哉に求めてもしょうがないのか?
殺陣師さんが今風に殺陣をアレンジしすぎてしまって重厚さが少し足りない。
後半の巌流島の対決の時は重厚さが出ていればいいのだが・・・

(新春時代劇時はワンカットで巌流島の対決をじっくり撮っていた。
そこまで時間が足りないかもしれないが、一番いいところなので、
継ぎ足しなしの場面が見たいところ

)