先月そこそこ有名な俳優さんが出るので見てみたいと思って思いきって、
チケットを買って観に行ってきた。
(電車での話は先に書いたので省く😀)
なかなか面白い幕末の話しだった。原作は有吉佐和子さんのものだが・・・
幕末、開講前の横浜、遊郭『岩亀楼』の花魁・亀遊(美村里江)は店お抱え
の通訳藤吉(藪宏太Hey! Say! JUMP)と恋仲でしたが、アメリカから来た
商人のイウルス(前川 泰之)に見初められ身請けが決まってしまう
(600両だっけ?翌日にお金は渡すとかいってた😲)
『岩亀楼』の当主(風間杜夫)とイリウスが勝手にことを進めるから、
そんなことに。イリウスの通訳に藤吉が入って英語と日本語が交錯していた。
その後藤吉との恋が成就しないことを嘆いた亀遊は、自ら命を絶ったのです。
(ここまでに主役のお園(大竹しのぶ)は出ていた)
吉原から亀遊とお園は知り合いで、亀遊が死んだことを深く悲しんでいた。
亡くなって45日を過ぎたそんな頃、瓦版にを目にして遊郭の人々は驚きでした。そこには『異人に身体を許すならば自ら命をたつことを選んだ“攘夷女郎”
』として、亀遊の死の真相がねじ曲げられていたのだ。
瓦版は大変な評判を呼び、『岩亀楼』には連日攘夷派の武士達が訪れる
こととなり、お園は真実を知りながらも、段々話しをもって作り上げ亀遊の
最後を歌って語るようになっていく。攘夷論が吹き荒れる世で、亀遊の死を
巡りその渦中に巻き込まれるお園。重ねられる嘘の先に待つ物とは?・・・
これが大体のストリーなのだが。
お園が攘夷派の武士に語った話がなんと木原氏の妻が関係した話に
ソックリで・・・(お園が盛りに盛った話しなんだけど・・・😀)
亀遊は自分のノドにカミソリを刺して本人が抜いたら血が辺りに噴き出して、
血は天井まで達したと話していた。畳?床は買い換えたが、天井はそのままにしたとか言っていた。攘夷派の武士は「それはお上に申し上げるべきことだ!」と怒っていた。話しは大嘘だが、お園の話が嘘には聞こえないほど
話しが上手いのだ。
最後の最後に攘夷派の幹部(上司)が財布を渡して「経緯は誰にも言うな!」
と言い残して立ち去っていったから・・・
イヤイヤ、原作をどれくらい演出したのか気になって・・・
木原事件を彷彿とされているんじゃないかと想像してしまったほどだ。
あまりにも大竹しのぶさんの演技が見事だったので見惚れてしまった。
彼女が歌が上手いのは知っているが、今回三味線を弾きながら歌っていた。
小唄とかいうものか?一節二節弾いていたので、本格的にならったのかな~。
(本格的に弾いている方もいらしたが・・・)
何回か大竹しのぶさんの舞台拝見しましたが、今回の役は凄いい役です。
出だしの台詞の多さに驚きましたから。
(藪君を観に行ったのに最初の方だけでした😀でも恋する男性役は
にあっていました。それも通訳なんて・・・もちろん英語もしゃべって
ましたよ)
台詞2階や3階の人聞こえたかしら。それが気になりました。
(ピンマイクついてないから、聞こえなかった人もいるんじゃないかと)
来週の26日までです。見応えあります。是非新橋演舞場で見てください。
チケットあるかどうか知りませんけどね。それはご勘弁を😓
広告チラシはチケットに入っていたものなので、折りが入ってしまった😂
演舞場の入り口にあったものを撮っておけばよかったかな~。
(食事してなかったので早く帰宅したかったし、多勢の人が撮っていたので
スルーしてしまった😂)