18~26歳くらいまでかなり銭湯にはまってた覚えがある。
当時はまだスーパー銭湯があまりなく、家の近所にも夫婦でやってるような小さな銭湯がけっこうあった。
銭湯好きな友達がたくさんいたので週1くらいのペースで行ってました。
その中でも一番気に入ってた 第三○の湯 。
そこは老夫婦二人で経営してて、5年くらい毎週のように通ってたのでかなり仲が良かった。
閉店後に掃除を手伝ったこともあるくらいだ。
僕が25、6歳になったころ近くにスーパー銭湯が出来始めた。
物珍しさと当時の流行りで僕もスーパー銭湯のほうに流れてしまった。
暫くぶりに第三○の湯に顔を出すと、かなりお客さんが減っていて経営は苦しそうだった。
「最近ボイラーの調子が悪い。今度故障したら閉めるつもりだ」と聞いた。
なんだか淋しかった。
それから2年の日々が過ぎ、第三○の湯は店をたたんだ。
時代の波とはいえスーパー銭湯の台頭によって昔ながらの銭湯は生き残れなくなっていく。
イオンやアピタによって消えていく商店街のように・・・
銭湯好きなお客さんと話をしてて、ふと思い出した本当の話です。
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