きっかけ

僕は学生の頃から社会科が好きでとくに地理が得意だった。

高校の頃などまったく勉強しなかったにも拘らず

社会だけは成績が良かったのを覚えている。

きっかけは“親”にあった。

 

小学生のころ家にテレビが一台しかなく誰かに占拠されると

観たくない番組でも観るしかなかった。

当時両親は“大河ドラマ”をよく観てて、僕は最初は嫌々観てたのだが

途中からすっかりハマッてしまった。

それに気付いたのか織田信長や豊臣秀吉など伝記本を

買い与えてくれた。

僕は夢中になってどんどん読み漁った。

ここに僕の読書好きな原点がある。

極端かもしれないがうちの親は勉強しなくても本を読んでいれば

あまり怒ることはなかった。

地球儀を買ってもらったときも、ただ眺めてる僕に対し

「せっかくなんだから国の首都でも覚えてみろ」と言われた。

ピーク時１００カ国以上の首都は覚えてたと思う。

 

このように小さい頃に興味を持つものって親が関与してることが

多いように思う。

もし当時両親が大河ドラマを観てなかったら

その後僕は地理や歴史が好きになってただろうか…

子供が興味を持ったものにきっかけを与えてあげるのって

大事なことかな、と思ったりしてます。